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家づくり 過去 未来 福岡市注文住宅設計

2017年01月16日 11時39分29秒 | Weblog

 < 過去、未来の社会の動きと、住宅業界の変化 >

弊社は、創業して半世紀が経ちました。

その間、家づくりも大きく変わりました。

これからの家づくりにおいては、構造の変化は少ないと思いますが、

IOT、AI、の普及で、

室内部分(ソフト面)で、大きな変化をもたらす事が考えられます。

過去を振り返り、そして将来の変化を、私自身が整理する上で、見聞きした事をまとめてみました。


 ◆1968年

清武建設・個人創業 (大工棟梁・2級建築士 清武利晴)

◆1970年代

外壁面は、杉板等が多かった時代より、面材に変わり、屋外の窓も木製だった時代より、アルミサッシに変わり、隙間風が急激に少なくなりました。 しかし、「エアコン」の普及率が少なく、窓を開けて、風を入れ、定期的な換気を行う習慣が多かった時代でした。

また、表面に木目の紙を貼った家具ではなく、本物の木製家具が多かった為に、「シックハウス」という、合板を形成する接着剤に添加されるホルマリン(気化するとホルムアルデヒドと言います。)等が原因と考えられる健康被害のケースは少なかったと思います。

下水道、浄化槽の整備が整ってなく、生活排水を河川へ放流する地域が多く、トイレは汲み取りが多かった。

◆1990年代 

「エアコン」が普及し、窓を開ける事が少なくなり、安価な合板の家具等が増え、「シックハウス」が、広く社会問題となり、顕在化しました。

◆2003年~ (清武建設・法人化)

建築基準法で、「シックハウス」対策として、2時間に1回、室内の空気が入れ替わる、24時間換気の設置が義務化され、

合板を形成する接着剤に添加されるホルマリン(気化するとホルムアルデヒドと言います。)等を減らした建材を使用する事も義務化されました。

合板を形成する接着剤が腐れると、接着力が低下し、合板の強度が落ちる為に、「接着剤の防腐剤」という効果を求める為のホルマリン添加でしたが、ホルマリンの減少で、医療で使われる「消毒薬」としての効果も、結果的に減少し、「カビ」、「ダニ」等の微生物によるアレルギーが増える一因になる。(現状、アレルギーは、杉花粉が最も多い。)

◆2008年 

2017年現在、会長の清武利晴、新築工事の大工職を引退。

◆2017年 
 
約半世紀、家づくりの概念が急激に変化し、住宅業界は、試行錯誤を繰り返し、法改正も重ねられ、 様々な問題を乗り越えてきました。

その過程における現状、顕在化されている、「カビ」、「ダニ」等の微生物によるアレルギー等の問題の解決方法の一つは、湿度をコントロールする事です。特に、湿度の高い梅雨の時期は、室内に「カビ」が発生しやすいです。 室内で快適な湿度は40~60%とされています。40%以下になると目や肌、のどの乾燥を感じ、インフルエンザウイルスが活動しやすくなります。反対に60%以上になると、「カビ」、「ダニ」 が発生するようになります。 

また、24時間換気が義務化され、室内空気が入れ替わっている為の安心感で、窓を開閉する事が少なくなり、「ダニ」の発生原因の一つは、「ほこり」ですが、24時間換気システムでの、「ほこり」 の排出は、緩やかな空気移動の為、排出量が少なく、コマめな清掃及び、天気予報で、PM2.5が少ない日には窓を開けて風を通し、「ほこり」を室内より排出する事が必要です。

24時間換気システムで注意すべき点ですが、天井等に長い給排気用の配管(ダクト)がある場合、新築後数年経過し、その中に溜まった、「ほこり」 から「カビ 」が発生し、その「ほこり」も「カビ 」も一緒に各部屋に供給されることになり、24時間換気システムを動かすと咳が出たり、喘息になったりするケースもあるようです。その為、清武建設では、配管(ダクト)なしで、直接外気を給気し、直接内気を排出する簡易的な24時間換気システムを採用するケースが多いです。 そ

家電製品が豊富になり、これからもIOT家電等の便利な製品が増える現状、照明器具、コンセントの数が増加し、一件の住宅の「壁」、「天井」の内部の電気配線の総長さは、現状で平均1000m以上 (25年前は2階建ての住居1軒あたりで150m程度で、約7倍です。)  になり、その電気配線からの「放電」の影響で、まだ、社会的には認識不足ですが、自然界にない放電量の空間で生活している事実を考えると、「何も問題がないと考える事   と考える事が 」が問題だと思います。
(ただし、放電される発生源の位置より、70cm程度離れると、急激に影響が少なくなります。しかし、「ベット」、「机」等は、壁に接して設置する事が多いと思いますが、その場合、壁内の電気配線からの放電の影響が懸念されます。清武建設では、放電量を減らす取り組みを近年開始し、その対処方法は、中古住宅でも可能です。)

2017年4月 ガス全面自由化。九州電力では、電気とガスをセットでご契約すると、今のガス料金より安くなる仕組みを検討中。
西部ガスは、ガス使用量が多い人ほど安くなる仕組みを検討中。

ローソンはフロン未使用冷蔵庫を2017年度までに2700店の倍増。味の元は国内の全冷凍食品でノンフロン設備に切り替える。2019年からフロン生産規制が世界で厳しくなる。家庭用冷蔵庫、エアコンを同じ。

FRB(米連邦準備理事会・米中央銀行)の利上げでドル高になり、その影響もあっての円安で、多くの企業収益を改善し、日本株高、デフレ脱却を後押しするが、原材料の輸入コストが上がり、住宅用建材の取引価格が、上昇する事も視野に入れる必要がある。(しかし、1990年代前半、日米貿易摩擦で、ドル高で円高という時代もあり、その再現になる可能性もあるとの事。)

◆2019年10月

先送りが続き、未定ですが、消費税が10%になるかもしれません。

◆2020年~2030年

産業用ロボットや、あらゆるモノがネットにつながる「IOT 」が普及し、人件費がかからない生産が可能になり、低賃金の国に生産地を移す「渡り鳥生産」が減少。製造拠点が国内へ戻り始める?スポーツメーカーの「アディダス
 」も2016年に工場をドイツに戻し、日本企業も、円安の影響、中国の人件費の高騰、の方が大きいかもしれませんが、「ダイキン、TDK、etc 」も日本に戻る傾向。

住宅においても、「IOT 」が普及し、 電化製品は、スマートホンと連動し、住む人の様々なライフスタイルに合ったマネージメント、住宅内のエネルギーをマネージメントする仕組みが普及。


建設業全体の問題として、2016年、日本における職人の数は、約30万人。2020年頃には、職人の高齢化に伴い、約21万人になる予想データーあり。様々な職人が、各種の工事を分業し、一件の家を建築していますが、

減少する職人で、多くの工事を行なう必要がある為、各種の工事間で、空き時間(日数)が発生する事が考えられ、 余裕を持った工程(工事期間)を覚悟しなければならない状況になってくると思います。

◆2030年~

人口減少に伴い、新築住宅の着工数が4割減るというデーターもあります。(多くの多種多様な産業も減少。)

限界集落ではなく、無人の地域(区域)も発生し、税収がなく、その区域が消滅する可能性は否定できない。

2017年1月より、福岡市でも無人バス実証実験が始まるとの事。自動運転の技術が発達し、過疎地の利便性向上に期待できるが、既存の公共交通機関に代わる交通手段になるだけで、人口増加、雇用とは切り離して考える必要がある。この頃になると、道路(インフラ)の維持管理費用の目途がつかず、街中へ居住を進めるコンパクトシティー化が現実的に実行されている?

 


  

 (株)清武建設 一級建築士事務所

福岡市東区箱崎7-2-14

http://kiyo.jpn.com/ 

作成: 一級建築士 清武修一 


 

 

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