考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

間違う英語

2012年08月08日 | 教育
 大人の基礎英語という番組で、"This must be the place you're looking for."というのをやっているが、出来の良くない生徒(1年生でね)は、こう間違える。
 Here must you're(yourもあり) looking for(前置詞は落とす可能性がある。) place.
 「ここ」はhere 「ちがいない」はmust(覚えていればの話だが。)、「あなたが探している」だからyou're looking for 、もし、日本語が「あなたの探している」ならばyourとする可能性大。「場所」だからplace というわけである。

 名詞の後置修飾がわかれば大したものである。名詞に冠詞が付くことを思い出せれば大したものである。「ここ」が難しい。Here is などの表現があるものだから、Here must be が何故いけないのかがわからない。be動詞は、落としやすい。(ネイティブでも子供はそうである。あ、助動詞があるときはどうだか知らないけど。)

 「易しい」と言われる英語表現であっても、「語順」や日本語にない品詞の存在を意識できれば英語の学習は、大きな壁を乗り越えている。「勉強をしてもできない」と言う生徒の大部分はここに問題を抱える。
 日本語と英語の「置き換え」の発想をいかに捨てさせるかがポイントだと思う今日この頃(って、昔からそう思っているけど。)

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