永田キヤの躁鬱なる日々

モヤモヤが続く今日この頃
ガヤガヤした喧騒から逃れ
スヤスヤと眠りたいものです

心に秤

2007-04-07 | KY

先週、France_pan 女優の本條マキのリィーディング公演を見に行きました。
ななんと、France_pan 総出で。
それは、なんだか気恥ずかしく・・でも誇らしげな気持ちになった、永田です。

ところで、リィーディング公演はというと、前回とはちょっと違っていて本格的なものでした。とても楽しみました。面白かったです。
あたしも書く人間なので、戯曲塾の生徒さんが書いた戯曲にとても興味がありました。
妄想に耽り、独り悶々と書くという方法しか知らないあたしにとって、誰かに教わるという事がどういうものなのかに、むしろ興味がありました。
公演後、生徒さんとお話しする機会があり、その辺のところをふわーっと聞いてみました。ふわーーっとですけど。
あたしなりの解釈で、誰かに読んでもらう事が大事なんだという結論に達しました。
一方向からではなく、他方向からの可能性。
あたしは特に偏った思考の人間なので、他人を受け入れる心のゆとりと数多くの引き出しが必要だと再認識しました。

公演後の飲み会の場で、あたしはある女の子を見つけました。
自分と同じだと思いました。彼女を取り巻く全ての空気が。
勿論あたしは、彼女に急接近。話をしました。
それは、ココで話すような事でも無いので割愛しますが、色んな事を話しました。
あんな風に素直に話せたのは、本当に珍しくて楽しいというよりも、心が軽くなっていくような心持でした。セックスなんかより気持ちいい感覚でした。
内気な彼女とあたしは、お互いの連絡先を聞くこともせず、サヨナラしました。
それもまた、あたし達らしいなって帰り道で思いました。

もし、もしも、あなたがココに辿り着いたのなら、どうか一言下さいませんか。
何でもいいです。「あ」とか「う」とかでいいです。
それにあたしも返事をします。「え」とか「お」とか。
そしてまた、あの日のようにお話しましょう。いつか、どこかで。