永続優良企業への「変化と継続」井上経営研究所

中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

一人で悩まないでください!

 「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  形のあるものを手放すことが再起への最短距離です。時間が掛かっても迷惑をかけた方々に対して道義的責任を果たせる近道なのです。  「倒産」は犯罪ではありません。  「倒産」という言葉の響きは実態とかけ離れすぎているのです。「倒産」という言葉は一人歩きしすぎています。一般の方は倒産の実態についてあまりに無知すぎるのです。自分自身の世界で倒産を空想しないで下さい。倒産は事業にとっての最後の権利なのです。もがき苦しんでいるあなたを救ってくれる最後の手段なのです。  もちろん私は「倒産」など薦めているわけでは決してありません。 私の仕事は医師と同じく経営危機に陥った会社の検診をし、適切な薬をお渡しし、時には手術を施して健康体にすることです。 しかし病気に末期症状があるように事業にも薬や手術ではどうにもならない状態があります。こうした状況になっても会社や財産を手放そうとしないことが再起へのチャンスさえも失わせることになるのです。  「捨てなければ得られない」 重荷を捨ててみてください。今までのことが嘘のように安寧な生活を得ることができます。貧しくても心の平和や充足感からこそ新しいエネルギーが沸いてくるのです。

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11月の1冊は脳のスペシャリスト池谷裕二の「海馬」です

2017年11月30日 | 会員専用経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのおすすめ書籍

会員メールマガジン【11月の「長寿幸せ企業」に近づくおすすめ書籍】から

 さて、11月の1冊は脳のスペシャリスト池谷裕二の「海馬」です。過去に「記憶力を強くする」「進化しすぎた脳」「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」「脳には妙なクセがある」などをご紹介させていただいたので彼の作品をお読みになられた方もおられると思います。「海馬」は天才コピーライターの糸井重里(彼の作品はこちらから)との対談で難しい話題もストンと落ちてきます。
 
 サブタイトルの通り、疲れているのは目や身体であって「脳は疲れない」し、脳は刺激が与えられないと逆に幻覚や幻聴さえ置きてしまう。逆に、考えることを中断すると忘れてしまうが、他のことをしながら考え続けると必ず答えを出すことが出来るようになっているそうです。私を含めみなさんもまだまだ脳を使いすぎてはないようです。
 
 脳の機能は「情報を保存する」ことと「情報を処理すること」の二つだけで、記憶には単なる知識の暗記「意味記憶」と自分自身で試した方法や筋道の暗記「方法記憶」があるそうです。脳に「保存する」こと、記憶するということは「可塑性」、つまり「弾力性」の反対で脳は変化した状態をそのままの状態にしておくそうです。その可塑性の結果、特に「方法記憶」は三十代すぎから急激に
(べき乗則で)働きが良くなるのです。井上流に言えば、「意味記憶」は「単なる知識」、「方法記憶」は単なる知識が行動することによって得た「知恵」です。

 私の座右の銘である佐藤一斎の「少にして学べば・・」や論語でもっとも好きな章句の一つ「性相近也、習相遠也」のとおり、学生時代に秀才と言われている人とでも、生まれつきの差は大したことはありません。その後の人生で、学び続け、行動を続け、習慣にすれば人生は大きく違ってきます。

 「やる気」と「継続」についても面白い記述があります。海馬のすぐ上の方に「やる気」を生み出す「側坐核(そくざかく)」という場所があるそうですが、ここの神経細胞は刺激を受けないと働かないそうです。ではどうすればいいのかというと「ともかく手を付けてやり始める」と「作業興奮」と言って脳が活動しはじめてやる気モードになっている仕組みのようです。
「やり始める前には、やる気が無いのは当たり前」
というのを知って、少し安心しました。
 「継続」は「やる気」が続けば出てきますが、「ともかく手を付ける」ポイントは脳に「達成感」を味合わせることです。
 そのためには、戦略構想の基本ワード「着眼大局、着手小局」つまり、「物事を大きな視点から見て、小さなことから実践する」ことです。耳タコくらい私からお聞きの『長寿幸せ企業』経営の基本の基の話です。
 「使命(ミッション)」や行動規範などの「経営理念(フィロソフィー)」→「「目的地(ビジョン)」→「経営目標(ターゲット)」→長期経営戦略→中期経営戦略→短期経営戦略→【長寿幸せ企業PDCA事業計画書】→月次計画という流れでマイルストーンとした小局を超えていけば、「やる気」の「継続」もそう肩肘張らずとも出来るのです。「目標は小刻みに」です。ある時、気がついて少し後ろを振り向けば「道」が出来ています。
 
 人間も天地自然の理によって生かされています。その理に従えば、脳も身体も事業も人生もうまくいくように思えます。
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井上経営研究所代表者のプロフィール

 井上 雅司(いのうえ まさじ) 1951年和歌山県生まれ。 早稲田大学教育学部卒業後日本航空開発株式会社を経てスーパーマケットを創業。20余年の経営の後倒産。自らの経験を踏まえ「倒産から学ぶ『経営実学』」を研究。自分と同じ体験をする人を一人でも少なくしたいの信念のもと「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を目指して、2002年、「経営救急クリニック」井上経営研究所を設立。2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。  さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、優良企業、無借金企業(超優良企業)そして、企業に関わる多くの人が幸せになれる「幸せ企業」にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。  2010年、永続幸せ企業をめざす中小零細ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。 ●企業再生コンサルタント   ●論語指導士(論語教育普及機構認定資格) ●M&Aシニアエキスパート(一般社団法人金融財政事情研究会認定資格) ●事業承継・M&Aエキスパート(同)

井上経営研究所とは

 井上経営研究所は中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。  ホームオフィスは、紀伊半島の最南端から少し北西(大阪寄り)に戻った 南高梅や紀州備長炭で有名な自然に恵まれた「みなべ町」という小さな町にあります。この町から日本全国にクライアント様を持ち、対応させていただいています。私、井上雅司がこの不便な田舎価値を起点にビジネスを展開している理由は、プロフィールをお読み頂ければお分かりいただけると思いますが、私が人生の危機に陥った時、全てを掛けて私を助けてくれた、年老いた両親がいるからです。  また、コンサルタント事務所といっても、総務以外は、すべてのサービス業務やプログラム診断業務はもちろん、経理も、このホームページ作成も、全て私一人で対応させていただいています。  というわけですので、無料相談といえどすべて私が直接責任をもって対応させていただいています。