福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

「21世紀版超音速旅客機」実現へ一歩前進 JALも出資の「ブーム」試験機「XB-1」披露 ✈️ 2021年の初飛行を目指します‼️

2020-10-19 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

アメリカで超音速旅客機を開発中のブーム・テクノロジー(Boom Technology)は、
現地時間2020年10月7日(水)、独自に開発された超音速ジェット機の試験機「XB-1」を完成させ、
披露(ロールアウト)しました。

ブーム・テクノロジーによると「XB-1」は、歴史上初めて独自に開発された超音速ジェット機とのこと。
長さは71フィート(約22m)で、ゼネラルエレクトリック社が設計した3つのエンジンを搭載し、
翼は高速飛行に適したデルタ(三角)翼のデザインとなっています。
「XB-1」の初飛行は2021年に実施される予定です。


ブーム・テクノロジーは2014(平成26)年に設立されたスタートアップ企業で、日本航空(JAL)も出資。
今後ブームは、民間向けの超音速旅客機「オーバーチュアー(Overture)」を開発予定で、
2025年に型式証明の取得開始を目指します。
なお「オーバーチュアー」は、JALも優先発注権を取得しています。

夢よもう一度 商用化できるか?

音速旅客機「ボーイング2707」のモデルプレーン。JALも発注したが実現しなかった
(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

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⬆️
ブーム超音速機 ”XB-1”の 組立てが進む

上記 7月記事に詳しく記載されている

「オーバーチュア」の市場
民間向けの超音速旅客機➡︎「オーバーチュアー(Overture)

「オーバーチュア」は、
巡航速度マッハ2.2、航続距離8,300 km (4,500 n.m.)、ニューヨーク・ロンドン間は3時間15分、
太平洋路線では途中給油が必要となるがサンフランシスコ・東京間は5時間30分、
ロサンゼルス・シドニー間は6時間45分で飛行でき、2027年の就航を目指す。
アフタバーナ無しの推力20,000 lbs級エンジンを3基搭載する。
「オーバーチュア」1機の価格は220億円程度。世界の500の都市間の飛行を想定し、
ビジネスクラス料金で運航可能、1,000機以上の需要を見込んでいる。

2016年3月にバージン・グループ(Virgin Group)が10機、
2017年12月に日本航空が20機、それえぞれ優先購入権付き仮発注をしている。
日本航空はブームに対し1,000万ドル(約10億円)を出資し20機の優先購入権を確保した。


図8:(Boom supersonic) 2020年台半ばの初飛行を目指す超音速旅客機「オーバーチュア」。
日本航空から20機とバージン・グループから10機の合計30機、総額60億ドルの優先購入予約を得ている。
「オーバーチュア」が運行されると都市間の所要時間は次のように短縮される;

東京―シアトル間:現在の8時間30分が4時間半へ

パリーモントリオール間:現在の7時間15分が3時間45分へ

ロサンゼルスーシドニー間:現在の14時間半が8時間へ


コンコルドは大失敗だった❗️
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