今回は登山でなく、男性3人による2泊3日の旅行。
単独なら計画は立てるが、直前まで行くか行かないか、順延するか勝手に決められるが、予約を入れたり
各人のスケジュールもあるので、そう簡単にはいかない。グループで登山されるときのりーだーは大変なのがよくわかる。
台風16号接近で、天気予報とにらめっこで決行。
09月24日(水)
11時55分 扇沢到着
トロリーバスで黒部湖へ
ケーブルカーで黒部平へ
ロープウェイで大観峰へ
トロリーバスで室堂へ
徒歩で雷鳥荘まで 15時30分頃到着
扇沢に到着時は、雲はあるが日は照っていて、宿まで持つか期待。明日は雨覚悟。台風の影響楽観。
飛び石連休の直後のすいている日程を設定していたが、ツアーを除いて確かに人は少ない。(雨想定した人多いのかも)
黒部湖・黒部平・大観峰それぞれ展望台があるが、黒四ダムの展望台は時間と同伴者の体力を考えスルー。
まあ、ダムと周辺の山々の素晴らしい景観は十分に楽しめた。
黒部平、大観峰はスルーするにはもったいないところ。紅葉も色付きはじめすばらしい景観が広がる。絶対逃さないこと。
雲行きが怪しくなってきて、室堂に到着したときには雨が降っていた。
展望なし。覚悟はしていたが残念。宿までは整備された遊歩道で、石をコンクリートで固めた道が続く。
風が無いのが幸いだが、小屋前の急な下りの階段がきつい。
宿について、広い乾燥室に濡れた装備を吊るし部屋で休憩。
女性2人の登山者は午前中剣岳へ登り、剣沢へ降りてきたところで雨が降ってきたそうで運のいいこと。
風、雨の時は、熟練者以外無理せず登頂断念すること。
私の場合4回来て1回しか登っていない。(通貨コースのついでに登る意図もあるけど)
台湾からのツアー客と思われる人多数。
喫煙室で、宿の人に尋ねると、韓国・台湾の人が多いそう。東南アジアの人はいないよう。
雷鳥荘は一般の風呂と温泉の二箇所があるので、ぜひ温泉に入っていただきたい。
(混浴はなし)
夜喫煙室から見ると、風洞が激しく揺れている。暴風雨がやんでくれれはいいのだが。
09月25日(木)
06時40分 出発
07時50分 室堂ターミナル到着
バスで美女平
ロープウェイで立山駅
富山電鉄で宇奈月
トロリーで欅平
14時12分 欅平駅着
暴風雨の中、室堂ターミナルへ向かう。強風に吹き飛ばされそうになりながら、かぜが弱まる間に
急な石段を登る。
みくりが池周辺で雷鳥に遭遇。下りの石段では、先導までしてくれた。
結局6羽も出会う。やはり荒天の鳥さん。
ずっと雨、称名滝の素晴らしさ、色ついた平原は垣間見える。
欅平までのトロッコ列車は、ガラス張りの特別列車に乗ったのでこちらはよかったが、ツアー客は無蓋の列車で大変。
釣鐘駅でツアー客ほとんど降りる。ここから折り返すのか、泊まるのか???
欅平駅で下車し、祖母谷温泉に向かうが、通行止めの鎖あり。乗越えてヘルメット装着。
雨の中トンネルを何箇所か通過し、最後の長いトンネルを抜けると、小屋が見える。
小屋のおかみさんに挨拶し、部屋に入って一息。千葉県野田市に家があるそうで
千葉県民としてはうれしいかぎり。
私は去年わさび事件で、訪れていないが、毎年テントでお世話になっているところ。
なにしろいいお風呂が、テント場から直近にあるのだから。こんな快適な風呂場はなかなかない。
今年は歩けないが、唐松岳からと、白馬岳からの登山ルートがある。
来年は、白馬からのルートにチャレンジしてみたい。ほとんど人に会わず静かで山の雰囲気が十分堪能できると
期待している。
夕食には、目蜂マグロのこぶ締めが出た。富山の伝統なそう。
イワナの骨酒4合3人でのみ(他日本酒4号)いい気持ちで、だんなと談笑。
部屋に帰って熟睡。内風呂もなかなか風情があり、大満足。
09月26日(金)
07時00分 朝食
07時30分 出発
08時00分 欅平駅
15時20分 東京駅
晴天。明るくなってから源泉地へ行く。川べりで風呂に入ろうかと思ったが足湯で我慢。
風呂に入るにはそれなりの整備が必要。(川水と温泉の調整他)スコップ必要
今日も快調、朝食2杯頂く。
景観を楽しみつつ、欅平駅に向かう。
欅平駅に到着し、猿飛峡まで行こうとしたが通行止め。展望台まで行き引き返す。
トロッコ列車は、基本的に電力設備の保守作業の資材・要員の輸送手段。
重機も分解して、輸送しているそう。
今日は快晴なので、猫又・猿の吊り橋等々最高の景色。紅葉までは早いが満足。
対向のツアー列車は満杯状態。
魚津から特急・新幹線乗り継いで帰宅。