Good Luck !

2006年6月5日開始
北海道札幌市
日々、家族の幸せを願いつつ生きる50歳

この道、この夏。~北海道マラソン2019完走記

2019年08月26日 21時10分28秒 | マラソン




北海道マラソン2019

出場者  15,932人

完走者  13,457人

完走率      84.5%





スタート~5km(雨 気温18.7℃ 湿度73%)

7回目の出場となる北海道マラソン。

今年も、大通西4丁目のDブロックからのスタートとなりました。

朝起きると雨が降っていましたが、天気予報ではレースの時間帯には雨は上がるとのこと

スタートを待つ間、陽が差したかと思えば雨が降ったりと安定しない天候でした。

この日、タイム的な目標は特に立てませんでした。

なんせ、怪我で順調さを欠いた今シーズン

昨年の記録に挑むことは到底無理だと思っていたので、まずはしっかりと完走したいという気持ちでした。

朝9時、鈴木直道知事の号砲でスタート。

スタートゲートを過ぎた場所に、このレースを放映するテレビ番組のMC木村愛里ちゃんを発見、

ハイタッチしたくてその列に並びました。

要した時間15秒、この短い時間が最後に大きく影響することになるとは、この時点では考えもしませんでしたが。

5km通過:28分32秒


5km~10km


レース前、職場の先輩と弟からそれぞれ

平岸付近で観戦する予定との連絡を受けていたため、沿道を見ながら走っていましたが、残念ながら2人共見つけることができず。

一度は止んだのに再び降り始めた雨、いつもは蒸し暑くて早く出たいと思う創世トンネル、初めて快適に走ることができました。

10km通過:56分27秒(27分55秒)


10km~15km

10km通過タイムを確認、ちょっと早めかなと感じ少しだけペースを落とすことにしました。

沿道の人がひときわ多くなる札幌駅北口、普段はここで知り合いに会うことなどないため淡々と走っていたところ、突然自分の名前を呼ぶ声。

視線を向けると友人の桃レンジャー。彼女からは40km過ぎの北大を出たところで応援しているとの連絡を受けていたので全く注意していませんでしたが、予想外の場所で会えて嬉しい気持ちに。

15km通過:1時間24分41秒(28分14秒)


15km~20km 

この区間は、我が家の近所

15km過ぎの地点、嫁と子供達が応援に来てくれることになっていました。

ただ、相変わらず結構な勢いで雨が降っていたため、家族は応援に来ていないかもなと思いながら走っていたところ、いつもの場所で3人を発見。

家族の姿に、嬉しい気持ちになりました。

「雨の中ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、新川通に向かいました。

(雨の中での観戦に、子供達の靴はベチャベチャになったとのこと。本当に感謝!)

20km通過:1時間53分18秒(28分37秒)


20km~25km

北海道マラソン最難関ポイントの新川通

雨は上がりましたが、今度は強めの向かい風が吹き始めました。

ちょっと心が折れそうになる風でしたが、折り返せば追い風になると自分に言い聞かせながら堪えました。


ハーフ通過:1時間59分38秒(5分40秒/km)


予定よりちょっとだけ早めのタイムでハーフ地点を通過。

向かい風の影響で10秒/kmほどラップが落ちましたが、折り返し以降に挽回できれば問題ないと考え、体力の温存を意識しました。

25km通過:2時間22分09秒(28分51秒)


25km~30km 

いつもと同様、30kmまでは無理をしないことを意識していましたが、折り返しを過ぎて追い風になっても案外ペースは上がっていませんでした。

とりあえず、余計な力は使わずに風の力を借りながら走ろうという考え。

空は青空に変わり、陽が指してきました。

ここに来て、ようやくサングラスの出番となりました。

30km通過:2時間50分21秒(28分12秒)


30km~35km 

残り10kmとなる32km地点を通過したとき、ネットタイムでサブ4を狙える状況であることを確認。

それまでのペースのままでもギリギリでサブ4となる感じでしたが、少し余裕を作りたいと思い10秒程度/km上げることに。

ただ、間もなくして思ったほどペースが上がらないのと、案外余力がないことに気づきました。

とうとう練習不足の影響が出始めたか・・・

普通に走っていれば狙えると考え始めていたサブ4に黄色信号が点りました。

35km通過:3時間18分14秒(27分53秒)


35km~40km 

最初からサブ4を狙って挑んだレースではなかったこともあり、そこに対する気持ちがブレかけます。

ちょっと疲れてきて、35kmの給水所では、ここで歩いてしまえばサブ4の呪縛から解放されて楽になるのでは?と考えたりもしました。

だけど、そうするときっと後悔することになる。

サブ4が達成できないことが確定するまでは一生懸命走ろうと気持ちを入れ直しました。

35kmを過ぎた辺りでは、再び嫁と子供達が応援に来てくれていました。

持ってきてくれたコーラと補給食をいただき、子供達とハイタッチで元気を注入

北大に入ると、応援に行くと言ってくれていた元部下を発見。

声を交わし、ゴールに向かいました。

40km通過:3時間47分27秒(29分13秒)


40km~ゴール 

35km以降は、1kmを通過する度にサブ4を達成するために残りの距離をどのようなペースで走る必要があるのかを計算。

ほぼ余裕なしの状況が一向に変わらないことに焦りながら、必死の走りが続いていました。
(スタート地点での木村愛里ちゃんとのハイタッチに要した時間すら勿体なかったと感じる始末)

北大を出た後、10km過ぎに沿道から声をかけてくれた桃レンジャーや元上司ご一行様を発見。

挨拶を交わし、ラストの1.5kmに向かいます。


ゴール 3時間59分11秒(5分40秒/km)





やった!

ネットタイムでサブ4達成できました!!

このレース、3年連続のサブ4です!

後半本当に苦しかったけど、負けずに頑張って本当に良かったと思いました。

充実感、満足感半端なかったです!


この日のレースは雨に始まり、風、最後は強い日差しと目まぐるしく変わる天気への対応が大変でしたが、終始気温が低かったこと、これがこの結果に繋がった一番の理由かなと思います。

今シーズンは春先から怪我の連続で、満足な練習を積めなかったり、予定していて出場できなかったレースがいくつもあった中で、大本命の北海道マラソンでサブ4を達成できたことは、想定していなかった嬉しい出来事でした。

気持ちで負けなかったこと、我ながら頑張った。





今年も北海道マラソンが終わりました。

これで、今年の夏も終わりだなぁ。。。


北海道マラソン2019に参加されたみなさん、お疲れ様でした。

応援してくれたみなさん、ありがとうございました。

ボランティアの方々はじめ、大会関係者にも感謝。

(知らずに走っていましたが、前夜の準備作業の際に事故でお亡くなりになった関係者がいらっしゃったとのこと。心よりご冥福をお祈りいたします。)

そして一番感謝すべきは家族、いつもありがとう!

また来年、今度は万全の備えで挑みたいと思います!


令和最初の北海道マラソン、最高でした!

ありがとう!!






インスタグラムはコチラから


コメントを投稿