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乾燥機

昨年家を買って引っ越した。アメリカでは住宅は新築より中古が一般的だ。そして、家の売買のときに大型家電もそのまま含めて引き渡されることも多い。私の場合もそうで、前の所有者が使っていた洗濯機、乾燥機をそのまま置いていってもらったので、ひとまずはそれらを使うことになった。ところが、乾燥機の効率が非常に悪い。洗濯機の3分の1ぐらいの量で洗ったものを、全部乾かすのに3時間かかる。その乾燥機は最大運転時間が1時間なので、タイマーを1時間にセットして、1時間後にまたつまみを1時間までまわす、さらにもう1時間後に同じことを繰り返す、そして、その1時間後にようやく乾くのだ。フィルタはきちんと掃除して使っているのに。そこで、乾燥機の背面から外へつながる排気管を交換することにした。排気管をはずしてみると、確かにその中には湿った埃がたんまりあったのだが、実は真の問題はそれよりも、その排気管が家の壁に開けた穴を通して外へ出るところに、金属のメッシュがある(動物などが入り込まないようにするため)のだが、そのメッシュがほぼ完全に詰まっていることだったのだ。



長年の埃と湿気が固まったものが完全に出口を塞いでいた。その排気口は家の中からはアクセスが悪くてよく見えない位置にあった。また、そのメッシュは固定されていて取り外せない。仕方がないので、家の外側からドライバーでがりがりこすって、固まっていた埃を中へと落とし込んで(家の内側からたまって固まった埃なので、外から引っぱり出すことはできない)、家の中に戻り、掃除機のノズルを排気管の出口へと奥深く差し込んで吸う、というのを数回やってようやく全部取れた。取れた埃を見たら、厚みが5mm、大きさは排気口の形そのまま(10cmぐらいの円)のちょっとねばねばする湿った埃のシートだった。これが出口にあったのでは、排気できないのも納得。

その結果、乾燥機の効率は見違えるほど改善し、洗濯機いっぱいの量の洗濯物が1時間で完全に乾くようになった。一時はガスの乾燥機への買い替え(今のは電気)と、そのためにガス管を引くことを考えたぐらいだったので、それが回避できてよかった。

それにしても不思議なのは、前の所有者はどうやって洗濯していたのかということ。詰まっていた埃を見るに、もう随分前から詰まった状態だったのではないかと思うのだが、それで子供2人を含む家族4人の洗濯をしていたのかと思うと、なぜこうなるまで問題を解決せず放置できたのか不思議だ。解決した今となっては、以前の状態は、乾燥機が「全く機能していない」と言っても言い過ぎではないぐらいのひどい状態だった。

あと、もし乾燥機を買い替えると業者が設置しにきてくれるわけだが、その際に排気管の掃除もしてくれるらしい。が、今回のうちのような、排気口が激しく詰まっていたり(しかも内側からは見えない)した場合にでも本当にそこまでちゃんと掃除してもらえただろうかと思う。実は、自分で排気管を交換するのも結構ハードルが高くて、忙しいしもうお金で解決してしまおうか(つまり、乾燥機を買い替えて業者に設置にきてもらうということ)とも思ったりしていたが、お金を出してもすんなりとは解決できなかったのではないかとちょっと思った。あと、状態を自分で把握しておくのもいいことだと思う。

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