ロスタイム・CAFE

コーヒー・ブレイクは優雅なロスタイム。
コーヒー・ロースターのマスターがつぶやくニヤリと笑えるロスタイムのひとりごと。

kokoronokori

2014年05月23日 | つぶやき
昨日、新規の若いご夫婦にご来店戴いた。

二人で仲良くあれこれ豆を選んでいらっしゃる光景を後ろから見てたら、
開店して間もない頃のあるご夫婦のお客様を思い出した。

11年前、お店を開店してまだまだ僕らも無我夢中だった頃の日曜日、
あるご夫婦がご来店された。

お二人とも30代くらいで、物静かなご夫婦だった。
奥様が珈琲大好きって感じで、キューバを試飲して買っていかれた。

それからほとんど毎週日曜日、お二人でご来店戴くようになり、毎回軽めの豆を買っていかれた。

ある日曜日、またそのご夫婦にご来店戴き、奥様がブルマンブレンドの瓶を見ていらっしゃった。
そして、

「ブルマン200g、粉で下さい。」

って言われた。

僕は

「ブルマン200gですね!ありがとうございます。」

といってブルーマウンテン№1の瓶をとり、豆を挽いた。

そして、お会計を済まされ、お店を出て行かれた。

それから2分も経ったろうか、そのご夫婦の車がまた駐車場に入ってきた。
そして、奥様が走り込んできてブルマンブレンドのプライスカードを確認して

「私、ブルマンブレンドを買ったのに、お値段が倍以上だったんですが?」

「あっ、そうだったんですか!
お客様はブルマンと言われたんで、ブルマンのストレートを200g挽きました。」

「返品は出来ませんか?」

「いや、挽いてしまいましたから、無理です。」

「わかりました・・・。」

こんなやりとりをして、その奥様は出て行かれた。

そしてその後、そのご夫婦のご来店は無くなった。

あの時、あの奥様は、ブルマンブレンドの瓶を見ていらっしゃったのを僕は見ていた。なんで、「ブルマンのストレートですか?ブレンドですか?」って確認しなかったんだろう。今でも悔やまれる。

今だったら、「いいですよ!うちの自宅で飲みますから!」なんて言いながら、あらためてブルマンブレンドをお渡しすると思うが、あの頃は僕も我がママもキャパ一杯一杯って感じで、事務的な対応をしてしまった。

そしてそれ以来、「ブルマン下さい。」って言われたら、「ストレートの方ですね?」といってプライスカードを指差し、確認するようになった。

それから11年、
今でも「ブルマン下さい」って言われると、あのご夫婦を思い出す。

もうご来店は叶わないだろうが、ずっと僕の心に引っかかっている。
これからもずっと・・・・。









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