浅草3時間の旅（2）

ほおずき市だけではなく、浅草名物『天丼』を食べ比べてみようと企んでいたのですが、『なんじゃこりゃ！？』という結果に。結構調べてみると、好みが別れるみたいですよ。
という事で、『天藤』VS『大黒屋』を勝手にやってみました。

店舗～普通に歩いていると通りすぎるかも

まずは『天藤』へ
早速、『紹介されていた、エビやらアナゴなどがのった天丼をください！』と注文。御主人も『あれが、一番人気だよ！』ちょっとワクワク、でも値上がりしたみたいだなぁ～。


蓋をするのが、浅草、江戸前スタイル？なのかな？

蓋がされ、アナゴやエビがはみ出てるんですが、揚げたてなのに、このしなだれ具合はなんだ！？


ボリュームは凄かった～1,900円（税込）

ネタは巨大エビが2本、巨大アナゴが1本、ししとう、かぼちゃ、かき揚げ（いか、青柳、小柱などがどっさり）お新香、なめこのお味噌汁がついて、1,900円

ネタは凄かったですね、エビなんか、タラバガニかと思うような太さ！アナゴもふっくら。しかし天ぷら自体に、ほとんどサクサク感がなくつゆにくぐらせた、しっとりした感じの天丼。どうもこれが浅草スタイルのようです。ごま油で揚げるので、衣も茶色いですね。
丼つゆも、あまり食べたことのない感じ。

う～ん値段と美味しさがマッチしてないかなぁ～。伝統を守るのは難しいですね、美味しさを追求するべきなのか、昔ながらの味を維持するのか。



つづいて、『大黒屋』へ

大黒屋本館

本館にいったのですが、かなりの有名店らしく、行列ができていたので別館へ。

大黒屋別館

ちょっとはすいているかなと思ったら、2階もあって、席についてからかなり待たされることに。

大黒屋天丼登場～1,480円？税込

やっぱり、こちらも蓋つきで、エビ、キス、ししとう、かき揚げ（小エビがどっさり）、お新香付きで、1,480円？だったかな？（味噌汁ついてなぁ～い！）

これは、天丼なのか？って思うような食べ物でした…。衣が、フリッター？お好み焼き？アメリカンドッグか？って程の厚く、モチモチ、ベチョベチョ、しかも丼つゆが濃くて、ご飯が真っ黒！コンビニの天丼のほうが旨いぞ！？
いやぁ～もう残そうかと気分が悪くなりましたね。


この勝負に勝敗をつけるのも無意味ですが、値段は別として、 『天藤』の勝ちかな。
でも最初に書いたように、この浅草スタイルが好きな方もいるわけで、好みの問題ですね。私はサクサクで、軽いのが好きなのでダメでした。

この値段なら、もっと旨い店がいっぱいあるのに、う～んしまったなぁ～。

つづく