おひとりさまな日々

娘と二人暮しのシングルマザーです。
読書&映画の感想、おでかけ、ボランティアなど、日々のいろいろ♪

倉敷殺人案内 和久峻三(作)

2006年01月20日 | 
珍しく推理小説を読みました。
学生の頃は赤川次郎とか江戸川乱歩とかよく読みましたが最近はファンタジーが多い。
これは友人が譲ってくれたので読んでみました。

赤かぶ検事シリーズ 「倉敷殺人案内」
内容は、有名な画家・遠山三彩の絵が贋作と鑑定され、倉敷の画廊に赤かぶ検事が内偵に入る。そこで思いがけない事件に出くわすという殺人ミステリーです。
私は謎解きとか得意ではないので、最後の方まで犯人もトリックも解りませんでした。
まぁ、ほとんどの人がオチが解ったと言うジョニー・デップの映画「シークレットウインドウ」でさえ最後まで気づかなかった私なので当然ですが…
でも、笑えるのはこれでもかっってくらい観光地がテーマになってること。
死体が発見されたのが倉敷川畔の柳の下ってありえないチボリ公園の前に死体があるってくらい不自然じゃないですか思いっきり観光地
「備中高梁というと倉敷から列車で一時間足らずの城下町…小京都と言われ…」ってすごい説明だし。
確かにそうだけど城下町小京都ただの田舎なんだよう。
しかも容疑者の若い画家が写生してたのが鷲羽山から見える瀬戸大橋…
絶対そんな殺人事件起こらないと思う。
でも確かに倉敷殺人案内かも~。普段よく知ってる場所だけにおもしろいです。