ピアノサークル クラヴィアフェライン

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12月定例会報告

2011-12-19 00:35:15 | 活動報告

9月に見学させて頂き翌月から会員となったプリごろ太です。

12月11日(日曜日)、品川区の不動前駅近くのクライネ・ウイーンにて第25回定例会が行われました。

会場はマンションの1階の1室を完全防音のサロンに改造したもので、私たちの会の規模では適正な広さでしたが、防音構造物のせいか天井が低く、また入っているピアノがスタインウェイB211とセミ・コンサイズであるため、音響的にはかなりバランスがよくない状態でした。しかしピアノ自体はさすがにスタインの銘器だけあって、蓋を閉じた状態でも低音はたっぷり鳴り、中音域はベルカント、高音域はキラキラとすばらしい音でした。調律と鍵盤、ペダルの調整も申し分なく、個人的には最近では最も堪能できました。残念なのは、イスが長時間の音楽鑑賞には硬過ぎて、お尻と背中が疲れました。

14名参加と定例会としては出席率がよく、また参加した方々が大曲を弾かれることが多く、一順したあと15分休憩をはさみ18時終了間際まで熱演が続きました。身体の隅々まで音楽が染み込んで1週間がたった今でも身体のあちこちが共振しているような錯覚に捕らわれます。やはり生演奏、しかも奏者のすぐ傍で聴くことができる喜びは、演奏の出来不出来を超えて、奏者と聴者が一体になれる音楽空間と時間を創出できるということにおいて、稀有のものだと感じました。こういった体験をするとCDで聴く音楽が、貧弱で共感に乏しくつまらないものに思えて、早く次の定例会にならないものかと指折り数えるようになります。

演奏された曲たちはやはりショパンが一番多かったです。

ショパン 「ノクターン9番H-Dur、11番g-moll」 比較的演奏頻度が低い曲ですがショパンのノクターンにはどの曲にもそれぞれ輝かしい瞬間や、うっとりさせられる歌があり楽しめました。

ショパン「ワルツ7番cis-moll、8番As-Dur、10番h-moll」このあたりのワルツはまるでマズルカのように少し重苦しいです。パリのアンニュイか?

ショパン「幻想即興曲cis-moll」 このようにしっとり弾く行き方もあるのだなと感心しました。

ショパン「バラード3番As-Dur」 まさに物語を噤むような曲。4曲の中では曲想が実は一番変化に富んでいるのではないかと改めて思いました。

ショパン「舟歌Fis-Dur」 ショパンの傑作中の傑作の中のひとつ。この曲の真髄に迫るにはやはりかなりの修業が必要なようです。この曲は二人の奏者によって都合4回演奏されました!約40分です・・・お聴きになられた方々お疲れさまでした・・・

ベートーヴェン「ピアノソナタ14番月光cis-mollから第1楽章」 前の晩の美しい月を思い出しました。

シューマン「ピアノソナタ2番g-mollから第1楽章」 シューマンの曲の中でも情熱的かつ性急な面が強く出た作品。若い時でないと弾けない曲。

シューマン「幻想小曲集より第5曲『夜に』」 この曲集の中では最も情熱的かつ劇的な傑作で私はかなり好きです。

ブラームス「主題と変奏d-moll」 この曲は同じ作曲家の「弦楽6重奏曲第1番第2楽章」を作曲者自身がピアノ独奏用に編曲し、クラーラの誕生日のプレゼントにしたそうです。映画「恋人たち」でも使われた情熱的かつロマンチックな曲でした。ピアノ独奏版は初めて聴きましたが感動的な名演でした。

ブラームス「ハンガリア舞曲第1番ピアノ連弾版」 連弾曲の定番ですが何度聴いてもいい曲です。

チャイコフスキー「ドゥムカc-moll」 実演で聴いたのは初めてでした。「哀歌」と訳されることも多いようですが、重苦しく悲しい歌からはじまって、華麗な技巧をちりばめた中間部と変化があって、チャイコのピアノ曲の中でも指折りの傑作だと思いました。

シューマン=リスト「トランスクリプション『献呈』」 歌が聴こえてきそうです。Du meine Seele, du mein Herz!

リスト「超絶技巧練習曲第10番f-moll」 初めから題名がなく盛り沢山な技巧の数々を駆使し、不安を掻き立てられるような曲調。

フィビヒ「気分、印象、想い出 Op.41-44」低音の和音連打のうえにヒロイックな旋律が続き、大きな盛り上がりを見せるドラマチックな曲。

ヤナーチェック「ピアノソナタes-mollから第1楽章」 初めて聞く曲でした。新鮮な音楽に感じられました。途中出てくる4オクターブ?のユニゾンが印象的でした。この音程だとピアノはまるでマリンバのような響きになります。それ以外にもハッとさせられる瞬間がたくさんあり感動しました。

ファリャ「バレエ恋は魔術師より『火祭りの踊り』」 いい曲です。これも実演は多分初めて聞きました。

ラヴェル「夜のギャスパールより第3曲『スカルボ』」 古今のピアノ曲の中で最も演奏至難な曲のひとつ。曲名に捕らわれることなく聴くと様々な情景が幻想的によぎってゆき、その瞬間瞬間が様々な感興を呼び覚ます、聴く側にとっても緊張を強いられる。演奏した方はすばらしい音楽を聞かせることに献身されているようで、多分聴いている私たちにとってのほうが素晴らしい時間だったように思いました。名演ありがとうございました!

シベリウス「樹木の組曲より第5曲『もみの木』」 シベリウスの数多いピアノ曲の中で最近最も有名になった。その由来は知らないのですが、知っている方がいたら書き込んで下さい。いい曲です。

バッハ=ラフマニノフ「無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番よりガボットのピアノ独奏編曲版」 ラフマニノフらしく音の数は多いが、原曲の残響や共鳴音を巧みにピアノで表現した曲。いい編曲です。

ジングルベルほかクリスマスの曲3曲 楽しめました。

と数々の曲たちが演奏されました。今年最後の定例会とないましたが、実りの多い会となり出席者はみな供に音楽した喜びに溢れているようでした・・・

2次会は、残念ながら私は出席できなかったのですが、いつもの2次会と違い女性陣の主席率が異様に?高く男性は黒3点、黒子?いやハーレム状態だったのかな?だったようで盛り上がったようです。今回は3次会もあったようでジャズのライヴを堪能したとのことです。皆さん翌日は出勤しました?

次回はパーティー形式で新年会を兼ね、なおかつピアノが、かの銘器ヴェーゼンドルファーだといういことで今から楽しみですね!


第24回定例会 活動報告

2011-12-12 19:04:20 | 活動報告

8月に見学してからメンバーに入れていただきましたゆうこです。

すでに12月の定例会が開催されて、あわててブログアップしようとしています。12月の印象が重なって、思い出すのが難儀・・・です。

 

11月26日(土)14:00 - 18:00 MY SPACE ASPIA Bスタジオ にて、第24回定例会が開催されました。参加は会員の10名と見学の2名の方々でした。

演奏された曲目は:

ラベル「道化師の朝」

ラベル「スカルボ」

シューマン ピアノソナタ

ショパン ノクターンが数曲

ラフマニノフ編曲のバッハの曲

ドビュッシー「バラード」

などでした。まだ何曲かあったと思いますので、教えてください。後で付け加えさせていただきます。よろしくお願いします。

邦人の作曲家さんの曲も数曲披露されました。

 

2台のピアノがあるスタジオですが、今回は2台の連弾はありませんでしたが、休憩時間に1台のピアノでモーツァルトの交響曲など連弾で弾かれていました。初見であれだけ弾けるってすごいなあと感心しました。

 

見学のフミャさん、見学後に入会していただきました。

定例会でも、なんと私と同じ曲を丁寧なすばらしい仕上がりで披露してくださいました。

私もきちんと完成させることを念頭に、もっとアグレッシブに練習しなければ、と反省し、同時にこれからの励みにもなりました。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

2次会はしゃぶしゃぶの「くろ黒亭」。参加はルウさん紅一点の合計4人でした。

以上、11月定例会の報告でした。