八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

みじかくも美しく燃え

2011年05月11日 16時18分43秒 | 音楽・映画
先日クローバーさんのブログに触発されたのは、実は『バートバカラック』と『明日に向かって撃て』の2つについてだった。
1つは、バートバカラック → 恋よさようならの連想。
もう1つは、『明日に~』 → 超スローモーションのEND → ズームアップのEND → 『みじかくも~』、の連想だった。

『明日に~』を観たのは大学生の時だったけど、『みじかくも~』は高校生の時だった。
『みじかくも~』は『個人教授』と並んで、私の中では忘れられない思い出の映画の1つだけど、
スウェーデン映画だったし、タイトルが乙女チックだし、悲恋心中もので気恥ずかしいから、今までは黙っていたんだけどね。

『みじかくも美しく燃え』は、
第1次世界大戦時代のスウェーデン青年将校と、サーカス綱渡りの女芸人の許されない悲恋で、
長い逃避行の果て最期にはピストルで心中してしまう、実話にもとづいたスウェーデン映画だ。

逃避行の果てに辿りついた一面花咲く野原、そして白い蝶を無邪気に追いかけるヒロイン
やがて彼女は両方の手のひらで、包み込むように白い蝶を捕まえる。
そして両手を開いて、白い蝶をふたたび放つその直後、蝶をズームアップで追っていた映像が停止して、ピストル音が2発。

全編に流れるモーツアルトの曲。
40年以上過ぎた今でも、クライマックスのインパクトは強烈に残っている。

 みじかくも美しく燃え
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