北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

「仕事が見つからない君こそ自衛隊に入らないか?」

2009年07月26日 | 日記
高円寺で自衛官募集キャンペーンをやっていました。世界大恐慌情勢のなかで、失業したり仕事を見つけられない労働者、とりわけ青年労働者をターゲットしにして、自衛官への勧誘をしようというのです。すでに日本もアメリカと同じ状況になっています。募兵官が高校に入り込み、とりわけ非白人の高校生の目の前にさまざまな“ニンジン”をぶら下げて、イラクやアフガニスタンの戦場に送り込むのです。「海賊対処法」成立の政府広報が今日の朝刊に掲載されていましたが、それに合わせたキャンペーンなのでしょう。もとより、北朝鮮侵略戦争突入情勢が、こうした形での動きを加速しているとも言えるでしょう。この杉並においては、田母神講演会の攻撃との一体性を感じざるをえません。粉砕あるのみ!

東京青年労働者集会の勢いはスゴイ

2009年07月25日 | 日記
3週連続になった杉並産業商工会館講堂の集会の最後を飾って、東京青年労働者集会が大成功しました。この青年労働者の怒りの激しさとエネルギーはスゴイ!この意欲と団結をもう一歩、もう2歩進めていけば、東京の労働運動-革命運動のありようを激変させる力をつくり出せる確信がもてました。東京各地区のユニオンに結集した新たな分会もいくつか紹介され、いよいよ4大産別決戦が焦点です!
公安警察の集会妨害・弾圧はいつにも増して執拗でした。権力は青年労働者の決起と団結を、本当に心の底から恐怖しているんですね。今日も集会防衛の任に就きました。集会参加者の邪魔にならないような位置に移動するように公安警察を“ていねいに誘導”している時に、最近彼らがよく怒鳴るのは「区議がそんなことしていいのか!?」ということ。「区議だからやるんだよ。警察の弾圧に区議が先頭で抗議するのはあたりまえだろう」と応じています。「調子にのりやがって!」などとも公安警察は言うのですが、ますます熱く“調子にのって”やりましょうかね。

午前中は高校2年生のG君と一緒に、動労千葉の組合事務所を訪問しました。G君が学園祭で国鉄分割・民営化についての展示発表をやりたいというので(G君は鉄道研究会で、いわゆる“鉄ちゃん”です)、動労千葉執行委員の川崎さんと山口さんにインタビューをお願いしたのです。動労千葉の国鉄分割・民営化との闘い、労働運動の路線をめぐる動労本部-JR総連との闘い、現在のJR資本との闘い…などに加えて、“鉄ちゃん”としての質問もしていましたが(「108系がどうだ、E243系はどうだ…」とか、さっぱりわからん世界でした)、いずれもていねいに応じていただき、ありがとうございました。G君はしっかり学習してきちんと発表展示をやりきって、お礼の意味も含めて11月労働者集会に一緒に参加しようね。

雨の中でも朝も昼もビラまき

2009年07月24日 | 日記
今日は1日嫌な雨の降り方でしたね。そんな中でも休むことのできないのが職場・街頭ビラまきです…ウソです。雨が降るとだいたいは中止しています。しかし、集会宣伝のビラを前日にまく場合や、不特定の人に宣伝活動の告知をしている場合は、これは雨だからといってサボるわけにはなかなかいきません。今日もそんな日で、どうしても杉並郵便局の朝ビラをしなければならなかったわけですが、途中からすごい雨!ただ、杉並郵便局の職員通用口のところは、郵便局の敷地外まで少し庇が延びているので、ビラだけは雨に濡れるのから守ることが可能です。いつもは100枚以上入るのですが、さすがに今日は80枚弱に終わりました。昼は「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会呼びかけによる区庁舎前昼休み街宣。今日は解放同盟全国連合会杉並支部の仲間が、教育委員会に「つくる会」教科書採択をしないように求める申し入れを行ったとのことで、合流してのにぎやかな街宣となりました。出足はよかったのですが、これまた途中から雨。この雨、今も降り続いています。

中学教科書採択日決まる

2009年07月22日 | 日記
今日の杉並区教育委員会定例会で、中学教科書の採択日が8月12日(水)と決まりました。定例会の開会時間は14:00です。いよいよ決戦の日が決定しました。8月10日に2回目の田母神講演会を開催するのも、「つくる会」教科書採択への“援護射撃”として設定されていたということです。採択日当日には、こうした右翼ファシスト勢力が区役所本庁舎に大量動員されてくることも充分想定されます。山田区政への怒りと革命に向けた闘いの路線的確信こそ、こうした反動勢力を蹴散らす最深の根拠ですね。

46年ぶりの皆既日食は、雨のせいで地上で見ることができる場所は限られていたようです。元「天文少年(天ちゃん?)」としては、1度は見てみたい自然現象です。

「いじめの構造」(内藤朝雄)を読む

2009年07月21日 | 日記
NHK・BS1で放送している「週刊ブックレビュー」で紹介していた本がおもしろそうだったので、「いじめの構造」(内藤朝雄,講談社現代新書)を読んでみました。私もいちおう区議会文教委員会の一員ですからね。「いじめ」というか「学校」というものの存在を社会学・心理学(?)のアプローチで読み解こうとする試みです。学校という濃密で狭い範囲の関係を強制される社会において、その「学校らしさ」から外れる-遊離する構成員はいじめにさらされる。だから「いじめ」を無化するには、その「学校らしさ」を無化することだ…という主張は理解します。しかしその具体的な処方箋が、学校に市民社会の論理=警察の導入だというのは、???ですよね。

衆議院が解散されました。民主党の勝利→政権交代が自明のこととされていますが、それによって階級的に明確になることは、議会制民主主義というヴェールに覆われたブルジョア独裁によっては、この社会はもうどうにもこうにもいかないということ。世の中は動くぞ~!写真は7・19関西新空港粉砕泉佐野現地闘争のデモ。