宮崎・三之宮峡 07.10.06

三之宮峡は、岩瀬川の上流（浜の瀬川）にある、甌穴・奇岩の渓谷。
渓谷の左岸にある遊歩道は、木材を運ぶためのトロッコ道だったものを
遊歩道として整備したものだそうだ。



約１Kmの遊歩道に、岩山をくり貫いた手掘りのトンネルが11ある。
トンネルの中は、昼間も暗くひんやりとしていて、一人ではちょっと怖い。
長いトンネルは、人が入ると自動的に電灯がつくようにはなっているけど。



渓谷の途中には、三之宮淵、屏風岩、河童洞、千畳岩などの名所もあり、
なかなか面白い道なのに、とにかく人が少なく、穴場感がある。
櫓の轟（滝）は、日本の音風景百選に選ばれているそうなので、
岩畳の上から滝つぼを覗きこんでみた。
どっどっどっどっ という、迫力のある音。
草津で体験したキャニオニングは、
こんな滝を身ひとつで降りていったのだなぁと思ったら、急に身震いがした。
覚悟を決めているときは大丈夫でも、ふだんはそうはいかないもんですね。



●コース概要
所要時間 60分
小林市東方地区体育館駐車場14:45－三ノ宮峡遊歩道－同左駐車場15:45