がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

自分の限界がわかった

2011-02-28 22:54:52 | 岡山の出来事
ブログの中の言葉だけでは、説得力に限界がある。

昨年、一念発起して走り始めた。

目標は、吉備路を楽しく走ること。
そして、あきらめなければゴールが来ることを皆さんに伝えたかったということ。

所属チーム名は「備前優くらぶ」にした。



きれいな景色を楽しめたのは、25kmまでだった。

練習では、ハーフまでは経験していた。

半分まで走れば、あとは何とかなると高をくくっていた。

27kmの給水地点で小関マネージャーにドリンクをいただき、
「あと15kmです。がんばってください」
の激励の言葉に、力をいただきながら歩を進めた。

30kmのタイムは、3時間12分5秒

このままいけば、目標の4時間半をクリアできると考えた自分が本当に甘かったことをこの後思い知る。

この後、すぐに体力の限界を迎えた。
体のありとあらゆる筋肉が悲鳴を上げる。

ふくらはぎがつる。
太ももが痙攣する。
腹筋がつる。
背筋がつる。
靴の中で激痛が走る。

足を出しているつもりが、全く進まない。
自分の中のすべてのエネルギーが底をつく感覚。

やめたくて、やめたくて仕方がなかった。
常にリタイヤを考えながら走っていたが、そのたびに沿道の方が「がんばれー」と支えてくれる。

小さい子供たちも、「飴をどうぞ。がんばれー」と声を掛けてくれる。

一体何回「ありがとう」と言っただろう。
「ありがとう」しか言えなかった。

未知はやはり怖い。
経験したから、次は少しは成長できるかもね。
ただ、給水所で「あと何キロじゃからがんばられー」と言葉をいただき、信用して走り進めると、実際は2キロもサバを読んでいることに気付いたときは、本当に体の力が抜けた。

心の中で「うそつき」と叫んでいた。

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ゴール前で正富君とハイタッチしながら、何とか時間内にゴールできた。(でも、30kmから2時間も要していた。)

動けない私のもとへ再び、小関マネージャーが。

お褒めの言葉をいただいた。

ボランティアは大変だけど、やりがいはありそうだ。
練習試合も再開の時期。

また、観戦に行きます。


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2 コメント

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Unknown (邑久高投手)
2011-03-01 07:50:24
お疲れさまでした
こちらは肘・肩順調に準備できています
また暇があれば見に来て下さい、よろしくお願いします
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本当につらかったぜ (kiyo0618)
2011-03-01 20:10:56
体一つでチャレンジしたけど、計画不足でしたでも、意地で完走したぞ

あなたたちの顔も走っている途中に頭の中に出てきました。(みんな「もう諦めるのかよ」という表情でした。

いつまでに何を準備するかを、みんなでちゃんと決めて、それを部員一人一人が理解して、実践する。

結果として、邑久高野球部の力が上がって、たくさんの試合ができる。

強いチームと戦うことができる。

卒業まであと1年。

ぜひ悔いのない戦いを
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