がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

したものが悪いのか?

2011-02-04 21:56:54 | つぶやき
昨日、八百長のことを書いた後、今日一日いろんなことを考えた。

組織としてのこと。
個人としてのこと。

相撲の世界は、十両以上が一人前。
月に100万円以上の給与が与えられる。

がんばったものが認められる世界は、プロの世界では当たり前なのでそのことに関しては異論ない。

ただし、十両を陥落すれば、表立った給与はないらしい。

このことに問題はないのだろうか。

例えば野球の世界は、最低の報酬が保障されているし、それぞれの立場で家庭を持つものも少なくないと思う。

家庭を持つことで実力を発揮できる人間が多いのは当たり前。
支える者も、保証があるからついていけるのだと思う。

十両にいられれば、支える者も楽な暮らしができる。
幕内陥落なら、養うこともままならない。
陥落したものが、がんばっているにもかかわらず、自分の根幹を維持できなくなるなら、星を買おうとするのも十分に理解できる。(公傷はあるのかもしれないが・・・)
それが、怪我とかでの陥落なら余計に理解できる。
しかも、中学校を卒業して、望んでもいないのにいきなりプロの世界に拉致され、ボコボコにかわいがられたりしているならなおのことだ。



自分に置き換えても、組織として守ってくれない職場のために働こうとは思わない。
自分の家族を守ろうとするのは当たり前の心理だ。

実動部隊を大切にせず、幹部だけがいい暮らしができているというのはあまりにも歪(いびつ)だ。
いつでも上のために切られる環境の中で、実力を出し切れというのは、あまりにも不条理ではないか。
上に立つ人間というのは、仕える人の人生を握っていることを一番に考えてやってほしい。
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いびつといういう字が、不正という文字を重ねていることに気づいた。
八百長を重ねた一力士を責めるのは、やはり酷ではないかと今僕は感じている。
やったものより、やらしたもののほうが数倍悪い


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