相場のミカタ

商品先物情報紙の元記者にして、現役の行政マンが日々の出来事や相場について語ります。

激変

2009年07月03日 | 商品先物・為替
本当に色々なことが変わった。
いや、世の中も変わったけど、一番変わったのは自分を取り巻く環境。
“ちぇいんじ!!”と、オバマ顔で若干古い言葉を使ってみたくもなるわけですよ。

え~っと、まず2009年2月末をもって(株)商品市況研究所を退社。
んで、その3月末に(株)商品市況研究所が倒産。
自分自身は、4月から某市の市役所職員としてデビュー。
今は行政マン1年生。

要は、2008年の初めに会社が危ういと察知して、転職の機会を探ってたわけで…。
そしたら、住んでいる某市の1次試験が6月末にあって、
「う~ん、地方公務員っていうのもアリかなぁ」と思って受けてみたわけで…。
完全なる“まぐれ”で1次を突破し、あとは内定まで這い登り(?)、
会社の説得を余裕で振り切って退職の運びとなったんですね。
そりゃ、「これは危ないだろう」という会社で一発逆転に賭けるか、
「市役所のヒト」の道を選ぶかといえば、後者になるって。
俺だってもう三十路。自分の身がカワイイ。

まぁ、2時間かけて日本橋は人形町界隈まで通勤していたことを思えば、
今は職場まで自転車で15分だし、快適な生活といえるでしょう。
ノー残業デー(水曜)になると、夕方の情報番組を家で見てるしなぁ。

あ、仕事はハードですよ。
自分は窓口業務ではないのですが、
「地方分権が押し寄せるこのご時世、市はどのように行政経営を行うか」
「最も効果が上がる市民参加・市民協働とは何か」
といった無理難題の数々や、下手をすると
「そもそも地方自治とは何か?」
というスパルタの時代から問い続けられている難問を調査研究しております。
つまり、仕事に終わりや区切りがありません。
研究職に近いかもね。
それでいて、転職組とはいえ下っ端なので、庶務的な書類仕事もあり…。
なかなかおぞましいことになってます。
周りの諸先輩はキレキレ(頭がね)の人ばかりだし。
商品市況研究所の頃より、はるかに早い判断スピードを求められるなぁ。

ノー残業デーに市役所を出ると、まだ外は明るいので、
川沿いの道を自転車でブラブラ帰ってきたりもします。
そうするとさ、綺麗なのよ、風景が。
昔、家のそばの橋の上から撮った写真を左側のgoo IDに表示してるけど、
まさにこの橋を通って帰ってくるんですわ。
たまに、橋の上でちょっと止まって、景色を見てたりもするよ。
「この街に住む人たちが、明日もこの景色を安心して見ることができるように、
 そのために僕たち市職員が働いてるんだ」
と思っております。いや、マジで。
だから、変なマスコミの口車に乗って、公務員を批判的に見ないでね。
大多数の地方公務員は、ホントにマジメに働いておりますから。
国家公務員は…よく知らない。
というより、中央官庁の官僚には、記者時代を通じて悪いイメージしかない。

とはいえ、相場のことは今でもチラチラ見てますし、
ブログタイトルもこのままにしておきます。
時間があるときにぼちぼち書くよ。
商品先物市場のことや行政の仕事なんかを。

1 コメント

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倒産したんですか>< (秋山)
2010-02-05 10:48:49
初めまして、個人投資家の秋山と申します。

久しぶりに「商品市況研究所」で検索して、ここにたどり着きました。

が。。。。。。!!!

倒産しちゃったんですね(><)

元社長の安藤英子さんは、いまどうしてるのでしょうか?
セミナーでは、マシンガンのように喋る方で強烈な印象でしたけど(^^;