Juxtaposed with U!

ついに新社会人2年生、水中モーターのblogです☆お立ち寄りの際はコメントでもいかが?

蟹工船・党生活者

2008-09-04 00:37:41 | Weblog
ちょっと前に流行っていた小林多喜二の『蟹工船・党生活者』を読んでみた。
感想は・・・・

読みづらかった。

そんな感想かよ!0点て感じだけど・・・。
1929年・32年の作品ってことで今とはだいぶ文体が違うでしょ?なので読みづらくて読みづらくて・・・海外の小説とかもそうなんだけど、文体がいつもと違うと読みづらくって、いまいち集中して読めないんだよね。
なので、なんとなく流れはわかったけど、話をちゃんと理解出来たかというと「?」かな。
ただ、『蟹工船』の労働は本当に過酷だったんだろうし、『党労働者』の倉田工業の臨時工とかって短期間で低賃金で雇っていらなきゃバンバン首切っちゃうみたいなところは、今とちょっと似ているとこもあるような気がする・・・。
日本だって、一昔前は中国も北朝鮮もびっくりの(今考えると)非人道的なことを平気でじゃんじゃんやってたっつーわけで。著者の小林多喜二だって警察に拷問にかけられて殺されちゃったんだし。

しかし、この本が流行って日本共産党の党員が1万人近く増えたなんて話もあるけど。本当かよ?wwww
なんだかんだ自分も労働者なわけだから、労働者の政党を自認する共産党には頑張って欲しいって気持ちもある。いっつも確かな野党とかいって(これ社民党のキャッチだっけ?)与党とかの批判ばっかりして何がしたいのか見えにくい印象もあるけど。