福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

A350-900ULR. 1号機 シンガポール航空 受領ニュース 最長航続距離凄い。 航空会社は、“飛行機の経済性” を求めている。

2023-07-05 09:00:00 | 2018年関西国際空港の情景

2918年9月プレイバック

シンガポール航空が最新の
A350-900ULR 受領 シンガポールからニューヨークへの ニュース
世界最長の商業運航
エアバスは現地時間9月22日、シンガポール航空(SIA/SQ)にA350 XWBの超長距離型となるA350-900ULR(Ultra-Long Range)の初号機(登録番号9V-SGA)を引き渡したと発表した。10月11日からシンガポールとニューヨーク対岸のニューアークを結ぶ、世界最長の商業運航便に投入する。
A350-900ULRは、A350-900の航続距離を伸ばした機体で、燃料システムや翼端のウイングレットを改良し、燃料タンクを追加。最大離陸重量(MTOW)は280トンに増加し、航続距離を最長9700海里(約1万7964キロ)または20時間に伸ばした。燃料タンクの容量は、A350-900より2万4000リットル多い16万5000リットルで、飛行時間18時間45分と世界最長のシンガポール-ニューアーク直行便を運航できる。 ULRはマア、関空への乗り入れはない。シンガポール航空の保有機の就航年数は、5〜6年と世界的にも短い。これは、同社が最新鋭機材を積極的に導入結果、使用機材の退役が早い。

関空乗入れの
長距離機材は、A350XWBファミリーか B787ファミリーが増えた。
やはり、燃費の2割改善はエアラインにとってメチャコスト削減に繋がる。
チョット昔のデータだけど運営費の25%前後が燃料費らしい 。
原油相場やドル相場の変動はあっても、燃料費は最大のコストだろうなあ・・・と素人乍ら思う。


新機材 関空で撮ったエアライン

350-900の飛来も増えたが、現在ではボーイング787フアミリーの運航が多いかなぁ

✳️エアバス
●A350-1000
キャセイパシフィック

●A350-900
フインエアー ★ヘルシンキ
ベトナム航空 ➡︎現在はB787-9 運航機材変更
アシアナ航空 ★ソウル
チャイナエアライン ★台北
マレーシア航空 ★クアラルンプール
キャセイパシフィック ★香港
タイ国際航空 ★バンコク

★ JALのA350の機体記号と導入時期の見通し(777の入れ替計画が来年から始まる)
・A350-900
<平成31年>
JA01XJ〜JA08XJ、JA18XJ

1号機JA01XJ
関空 2019/7/29習熟訓練





A350-1000
<平成31年>
JA01WJ


✳️ボーイング
●787-10
シンガポール航空

●787-9
KLM ★772 併用運航 ★アムステルダム
ベトナム航空 ★ホーチミン (A321も使用)★ハノイ デイリー 2便 運航
エールフランス ★パリ
大韓航空 ★時折飛来する ★ソウル

●787-8
ユナイテッド➡︎サンフランシスコ
JAL ➡︎・バンコク ・台北 ・ロスアンゼルス デイリー運航
エアインディア ➡︎ムンバイ
中国南方航空➡︎最近は、A332
スクート ➡︎シンガポール ・ハワイ便も運航
ジェットスター ➡︎ケアンズ

2018.9.25ニュース
★エバー航空、ボーイング787-9型機を初受領へ 2機目受領後には日本線投入
エバー航空は、ボーイング787-9型機をアメリカ・サウスカロライナ州チャールストン工場で、10月2日に初めて受領する。

2018.9.26ニュース
★関空⇔ロンドン B 787-8. 投入予定 週 4便
 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は9月25日、ロンドン-関西線を2019年3月に開設すると関西空港で発表した。同路線は関西経済界が復活を要望していた路線で、日本航空(JAL/JL、9201)の運休以来、10年ぶりの復活となる。



●関空 sky view の再開については、まだ発表がない。かれこれ1ヶ月がくる。
途中経過位は告知して欲しいと思う



余談

●航空会社は、旅客機の選定に経済性が最重要な要素。
かつて人々を驚かせた 大きさや速度、航続距離は、もはや旅客機を評価する絶対的な尺度になっていない。しかし 航空会社は常に新しい性能を旅客機に求めている。現代においては、その筆頭は経済性である。
ボーイング787やエアバスA350XWBは、いずれも従来の旅客機よりも約20%も燃費を向上させるというのが最大のセールスポイントになっている。勿論、初期のジェット旅客機でも燃費の向上は求められていたが、それは主に経済性のためというよりは航続距離を長くできるだった。しかし燃料価格が安かった昔と違い、現在では燃料費は旅客機の直接運航費の約半分を占めるといわれています。これを20%も削減できるのは魅力的である。勿論、消費燃料が少なければ資源の有効活用や、CO2の排出量削減にもつながる。 また新しい旅客機は、燃料以外のコスト削減にも配慮している。例えば787は機体構造のほとんどが炭素繊維を使ったプラスチックでできている。これは従来のアルミ合金よりも軽くできるだけでなく、金属の様に腐蝕しない(錆びない)というメリットがある。金属製旅客機の整備では腐蝕の発見や対策に大きな手間と費用がかかっていたが、プラスチック製旅客機ではそれも削減できるわけだ。
さらにこうした旅客機では、パイロットなど人的費用も低く抑えられている。
旅客機は機種ごとに操作方法が異なり、それぞれに訓練を受けて操縦資格を取る必要がある。しかし、新しい旅客機はいずれも従来のの旅客機と同じように操縦することができるように作られているために、訓練のための期間を大幅に短縮できるのである。(ファミリー機等)訓練期間を短縮できれば訓練費用も安くなるし、また訓練のためにパイロットを乗務から外す時間も短くできる。それだけ長く営業飛行で飛んでもらえるということだ。
このように、出来るだけ手間をかけずに効率よく飛ばすことができるかどうか、それがこれからの飛行機の競争力を大きく左右する尺度になるのである。
✴︎燃費✴︎整備費✴︎訓練費の削減・・・・経済性が競争力を大きく左右するのだ

飛行機の燃費の仕組みだけど
燃費効率化のというか燃費改良は、①小さな空気抵抗を生む翼(ウイングレット)の採用②燃費効率の良いエンジン(新型のエンジン)③機体の軽量化(カーボン製の機体) が主な要因だ。

✳️ CO2比較

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