今日、職場にて
半兵衛のところに仕事の件で、相談に来た女性。
偶然に彼女の履歴書を見ると、
平成10年3月 小樽商科大学商学部企業法学科 卒業
と記載されている部分が目にとまる。
○○さん、どうやら僕の1年後輩みたいですね。学科も同じです。
えー、ホントですか?これからもよろしくお願いします、先輩。
初めて会った方なんですが、非常に場が和みました。
ふと、思い出したのが、
小樽商科大学で、現在も(?)おそらく最も現役生に歌われているのであろう寮歌
若人逍遙の歌
半兵衛も大学時代、サークルのビッグイベントの打ち上げでは、仲間と肩を組んで歌ったものです。
若人逍遙の歌
作詞:高島 茂
作曲:宮内 泰
(口 上)
春風颯々(しゅんぷうさつさつ)として山河をめぐり
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の盛夏となりぬ
霧水(むすい)来たりて百山紅(ひゃくさんこう)を呈し
龍田(りゅうでんの)の朔北(さくほく)となれば
暗雲天空(あんうんてんくう)を覆い嵐を呼び
紅山白山(こうざんはくさん)と化しその白雪の中に身を埋める
その厳しき天地のすべ我等が俗世と何の関わりが有ろうか
連山残雪(れんざんざんせつ)に覆われし頃
この朔北(さくほく)に地移りし我等なれば 何を悩み何をば求めん
俗世の安楽冥利(あんらくみょうり)とは大海に漂う塵の如し
我等その塵に何ぞ命を託さんや
今こそ悪夢より覚醒(さめ)出でて
打ち寄する荒波の如き熱き血潮を持って杯(さかずき)をかかげん
春宵(しゅんしょう)の暁にいざいざいざ歌わんかな我等が命を
小樽商科大学若人逍遥の歌
1 琅(ろう)かん融(と)くる緑丘の 春曙を逍遥(さまよ)へば
浪漫の靄(もや)に街沈み 風悠久(かぜゆうきゅう)の言葉
あり
瀾朶(らんだ)の桜花吹雪きつつ あわただしくも逝く春の
伝統古き学舎に 展(ひら)ける海のはてしなき
2 夏白樺に囁きて ハイネの詩を口誦(くちず)さむ
みめ美(うる)はしきまなざしの 又なき時のいとほしさ
断崖(きりきし)落ちて浪くだけ オタモイ遠く帆走れば
小樽の嶺々の夕あかね 冴ゆる北斗にうそぶきぬ
3 秋粛条(あきしょうじょう)の思い濃き ポプラにかかる雲消え
ぬ
流転の行旅(ゆきじ)夢に似て 悩みの思惟を誰か知る
感傷嗤(わら)うことなかれ 桜ヶ丘にたたずみ
泪ぼうだと憂愁の 落葉の行方誓うかな
4 氷雪海に傾きて 月寒ければ飜(ひも)とかむ
晦冥行路(かいめいこうろ)遠けれど われに港の乙女あり
流星墜(お)ちて影もなし 逝く青春の足音に
生命(いのち)を惜しむ若人は 永劫(えいごう)の坏(つきく)
酌まんとす
北に一星あり
小なれど
その輝光強し
偶然の出来事がきっかけで、
久々に商大魂を思い出しました。