ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

好調明治

2012年11月13日 | ラグビー
大学ラグビーの関東対抗戦で今年は明治大学が好調を維持しています。
開幕から3試合は下位のチームとの対戦だったため、真の実力を図ることが
できませんでしたが、苦戦が予想された10月20日に筑波戦を接戦でもの
にすると11月3日の慶応との一戦にも勝利し、5戦全勝としました。

特に筑波に勝てたことは大きな成長だと思います。
昨年は対抗戦で勝利したものの大学選手権では2回戦で9-11とノートラ
イに封じ込まれて完敗していました。今年の夏にも大きな点差をつけられて
負けていたため戦前の予想では筑波有利と見られていました。
一方の筑波は春から今年こそ大学日本一になると宣言し、戦力の充実が伝え
られていました。
そんな中で、接戦を物にできたことは非常に大きな意味があったと思います。

そんな自信の表れか慶應戦は試合開始直後から立て続けに3トライを奪い、
早々に試合を決定付けると、その後は硬いディフェンスで守り切り勝利を挙
げました。

好調の原因はスクラムの強化が実りセットプレイが安定していることに加え
突破力のあるFW第3列、あたりに強いBKといった具合に非常にバランス
がよいチームになっていることだと思います。
加えて忘れてはならないのがSO染山の正確なキックです。
吉田義人監督が4年間かけて作り上げてきたチームですから明治大学の良い
伝統をしっかり受継いでいるといった印象です。


ここまで予想以上に順調に価値を重ねていますがここからが大事です。
11月18日は昨年の大学王者にして今年は史上初の4連覇を目指す帝京大
学が相手。そしていよいよ12月2日は宿敵早稲田との一戦が控えています。
この2試合をどう戦うかで16年ぶりの大学日本一への視界がはっきりする
ことでしょう。

私の希望は帝京にはとりあえず負けてもいいので早稲田には絶対に勝って欲
しいと思います。そして調子を上げた状態で今年からシステムが変更になる
大学選手権へ突入し、決勝戦で再び帝京と対戦し日本一になる。
なーんて上手くいったらうれしいな。