このそらを飛べたら

　昨日テレビを観てたら、「鳥人間コンテスト」をやってました。　
この番組もそうとう長くやってると思いますが、やっぱおもしろい！。　


　たぶんみんな徹夜して一生懸命作ってきたんでしょうけど、テイクオフしてすぐそのまま琵琶湖に落ちるチームもあれば、　自分達の思った以上に飛んでびっくりしてるチームがあったり、　悲喜こもごもですがみんな最後は感動であれ、くやしさであれ、「涙」です。　観てて引き込まれます。・・・・それで、想い出しました・・・。　


　僕も小さい頃から「空を飛んでみたい・・・。」というあこがれがず～とありました。・・・今でも、「お前の願いをかなえてやる！」と言われたら２番目に『空を飛べるようにして下さい！』・・・って言うと思います。　

だっ、誰ですか！「違うだろ！透明人間になって女湯のぞきに行くんだろ！」なんて言ってるのは！。　・・・・・それは３番目の願いです！・・。えっ？１番目の願い？・・・決まってます！「なんでも願いが叶う人間にして下さい！」って言うに決まってるじゃありませんか！。　


なんてエスプリの効いたジョークはど～でもいいんですが、僕は小さい頃、たぶん小学生の低学年だったと思いますが「メリーポピンズ」を観て、近くの平屋の家の２階に上り、傘をさして飛び降りたことがあります。・・・・なんか飛べそうな予感がしたんですが・・・。ダメでした！。　・・・その後傘を２本持って再度チャレンジしましたが、やっぱりダメでした。　
　もちろん、ダンボールで羽根を作って手に持って、屋根から飛び降りた事なんて何回もやりました。学校の倉庫にあった日の丸の国旗をそっと拝借して、自分の両手両足にくくりつけ”むささび”を想定して飛んでみましたが、後で先生にゲンコツもらっただけでした。　　それにこれホント冗談じゃなく、ほうきにまたがって、跳び降りた事もあります。・・・・・まあ、最後はその平屋の家のおばちゃんが、うちに怒鳴り込んできて止めました・・・。・・着地点に雑草がいっぱい生えてて絶好の場所だったんですが・・・。　


　小学生も高学年になった頃には、さすがの僕も「人間は空は飛べない」ということに気付き、それなら”飛んだ気持ち”だけでもと友達と近くの杉山に登り、ロープを斜めに張って滑車で落ちたことがありましたが、角度が急すぎて終点の杉の木に思いっきりぶつかって、全身打撲になりました。　


中学で走り高跳びを始めたのもそんな理由からでした！・・・・・。（いっ、いや！これはこじつけです・・。）　



　『空を飛ぶ夢』も小さい頃からよく見ます。　　
でも僕の夢はけっこうリアリティーがあって、そんなに高くは飛びません。地上約１ｍくらいのところをふらふら飛ぶんです。たぶん、夢の中で猛練習でもすれば、もっと高く飛べると思います。・・・とにかく低いところしか飛べません。でもそれが現実みたいで目が覚めても、なんか充実感があったりしました。　



　最近では、ロサンゼルス・オリンピックだったかな？開会式で人間が立ったままジェット噴射で飛べる機械が登場した時、『これだ！これ欲しい～～！！』って思ったことを覚えています。　　


　中島みゆきの名曲♪「この空を飛べたら」の歌詞にもこんなフレーズがあります・・・。

♪あ～あ～人は、むかしむかし、鳥だった～のかも知れないね～。こんな～にも、こんな～にも空が恋しい～♪・・・・・・ってね！。


・・・ということは、僕は何の鳥だったんだろう？・・・・・さしずめ、白鳥か、違ってたらイーグル・・・「わし」かな？・・・あはっ。　　
※お前は「あほう鳥」だろっ！・・・なんてコメントは受け付けません！・・・あしからず。　　　




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