今日午後からは中学校の合唱祭でした
９月１０日 中学校のコーディネーターさんから電話があり
３年生の伴奏をしてほしいという
楽譜が届くと翌日には早速「間に合わない」とコーディネーターさんに私は通告(私の中の弱虫が騒ぎ始めました)
でも「パート練習の伴奏なら」と音符との格闘が始まりました
３年生が選んだ曲目は
2006年第73 回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲 『虹』(森山直太朗作)でした
キレイな曲ですが
音の流れが独特で
昔の合唱曲とは違い(私の中では)難しいなぁという印象でした
２週間前にはなんとかでかしあげ中学生と合わせる事ができ
先生から当日の伴奏も！と頼まれたのが一週間前
そして今日は感染症対策もしながら合唱祭が行われました
なんと大きなミスをやらかしてしまいました
ステージに上がってから「あっ！メガネ…」
楽譜用のメガネに掛け替えなかったのです
メガネを取りにステージを降り掛けたんだけど
(逃げ出したかと思われたかな)
３年生がステージに上がり終わる時でもうアウトです
裸眼で演奏する事に覚悟を決めました
まさか！…こんなミスをするとは…
メガネだったか…って感じです
大きなミスを犯してしまって
楽譜を見るため少し前のめりぎみだったかな
前奏もちょっとミスったし…
３年生の合唱はとても感動的でした
このクラスには孫がいるので
本当に緊張感と責任感と
ミスしてしまったら…の罪悪感と
とにかくいろんな感情が沸き上がりました
合唱団を二十年やってきたとはとても思えない緊張でした
合唱祭の最後には
３年生から
「三年間で一番いい合唱になりました。本当にありがとうございました。」
との言葉と花束を皆さんの前でいただきました
主役は３年生なのに…
私の方が感謝の言葉を言わなければいけないのに…
もう言葉になりませんでした
42年前
この中学校で３年生でした
ステージはこんなに立派ではなかったけれど
私が１５歳で弾いた同じピアノで
孫世代の伴奏をするとは想像の域を越えています
本当に珍しくもありがたい経験をさせてもらいました
この曲はこれからも私たちの合唱団で歌っていく予定です
家に帰ってから
コーヒー飲みたくて淹れたけど
コーヒー飲まずにずっとボーッとしていました
脱力感？達成感？…喪失感かもしれません
とにかくなんだかよくわかりませんが
今日はよく眠れるかな
応援・アドバイスしてくれたお友達の皆さん
ありがとうございました
感謝！感謝！です
