福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

A380 あの巨体を支えるのは健脚です。タイ国際航空 HS-TUF. 西陽を浴びて飛び去りました

2017-08-27 04:00:27 | 2017年関空の情景
タイ国際航空 A380. HS-TUF
陽の落ちるのも早くなった
タイ国際航空の離陸だけど
西陽を浴びる。
マア、脚元に陽が差すのでタイヤにスポッツとを当ててみる
この巨体を支える22本のタイヤ。
素人なので専門的な事は全くわかりませんが
タキシングのタイヤの様子をアップします。
離陸へ向けタキシング
段々、陽が短くなると見れなくなるので今のうちです

pm 17:52

タイヤは
★ノーズギア(前輪)に2本、★ボディギア 12本★ウイングギア8本 計 22本である。






★ボディギア は、 6輪ボギー 2脚 12本
★ウイングギアは、4輪ボギー 2脚 8本












運用時重量 約 276トン
最大離陸重量 約 560トン➡︎ これは、トヨタ自動車 プリウス 約340台分に相当する。
この重量が空を飛ぶのも凄いが、地上では僅か、5本のランディングギアで支えることにビックリ。
タイヤは22本なので、単純計算でタイヤ1本に約25トン(プリウス15台相当)の重さを支え、時速300kmものスピードや着陸の衝撃に耐える。ランディングギアは、ブレーキを使って着陸時にスピードを減速する役割もあり本当に健脚には驚きだ。
地上での飛行機の向きを変えるには、自動車と同じでノーズギアのタイヤを左右に曲げる。
★ジャンボの、最大離陸重量は約442トンなので比較すれば超巨大旅客機だ。

★前後しますが、到着シーン
淡路島上空から大阪湾を旋回して、24/Rへアプローチ
pm16:07
ピーチの着陸機に映り込むA380
旋回して
姿を現わす

後続機が写り込む


pm16:13


もろ、逆光

✳️この機体の概要は下記ですが
A380の導入エアラインも限られる。生産台数も、累計、213機。うち、エミレーツ 95機 次が、シンガポール航空の19機 、ルフトハンザの14機・・・・・エミレーツ航空は成田に乗り入れている
日本でも、ANA 3機発注済。看板になるか重荷になるか・・・・



✳️余談
★タイヤ
巨体を支える降着装置のタイヤは、ノーズギア2本、ボディギア12本(6輪ボギー×2)、ウイングギア8本(4輪ボギー×2)の計22本である。
なお、ボーイング747のタイヤはノーズギア2本、ボディギア8本、ウイングギア8本の計18本、
ボーイング777ではノーズギア2本、ボディギア12本の計14本である。

タイヤを製造しているのは、ブリヂストンである。初号機にはブリヂストンのタイヤが採用された。また、エミレーツ航空向けの機材にはミシュランがタイヤを製造すると報道された。

●ブリジストンの世界シェアは、100席以上の民間航空機で全世界40%程度を占めているそうです。
A380の生産には、日本企業の21社が参加している
2002年4月に床下・垂直尾翼の部材担当として東邦テナックス、ジャムコ、住友金属工業、東レの4社が参入、6月に三菱重工業(前・後部カーゴドア)、SUBARU(垂直尾翼前縁・翼端、フェアリング)、日本飛行機(水平尾翼端)、10月に新明和工業、横浜ゴム、日機装が、2003年2月に横河電機、カシオ計算機、牧野フライス製作所が、6月にブリヂストン、三菱レイヨンが参加を決定した。とくに日本の炭素繊維の技術に目が向けられフレームなどの主要な部分に多用されている。

●諸元
乗員: 2名(操縦士)
定員: 3クラス 525名、モノクラス 853名
ペイロード: 66,400 kg (146,387 lb)
全長: 73 m (239 ft 6 in)
全高: 24.1 m (79 ft 1 in)
翼幅: 79.8 m(261 ft 10 in)
翼面積: 845 m2 (9,100 ft2)
運用時重量: 276,800 kg (610,240 lb)
最大離陸重量: 560,000 kg (1,235,000 lb)
動力: ロールスロイス トレント 970 または エンジン・アライアンス GP 7270 ターボファンエンジン、311 kN (69,915 lbf) × 4
貨物(-800F型): 38 LD3 (Unit Load Device) コンテナ または 13 パレット
●性能
最大速度: マッハ 0.89 (約1,090 km/h, 589 kt)
巡航速度: マッハ 0.85 (約1,041 km/h, 562 kt)
航続距離: 15,200 km (8,200 海里)
巡航高度: 13,100 m (43,000 ft)
離陸滑走距離
トレント 970: 2,990 m
GP 7270: 3,030 m
着陸滑走距離: 2,100 m