新部員が入ってくるぞ

この時期は、どこの野球部にも新入部員が入ってきます。
邑久高校野球部にもたくさんの志願者が見学に来ていると思います。

新入生が最初に感じる邑久高野球部の感想はどんなものかな。
いろんな経歴の選手が高校野球の世界へ飛び込んでくるよね。

そこで、先輩の皆さんにはぜひ魅せてほしいことがあります。

新3年生にとっては、夏の選手権までに残された時間は、すでに3ヶ月。
新2年生は邑久高野球部で初めて後輩ができます。

後輩は、先輩をよーく見ています。

技術が優れている先輩。
チームを引っ張っていく先輩。
上手くなるために努力する先輩。
面白いことを言って、後輩を和ましてくれる先輩。
先輩にもいろんなタイプがあります。

自分たちが、初めて練習を見学に行った時に感じたことを思い出して欲しいと思っています。たぶん、不安だったと思います。自分が理不尽で嫌だったことは少なくとも進んではしないでくださいよ。後輩たちは先輩を頼りにしているんですから。

上に書いたどのタイプの先輩でもいいです。
僕が魅せてほしいのは、取り組む姿勢です。
勝ちたい思いです。自分たちが勝ちたくて自ら頑張っていると、後輩たちは先輩たちが何も言わなくても、その気持ちを察してくれます。
いい緊張感が練習中に漂います。

１球１球に集中している先輩の姿は、後輩に対する何よりのメッセージです。

口で言うよりもやってみせる姿勢は必ず後輩に伝わるはずです。
それが、育てる一番の手段だということを騙されたと思ってやってみてください。

３年生の皆さん。ぜひ悔いのない３ヶ月を送ってください。

練習試合は常に公式戦の緊張感で戦わなければ、無駄な時間に終わってしまいます。監督の尽力を無駄にしないように、時間を大切に「もったいない」の精神で望んで欲しいと思います。

「頑張れ！邑久高野球部」


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