山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

映画紹介: Yesterday(イエスタディ, 2019)

2019-12-26 00:30:30 | 日記
カンボジア・スタディツアーの行き、関西国際空港から経由地ベトナムのホーチミン・シティまでの機内で以前から観たかった映画Yesterday(2019)を観ました。



ロンドンの売れないミュージシャンJack Malikが世界同時停電が起こった際、交通事故にあいます。

その結果、ビートルズがいないことになっている世界にたった一人(実は後にたった一人ではないことがわかるのですが)彼だけがビートルズのことを知っている人になるという状態が発生します。

彼は、次々にビートルズの歌を披露すると、一躍スターダムにのし上がります。

面白いことにその世界には、ビートルズだけではなく、コカ・コーラ(coke)(ペプシコーラは存在している)や煙草(cigarette)やハリー・ポッター(Harry Potter)も存在していないことになっているのです。

この映画、彼がビートルズの曲を「盗作」しているのがばれて終わるのか(彼は何度かそのことにおびえていますが)、それとも正直に告白して終わるのか、あるいはもう一度事故にあって元の世界に戻るのか、そのままスターとして一生を終えるのか、どんな終わり方をするのかなあと思いながら見ていました。

どのような終わり方をするのか、ここには書きませんが、興味がある人はぜひご覧ください。

また、とても印象的なエピソードは、主人公ジャックがリバプール出身のジョンという78歳の男に会うことです。

この世界にはビートルズが存在していないので、このジョンさん、若くしてニューヨークで暗殺されることなく、漁師として生きているのです。

日本人にとって面白いのは、世界同時停電の際、日本の放送局の放送シーンや東京タワーの明かりが消える場面が出てくることです。

だから映画の最後のSpecial Thanksの中にTokyo Towerと書かれていました。






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