言葉の遅い子・心を育てる育児相談

親子信頼関係を深める子育て。心&脳&感性を磨く方法。料理・語学・介護・哲学・音楽ライブ活動等を日頃の感謝と共に綴ります!

新(珍)・四字熟語(5)

2012-08-24 11:47:52 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

ロンドンオリンピックを見ながら
日本選手がメダルを獲得する度に
大喜びをしていた長女。
弟の勉強モードに影響されてか?
自分なりの課題?夏休みの宿題?
自発的に新聞を買い溜めして、記事を切抜き、
スクラップ?貼る作業に没頭していました。

長女はブツブツ言いながら
またまた珍四字熟語?

「してん はっとう? しってん はっと?」

視点八頭? 失点ハッと?
女子サッカー・なでしこジャパンを応援していたから?
長女の独り言のセリフを聴きながら
なぞなぞ本物四字熟語!?

正解は…
「苦しみのあまりあちこちに転がり回ること。」
=「七転八倒」でした!


海老入り蓮根サンド

2012-08-23 10:41:14 | 母:料理メニュー

海老しんじょに枝豆を混ぜて
いつもは茄子にはさんで油で揚げる
定番メニューのバリエーションを考えました。
蓮根を輪切りに薄切りにして、
残りはすっておろして、海老しんじょと枝豆に混ぜました。
片栗粉を蓮根片面につけてはさんで両面焼きました。



大根おろしを添えて、醤油Orポン酢をかけて
あっさりした味わいになりました。


新(珍)・四字熟語(4)

2012-08-22 09:39:32 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

知的ハンディのある長女が「高校へ行きたい」
と望み受験勉強を始めた中学1年の頃、
当時、長男は幼稚園年長
長女にことわざ」を覚えさせていた時
聴いていた長男まで一緒になって覚えてしまい、
家族で「諺しりとり」のゲームを楽しめていました。

あれから、約10年経って、今現在は、立場が逆転!
長男の暗記を長女が真似して、自主的に四字熟語に挑戦しています。
電子辞書をひき、漢字を書いたりして、
毎日、長女の独り言?が聞こえてきます!

慌てふためき…しょうちゅう…しょっちゅう…しょうしゅう…ろうばい…」
「狼狽」はわかりますが、「焼酎?ショッチュウ?消臭狼狽?
焼酎ショッチュウ飲んで?お酒臭いから?消臭するのに狼狽している?
「♪しょーう しゅーう りーきー♪ 消臭力のCMじゃないんだから?}

長男に正解を確かめると、
あわてふためいてうろたえ騒ぐこと。
 しゅうしょうろうばい=周章狼狽
と、教えてくれました。

長女は自分と似ている内容だから気に入っているみたいで、
構音障害にもめげずに、このセリフをいつも笑いながら反復練習しています。
しっかり?自己分析できている長女の
駄洒落&逆さ言葉の新(珍)・四字熟語シリーズは
家族みんなを笑わせてくれています!


ナポリタンにトッピングふりかけ

2012-08-21 09:49:00 | 母:料理メニュー

残暑厳しく暑い毎日が続いています。
外に出たくなくて買い物していないので
冷蔵庫&冷凍庫の在庫が切れそう?!
有るものでなんとか工夫して簡単料理!
茄子・オクラ・エリンギ・コーンをオリーブオイルで炒めて
ビーフミートソース缶と混ぜて
夏野菜ミートソースのパスタにしました。



少し食べた後に、子どもたちが
お皿の中で全体を混ぜ合わせナポリタン風に?…
味がちょっと足りないかな?
ピンとひらめき、提案!
おむすびの素をふりかけてみたら…



バッチリ!かつおの旨味が引き立ててくれました!
「これ、焼きそばにもいいかも?」
と、意外な発見に親子で盛り上りました!



ツナと野菜の炊き込みご飯

2012-08-20 15:11:04 | 母:料理メニュー

片づけ中に、懐かしいレシピが出て来ました。
平成9年度乳幼児学級での調理実習
「みんなで一緒に楽しい食事」のメニューから
「ツナと野菜の炊き込みご飯」
材料(4人分)は、
米…2合
ツナ…40g
ミックスベジタブル…40g
コンソメ…1個
干しひじき…4g
水…220cc
牛乳…200cc
カレー粉…2g(小さじ1)
ひじきがなかったので、
替わりにレーズンを刻んで入れました。
炊飯ジャーにすべて入れてスイッチを押すだけで簡単!



レーズン大好きの長男はご満悦!
ひじきよりもいいかも?!

スープも野菜を沢山入れて
茄子・カリフラワー・人参・玉葱・南瓜・じゃがいも・キャベツ・ウィンナー
をコンソメスープとトマト缶と人参ジュース缶を入れて煮込み
黒蜜で甘味とコクを引き出しました。


鶏とカリフラワーの中華風炒め

2012-08-19 17:48:39 | 母:料理メニュー

先日、実家から運んで置いておいた物を
片付けるのに時間がかかり、
お昼ご飯を作る余裕がなくなりました!
急いで、冷蔵庫の中にあるものから、
鶏もも肉と、カリフラワー・小松菜・エリンギ
を選んで組み合わせました。



酒・塩で下味をつけた鶏肉を、
みじん切りした葱・ニンニク・生姜で炒めて、
あとは野菜類を加え、「味華」の調味料で
味を整えただけのお手軽なおかずが出来ました!


「五つの銅貨」に込める願い

2012-08-19 09:13:34 | 母:介護支援日記

8月10日(金)の再評価の日、
父のリハビリ状況の話を聴きながら、
私は、子ども時代に父のお気に入りの映画
「五つの銅貨」をテレビで一緒に見た記憶が蘇りました。

子どもが足のリハビリ訓練をゲーム感覚で出来るように
両親が工夫と趣向を凝らして楽しくしているシーンが…
右右太ももが上がるように、右足の踏み出しが出来るように、
麻痺した足のつま先を使い、ゲームスイッチを押すワン・シーンが…

再評価の話し合いが終わって、父の病室に戻ってから
父に、私が「五つの銅貨」を思い出したこの状況を伝えました。

母も懐かしい話に加わり、
続いてラストのシーンまでも一緒に共感できました。
娘が杖を使わずに立って父親の元へ歩み寄り
「踊っていただけますか?」
と、声をかけ誘い、
母親が歌う「五つの銅貨」の音楽に合わせて
親子で静かに踊る穏やかで幸せな
感動的な涙を誘う名シーンが…

父の近い将来に…
杖なしでの歩行と、趣味のピアノ復帰
映画のストーリーに重ねて願いを込めています!

我が家の場合は、
私の歌うジャズ・ヴォーカルの歌に合わせて、
是非両親に、夫婦仲良く支え合って踊って欲しい…
と微笑ましいシーンを想像しました。

そして、8月14日(火)お見舞いに行った時に
父に読んで欲しくて、「五つの銅貨」のあらすじ&歌詞・訳詞など、
印刷した介護支援日記を渡しました。

映画「五つの銅貨」 あらすじ

1920年代の頃。コルネットが得意の田舎青年レッド・ニコルズ(ダニー・ケイ)は、ウィル・パラダイスの楽団に入ってギターのトニーや歌手のボビー(バーバラ・ベル・ゲデス)と知り合いになった。やがてボビーと恋仲になったレッドは、秘密酒場でルイ・アームストロングと即興でかけあい演奏をやったことから彼と仲よくなり、次第に芸を世に認められるようになった。レッドとボビーは結婚しトニーはレッドのマネージャーとなった。レッドはあくまでデキーランド・スタイルを守ったが、バンド・リーダーのウィルはそれに反対だった。バンドを脱退してレッドは“ファイブ・ペニーズ"楽団を結成し、巡業をはじめた。娘のドロシーが生まれ、育つにつれて、デキシーランド・スタイルは一世を風びし、楽団のメンバーにもトミー・ドーシーやグレン・ミラーが加わった。ボビーは成長する娘に巡業がよくないことを考えて、彼女を寄宿学校に入れた。レッドの人気が絶頂に達した頃、ドロシーが小児マヒにかかっていることが知らされてきた。飛行機で病床にかけつけたレッドは、音楽に熱中してドロシーにかまわなかったことを後悔した。バンドを解散し、コルネットを金門橋から投げ捨てた彼は、娘の病気を治すことに専念した。時が過ぎて第2次大戦が始まった頃、レッドは造船所の職工だった。ドロシーは13になり、父の昔演奏したレコードを誇りに思う娘になっていた。ボビーは夫の才能を再び世に出そうとして場末のナイト・クラブに出演させた。しかしよせ集めのバンドは失敗に終わった。その時ルイ・アームストロング、トミー・ドーシー、グレン・ミラーなどの昔の“ファイブ・ペニーズ"のメンバーが現れ演奏に加わった。ボビーがそれにつれて“ファイブ・ペニーズ"の曲を歌いはじめた時、ドロシーが杖を使わずに立ち上って、思わずレッドの後ろに歩みよった。レッドの目にも、ボビーの目にも、ドロシーの目にも、いつしか涙がにじみ出ていた。

伝説のトランペッター、レッド・ニコルズをダニー・ケイが演じた
伝記映画「五つの銅貨」。この映画にはルイ・アームストロングも出演しています。

クリスマスの日にレッド・ニコルズが娘のドロシーに五つの銅貨を
1枚1枚意味を言って手渡します。

1つ目の銅貨は「希望」、2つ目の銅貨は「夢」、3つ目の銅貨は「踊り」
4つ目の銅貨は「笑い」、そして最後の銅貨は「最も大切な愛」。



五つの銅貨・Five Pennies (歌詞&訳詞)

-1-This little penny is to wish on
    この小ちゃな銅貨には「願い」を叶える力が有るんだよ、
    and make your wishes come true.
    そして「君の願い」も叶えてくれるよ。
-2-This little penny is to dream on
    この小ちゃな銅貨には「夢」を叶える力が有るんだよ、
    and dream of all you can do.
    そして「君が見た夢」を実現してくれるよ。
-3-This little penny is dancing penny,
    この小ちゃな銅貨には「踊る」力が有るんだよ、
    See how it glitters and it grows,
    見てて御覧、とっても輝いて、そしてもっと輝くから、
    As bright as a whistle, light as  a thistle,
    眩しく成ったら口笛の音が聞こえて来て、鮮やかなアザミの花みたいに見えるんだ、
    Quick,quick as a wink,up on it’s twinkling toes.
    速い、速い動きは、瞬いた瞬間に、目を開けたら、つま先の上に乗って光っているよ。
-4-Oh,This little penny is laugh on
    おっと、この小ちゃな銅貨には「笑顔」を絶やさぬ力が有るんだ、
    To see that tears never fall.
    君が見る世界を悲みの無い世界にしてくれるんだ。
-5-This little penny is the last little penny
    この小ちゃな銅貨が最後の小ちゃな銅貨だよ、
    and most important of all.
    そして、この世の中で最も大事な事が詰まっているんだ。
    For this penny is to love on,
    そうさ、この銅貨には「愛」を叶える力が詰まっているんだよ、
    and where love is heaven is there,
    そして「愛」する場所こそが天国で有り、天国は愛する気持ちの中に在るんだよ。

    So with just five pennies if they’re these five pennies
    そう、たかが五つの銅貨、けれど、持っていれば、五つの銅貨達は、
    you’ll be a millionaire.
    君を億万長者へと導いてくれるよ。


父の入院している病院の食堂に集まった私たち、
長女・婿・孫娘・孫息子の4人家族と、姪が集まった5人は
ちょうど五つの銅貨みたいに、父を囲んで見守っていました。


車椅子操作(注意事項)

2012-08-18 15:41:39 | 母:介護支援日記

8月14日(火)
父が入院しているリハビリテーション病院へ
家族4人揃って、お見舞いに出かけました。
病院の受付で偶然タイミングよく従姉に会えました。
父の病室に入ると
ベッド近くの壁に張り紙が目に付きました。



前回8月10日(金)の日に
理学療法士の方が、車椅子の父に丁寧に
声かけしていた台詞を思い出しました。

父のために真剣に思いやりを持って
接して下さっている息遣いまで感じられる
温かいメッセージがこちらに伝わって来ました。
熱心な指導が行き届いていて嬉しく心強く思いました。

そういえば、我が家にもありました。
知的ハンディを持つ長女が忘れないように!!
幼い頃に、トイレの中に貼ったテプラの文字
「手を洗う」 「タオルで拭く」 「扉を閉める」 「電気を消す」
等など未だに貼ったままにしてあります。


長芋と焼き茄子のもずく和え

2012-08-18 15:11:52 | 母:料理メニュー

冷蔵庫野菜室にお茄子が沢山
もずくミニパックが2つ残っていたので
焼き茄子にして、
長芋とオクラを合わせて
ネバネバ合えにしてみました。



味ポンを少し足して喉越しよく
サッパリ頂けました。
長芋をより細切りにした方が
味が滲み込み、ネバネバ感も
もっと際立ったかもしれません!

3人分の器がミッキーみたいに写りました!


求む!リハビリ・スイミングスクール

2012-08-17 11:35:48 | 母:介護支援日記

8月10日(金)の再評価の話の中で
父のリハビリの様子と現状を聴きながら
私は、手立てをひらめきました。
話し合いが終わってから、
ちょうどリハビリの予定時間に理学療法士さんと出会えたので
私の思いつき「リハビリスイミング」の発想を伝えてみました。

「右太ももを上げたりするのに、プールの水の中なら浮力があって
リハビリし易く効果が出るのではありませんか?」
すると、
「この病院にはないけれど、大きな病院ではプールがある所もあって、
プロのスポーツ選手とかは、復帰を急ぐのでやっています!」
と教えていただけました。

それならば、今出来なくても、退院後に送迎スイミングスクールに入る選択肢もある!
スイミングスクールというと、子どもの為の広告がよく目に付き、
ベビー・コース&マタニティー・コース
障害を持つ子の為の療育コース等があるのは知っています。
でも、大人用の美容・健康コースはあっても、
リハビリ専門コースは聞いたことはありません。
ネットで調べたら、全国レベルでも僅かしか見当たりません。
これからの超高齢化社会を見据えたら、
「リハビリ専門・介護付き送迎スイミングスクール」の市場を増やした方が良いのでは?
リハビリテーション病院とスイミングスクールの提携の必要性
等など考えながら、一枚の映像写真記憶が蘇りました。

私が2歳頃、父が後ろに付き添ってくれたから
初めてでも水を全く怖がらずに
楽しく一緒に泳げた温水プールの写真アルバム。
プールや海で泳ぐのが好きだった若かりし頃の父の姿を懐かしく思い出しました。


リハビリ用?電動小型マッサージ器

2012-08-17 10:52:03 | 母:介護支援日記

8月10日(金)再評価の話し合いで、
弟が担当医師に質問をしました。
市販の小型マッサージ器を見せながら、
「右麻痺している手足に、これで刺激を与えることはどうでしょうか?」

マッサージ振動を体感して頂いた医師から、
「結構強いですね!肩こりに良さそうですね!
手足にも試してみてもいいんじゃないですか?」
と許可を頂けました。
父に使用を薦めて、病室の整理ダンスの上に置きました。




弟は、父の患者さんを引継ぎ
実家に週一回ほど定期的に来て
父と相談しながら歯科治療を行っています。
週一回の休みの日に遠方から通うのは大変なのに、
電動マッサージ器を買ったり、
診療の合間に父の患者さんの映像メッセージを録画し、
アイパッドを父に見せて、元気付けています。
iPadはあなたとあなたの大好きなものをつなぐ魔法の窓。
「先生、早く元気になって戻って来て下さい!先生がいないと困ります!」
患者さんの温かいメッセージの声と画像を見て、
宣伝広告通り
iPadは父と患者さんの大切な信頼関係をつなぐ魔法の窓。
と、思い感動しました。

私には気が付かない出来ない弟らしいやり方で
父の介護支援に協力してくれています。
「姉弟でそれぞれのやり方で頑張っている」
と叔母と従姉にも認めて頂いて
心強い気持ちになれます。


新(珍)・四字熟語(3)

2012-08-16 21:19:09 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

8月16日(木) お盆送り火の日
主人の実家へ行きお墓参りをしました。
祖父母を囲み夕食中、大笑いの楽しい会話
珍・四字熟語パート3?長女がまた珍発言!
笑いながら「こうふくぜっく!」

もしかして、
「腹を抱えひっくりかえって大笑いすること」
それは、
「ほうふくぜっとう・抱腹絶倒でしょ!」

「こうふくぜっく・幸福絶句 も珍回答!」
絶句してしまうほど幸福な気持ち?
長女らしい発想&発言に6人みんなで大笑い
まさしく、抱腹絶倒してしまいました!


父のリハビリ決意宣言(2) 

2012-08-16 16:48:20 | 母:介護支援日記

8月10日(金)再評価の日、
今回の父の発言で印象に残った言葉は、

「入院中、僕は出来るだけ
自分の頭の中を空っぽにしているんだ!
他のこと、先のことをあまり考えないようにしている!」

プラス思考の考え癖がついている私は、
この父の決意声明を聴き、即座に
「他のことを考えずに頭の中を空っぽに、真っ白にするっていい事ですよね!
 それだけリハビリに専念できて、スポンジのように吸収力良くなりますよね!
 先のことを考えないことは、今、目の前にある課題にだけに集中して
 頑張ることができるっていうことですよね!」
と、感激の感想を述べてしまうほど嬉しかったです。

毎回、83歳にして父の前向きな考え方と姿勢に敬服させられます。

後日、また、長男の勉強関係資料から、
父の発言と重なる文章を見つけました。

他人の意見に耳を傾ける
→自分のこと(精神面等)で頭が一杯の人は頑固な人が多いですが、
 頑固さは学力増進の足を引っ張るだけです。
 「学ぶ」ということは自分という人間を「変化させる」ということです。
 「変化を恐れる人」に成長はありません!。学力を飛躍的に伸ばしたいなら、
 自分という人間を丸ごと一変させる「勇気」も必要です。

以前は、意見を言い合えることなど一切出来ない、頑固一徹な怖い父でした。
ですが、この内容を読んで、現在の父なら、飛躍的な成長を期待できると思えました。


リハビリ病院の再評価 

2012-08-15 08:33:32 | 母:介護支援日記

8月10日(金)再評価の日
再評価とは、
「1ヶ月毎に各職種一緒に評価を行い、リハビリプログラムの確認・修正を行う」

8月8日に計画評価実施された「リハビリテーション総合計画書」を頂き
担当医師からの説明を聴きました。

1、運動能力の今後の見通し
  足…今は病院にある装具を付けてのリハビリを行っている。
     自分用に合った装具が出来れば、更に効果が期待できる。
     右足第一歩の踏み出しと、右太ももがまだ上がらない。
     ズボンの着脱・階段昇降が出来るためには、
     右太ももを上げるリハビリが重要。
     4点杖をついての歩行と、歩く機会を増やす。

  手指…分離運動のリハビリ。
       手を使って上半身の洋服の着脱練習をしている。
       上着は出来る予定だが、下部は工夫が必要になる。

全体の目標…屋内外を1本杖で歩けること。(付き添い・部分介助は残るであろう)

2、糖尿病の食事療法
  以前は1日1600キロカロリーだったが、お腹が空くという理由で
  現在は1日1850キロカロリーのゆるい制限に切り替えている。

今後の予定…9月中旬から下旬にかけて、自宅改修の為の家庭訪問。
         糖尿病食事療法の栄養指導。

…等の報告を受けました。

前回、初回評価で私が要望した栄養指導の計画を組み込んで下さり感謝しました。

そこで、父が発言しました。
「食事の時間、みんなの食べる時間が早くて、周りのペースに気を使い大変。
落ち着いて食事がしたい。
同じ食事をとっても食べる速度によって栄養吸収率が違って来る。
早く食いほど肥満傾向が強くなる。
ゆっくり良く噛んで食べると栄養が身に付き、脳にも刺激を与える。」

父の想いを察し、私も
「同じように感じている方もいらっしゃるかもしれませんし、
ペースのゆっくりな人と速い人とテーブルを分けて
席替え出来たらいいですね!」
と、提案させて頂きました。
ソーシャルワーカーさんも
「言って下さりありがとうございます。
さすが、歯医者さんですね!教えて頂いてよかったです!」
と気持ちを汲んで下さいました。
「急いで食べていたから、満足感が欠けたけれど、
ゆっくり食べられれば、満腹感が残り、お腹も空かなくなるのでは…」
と、皆と話し合い納得しました。

その後、病室に戻ってから、スタッフの方が
「次のお食事から、違うテーブルに移動しましょう!」
と、早速のご返事を頂き、迅速な対応に更に感謝致しました。


         


リハビリ治療用装具

2012-08-14 08:21:04 | 母:介護支援日記

8月10日(金 )リハビリ病院にて再評価の日
母と弟と父の病室で待ち合わせ。

病室に入ると、作業療法士の方から、
父の右足リハビリ治療の為に
自分の足型に合った装具を作る必要性があり
その説明を受けました。

口の中の歯の印象を取って、入れ歯を作成する過程と同じだね!
と、歯科医の父と納得しながら、承諾確認をし、お願いしました。

病院から帰って、受け取った「装具作成のご案内」を読みました。
後日、装具業者の「川村義肢」をネットで探して見ました。


高齢化に伴い、脳卒中などが原因で片麻痺を患う人が増えています。片麻痺者の不自由な足を補助するために、足首を固定する短下肢装具が昔から使われてきました。しかし最近、片麻痺者が歩きにくいのは、すね(脛)の筋力が上手く使えないためとわかってきました。義肢装具製作会社最大手の川村義肢株式会社は、NEDO「福祉用具実用化開発推進事業」の助成を受けて、このすねの筋力を補う機能を持つ新しい短下肢装具"ゲイトソリューションデザイン(Gait Solution Design)"を開発しました。ゲイト(Gait)とは、英語で「歩行」の意味です。この装具を使うことで、これまで難しいとされてきた歩行の改善ができるのではないかと注目され始めています。

高齢化社会に求められる片麻痺者のQOL向上

2006年度の厚生労働省「身体障害児・者実態調査」によると、18歳以上で手足に障がいをもつ「肢体不自由」の人は、調査のたびに増えていて約176万人と推定されています。そのうち、脳血管障害が原因で肢体不自由になったケースがもっとも多く、14.4%に上ります。今後の高齢化社会を考えると、肢体不自由者のための、より良い装具の開発やリハビリ方法が必要となるでしょう。

片麻痺は脳の障がいにより、体の片側の手足が不自由になる症状です。片麻痺者の不自由な足は、リハビリをしても、なかなかつま先が上がるようにならないので、歩行の際につま先が地面に引っかかってしまいます。これを防ぐために、足首を固定するタイプの短下肢装具をつけるのが一般的です。川村義肢でも、足首を固定する短下肢装具を50年以上作り続けてきました。

今から10年ほど前に「足首を固定していいのだろうか?」と疑問を投げかけたのが、国際医療福祉大学大学院の山本澄子教授でした。歩行分析の専門家である山本教授はこれまでに、数百の健常者や片麻痺者の歩き方を分析してきました。その結果、片麻痺者のつま先が上がらないのは、かかと(踵)がついたときのすねの筋肉(前脛骨筋)によるブレーキの力が足りないからだと気付きました。そのために、麻痺側の足を地面についているときに体の重心が十分にあがらず、効率の悪い歩行となってしまいます。そこで山本教授は、このブレーキ力を補うような装具をつくろうと考えたのです


 記事を読んで、すねの筋力を補う機能を持つ新しい短下肢装具"ゲイトソリューションデザイン(Gait Solution Design)"に興味を持ちました。
今度、理学・作業療法士とお会い出来る時に詳しくお聞きしよう!と予定しました。