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EU各国に独立の動き ウクライナは「第二のギリシャ」になりかねない

2014年05月04日 09時23分26秒 | 日記

EU各国に独立の動き ウクライナは「第二のギリシャ」になりかねない

EUとロシアは、ウクライナへの天然ガス供給をめぐり、このほど三者協議を開いた。ロシアはガス代の8割値上げを宣告し、ウクライナがガス代金を払わなければ、6月にガス供給を制限するとしている。一方で、EUはスロバキアなどを経由してウクライナに天然ガスを供給しようとしている。

 

ロシアを糾弾しているEUだが、本当にウクライナを救済できるのだろうか。実は今、EUからの脱退や、独立を求める地域が出てきている。

 

EU加盟国のイタリアのベネト州では、3月に政治団体がインターネット上で住民投票を実施。260万の投票のうち、89%がイタリアからの独立を支持した。同州がイタリア政府に収める税金が約10兆円である一方、政府から同国への投資は約3兆円に過ぎない。イタリア政府はEUから勧告されている財政健全化を達成するため国内の経済成長に力を注げない状況だからだ。その他、スペインのカタルーニャ地方やイギリス・スコットランドなどでも独立の動きがみられる。いずれもEU加盟国であるが、思うように経済成長できていないことが、独立運動を後押ししているようだ。

 

また、4月末のオランダの新聞報道によると、経済の停滞に悩むオランダのルッテ首相が2012年、オランダのEUからの離脱をほのめかしていたという。コンサルティング会社のキャピタル・エコノミクスは、オランダがEUを離脱すれば、国民所得は2035年までに10%増えるという調査結果を発表している。EU予算への拠出金をカットできることや、政府が主体的に財政政策や金融政策を行えるというのが根拠だ。

 

経済成長よりも財政規律を重んじるEUの方針に縛られ、ヨーロッパは没落の危機にある。経済危機に陥ったギリシャやポルトガルについても、EUは救済できているわけではない。ギリシャの失業率は26%を超えたままで、若者の失業率は60%を超えている。今のままでは、EUがウクライナを支援しても、ウクライナが「第二のギリシャやポルトガル」になるのは目に見えている。

 

ウクライナにおけるロシアの行動に批判が集まっているが、その真意を探るには、EUが弱小連合であり、他国を救う力を持っていないという見方があることも理解する必要がある。(晴)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「忍耐の時代」の外交戦略 チャーチルの霊言』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1126

 

幸福の科学出版 『プーチン大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1148

 

【関連記事】

2014年5月号記事 「新たな冷戦」ではない 日本は中国包囲網に向けロシアと新たな関係構築を

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7557

 

2014年5月1日付本欄 安倍首相のロシア外交に影響? 中国とロシアの接近を阻止すべき

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7783


放射性廃棄物を低エネルギーで無害化 錬金術が除染技術になる?

2014年05月04日 09時18分21秒 | 日記

放射性廃棄物を低エネルギーで無害化 錬金術が除染技術になる?

三菱重工業の先進技術研究センターが進めている

「元素変換」という、錬金術として期待されてきた技術が、

震災後、放射性物質を早期に無害化できる

除染技術として注目を集めている。

 

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香港で天安門事件記念館が開館 ウイグルでも弾圧に抗議

2014年05月04日 09時14分48秒 | 日記

香港で天安門事件記念館が開館 ウイグルでも弾圧に抗議

民主化を求める学生たちを、中国政府が戦車でひき殺すなどして弾圧した天安門事件が起こったのは、25年前の6月4日だ。この事件があった事実を後世にも伝えて行こうと、香港の市民団体がこのほど、香港に「天安門事件記念館(六四記念館)」を開設した。

 

「六四記念館」は、事件について知らない若者たち、そして、民主化運動の意義を語り継ぐために、香港の民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」が開設した、初めての常設記念館。館内には、当時、天安門に設置された「民主の女神像」の複製、事件の年表や本、記録映像などが展示されている。

 

中国本土では、この事件について触れることはタブーであり、若い世代の多くは存在すら知らないというが、今回は、比較的議論する自由が残された香港で、記念館が開設されるに至った。同連合会は、将来的に、北京での記念館の設立を目指している。

 

香港は1997年、イギリスから中国に返還される際に「一国二制度」が取られ、中国本土に比べて、多くの自由が認められる予定になっていた。しかし近年では、当局によるメディアへの規制や、2017年に行われる政府トップの行政長官選挙への介入などが強まっている。

 

今回の記念館の開館の際も、アメリカ在住の中国民主活動家・楊建利氏が、記念館訪問のために香港に入ろうとしたところ、空港で当局に入境を拒否されるなど、当局は天安門事件から25周年に向けた民主化運動の高まりを抑えようと躍起になっている。

 

さらには、中国政府に批判的な言論を発信してきた女性ジャーナリスト高瑜氏が4月24日から行方不明になっている。高氏は同26日に香港で開催された天安門事件に関する集会に参加する予定だったが、そこに姿を見せなかったばかりか、連絡も取れないという。

 

また同30日には、中国の自治区になっている新疆ウイグルの区都ウルムチで、爆発事件が起き、約80人が死傷した。27日から30日にかけて、中国の習近平・国家主席がウイグルを視察していたタイミングを見計らった、ウイグル人によるものと見られている。ウイグルでは、当局の人権弾圧が激しく、人々の不満はピークに達しているようだ。

 

香港でも、ウイグルでも、武力や恐怖による支配で、人々を押さえつけている中国政府だが、「自由」を求める人々の心を押さえつけることはできない。そしてまた、中国国内に広がる、自由を求める声に対して、国際社会は無関心でいてはならない。(飯)

 

【関連サイト】

「THE FACT」 マスコミが報道しない「事実」を世界に伝える番組

https://www.youtube.com/user/theFACTtvChannel

 

【関連記事】

2013年1月2日付本欄 香港で13万人の民主化要求デモ 自由を求める心は止められない

http://the-liberty.com/article.php?item_id=5412

 

2012年6月6日付本欄 弾圧が続く自由なき中国 天安門事件から23年

http://the-liberty.com/article.php?item_id=4401