永続優良企業への「変化と継続」井上経営研究所

中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

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「企業経営を論じていけば、結局は経営者の人生観の問題である」

2017年10月17日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

会員メールマガジン【8月の「ちょっといい言葉」】から

「現代の帝王学」は「ちょっといい言葉」の宝庫です。
 
「企業経営を論じていけば、結局は経営者の人生観の問題である」(松下幸之助) p25
上に立つ者が、必ず、身につけていなければならぬ資格が四つある。
第一に「使命感」
第二に「無私」
第三は「詩心」〈ロマン〉
第四に「現実処理能力」
 
「人生というものは老後にある。たとえば六十歳になって、過去をふりかえった時、過去六十年は一瞬のうちに過ぎ去ったことに気がつくだろう。その間、贅沢をしたか、苦しんだかは大した問題ではない。ところが、老後の一時間、一日というものは実に大事だ。その大事な一日を『ああ、いいことをしたな』と思って暮らすかどうかが、人生の幸不幸がきまるところだ」(出光興産店主出光佐三) p27

「己に倹にして、人に倹ならず、是を愛という。
己に倹にして、人に倹なる、是を倹という。
己に倹ならず、人に倹なる、是を吝(けち)という。」(杉浦重剛・教育者)p56

「酒逢知己 千鐘少 話不投機 半句多」
酒、知己に合えば、千鐘(杯)も少し。 話、機に投ぜざれば、半句も多し(明治の戯曲「琵琶記」)p100
 私が外でお酒を飲むのはまさに上句のようなときです。いつまで杯を傾けながら語り合いたいと思いますが、住む世界の違う人と話すときは出えきるだけ喋らず、機を見て座をはずようにしています。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(論語子路第十三)もなかなか大変で、君子にはなれそうにありません。

「窮即変、変即通」(易経)
窮すれば即ち変じ、変ずれば即ち通ず。 p104
人生の修羅場に直面したときの「おまじない」です。

「人間は誰しも、明るいほうが助で、暗く、陰惨なのは嫌いに決まっています。
小林秀雄が『人は性格にあった事件にしか出くわさない』といい、
芥川龍之介が『運命は性格の中にある』と断定しているのも、そこのところですね。」p108 

すべて ★★★ 「現代の帝王学」伊藤肇著 プレジデント社 から

このブログ、「中小零細ファミリー企業版 『長寿幸せ企業』の実践経営事典2017」は井上経営研究所が毎週火曜日に発信しています。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。2010年、長寿永続健全企業をめざす中小ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。


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第2章(3)あなたの人生において会社はどんな存在ですか(親族からの承継) 会社は「承継」するのではなく「継承」する

2017年10月10日 | 第2章 経営者への「入口」 起業と事業承継

第2章 経営者への「入口」起業と事業承継 

(3) あなたの人生において会社はどんな存在ですか(親族からの承継) 会社は「承継」するのではなく「継承」する

 次は、父親などから会社を「承継」した場合の「経営理念(フィロソフィー)」など事業運営の「継承」のあり方です。

 広辞苑によれば、「承継」とは、法律用語として「権利または義務をそのまま引き継ぐこと。」とあり、「継承」とは「先代・先任者などのあとをうけつぐこと。」とあります。

基本的な考え方は、

「子曰わく、父存せば其の志を観、父没すれば其の行を観る。三年父の道を改むる無くんば、孝と謂う可し。」(「論語」学而第一)です。

 全社長が現役中と時は言動を観、どのような使命感を持って経営にあたっているのかを学び、承継後、少なくとも2事業年度は、先代のやり方を踏襲し、ひたすら現場に出て社員とともに汗を流し、現場から会社や経営を見つめ直すことに専念してください。そうして、継続するす事や改善しなければいけないことを整理するとともに、創業者が熱い思いをもって掲げて会社の芯柱となってきた「経営理念(フィロソフィー)」に心から共感できるのであればできる限り変更することなく、社員の皆さんに改めて所信を表明しあなたの代の経営をスタートさせてください。

 どうしても「経営理念(フィロソフィー)」を変えたい場合でも、出来るだけ多くの関係者や資料からなぜ創業者から先代までが、その「経営理念(フィロソフィー)」を決めるに至ったかを深く探ってからにすべきです。

 会社や事業の「承継」そのものは簡単ですが、事業を「継承」していくのは、本当に大変です。
 しかし、『長寿幸せ企業』を目指している『俯瞰塾』の経営者の多くが、「中小企業の経営者は、常に問題と格闘しながらの苦しい、大変な仕事だが、人生をかけるに値するやりがいがある、楽しい仕事です。」と言われます。

 

 ある保険会社1のコマーシャルからの引用ですが、大好きな言葉です。

「長く続く会社が多い国は、いい国だと思う。」

「会社は、望まれて生まれます。

人に必要だから、社会の役に立てるから、この世に生まれてくるのです。

着るものをつくる、食べるものをつくる、

健康を守るものを、美しさを育てるものを、人を遠くに運ぶものを、

そして、人と人をつなぐものをつくる、

ひとつひとつの役割は違うけれど、それぞれが、自分たちの力をぞんぶんに出しきって

社会を支える、さまざまな会社たち。

そう、どんなに小さくても、必要でない会社というものはない。

(以下略)」

 

 「経営理念(フィロソフィー)」については
第1章 あなたは何のために、何処に行きたいのか ー経営理念・行動規範のつくり方
をお読みください。

1 大同生命

 

このブログ、「中小零細ファミリー企業版 『長寿幸せ企業』の実践経営事典2017」は井上経営研究所が毎週火曜日に発信しています。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。2010年、長寿永続健全企業をめざす中小ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。

 

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「貧者は昨日のために今日つとめ、富者は明日のために今日つとめる」二宮尊徳

2017年10月03日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉
会員メールマガジン【7月の「ちょっといい言葉」】から
 
尊徳の箴言① 2015年/10月号の【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】から再掲
 
「倹約と貯蓄は変事に備えるため
 世の中が無事に治まっていても、災害という変事がないとは限らない。変事が仮にあっても、これを補う方法を講じておれば、変事がなかったも同然になる。
 古語に「三年の蓄えなければ国にあらず」(『礼記』王政編)といっている。外敵が来たとき、兵隊だけあっても、武器や軍用金の準備がなければどうしようもない。
 国ばかりでなく、家でも同じことで、万事ゆとりがなければ必ずさしつかえができて、家が立ちゆかなくなる。国家天下ならなおさらのことだ。」
 
「働いて、自分に薄く、その余力を持って人のために尽くせ。」
 
二宮尊徳は
「富と貧とは、元来遠く隔たったものではない。ほんの少しの隔たりであって、その本はただひとつの心がけにあるので、貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。
富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめるから、安楽自在ですることなすことみな成就する。それを世間の人は今日飲む酒がない時は借りて飲む。今日食う米がなければまた借りて食う。これが貧窮に陥る原因なのだ。」と言っています。
 
【9月の「ちょっといい言葉」】━━━━━━━━━━━━━━━━
「はじめの一歩末の千里」
「千里の道も一歩から」
 脳研究者の池谷裕二さんは脳から見ても、「何事も始めたら半分は終了」と次のように説明しています。
 脳には入力と出力があります。いや、身体感覚(入力)と身体運動(出力)の二点こそが、脳にとって外部との接点の全てです。ですから、入力と出力はともに重要です。
 しかし、入力と出力、あえてどちらが重要かと問われれば、私は躊躇なく「出力」と答えます。感覚ではなく、運動が重要だということです。
 理由の一つは(中略)脳は出力することで記憶すると。脳に記憶される情報は、どれだけ頻繁に脳にその情報が入って来たかではなく、どれほどその情報が必要とされる状況に至ったか、つまりその情報をどれほど使ったかを基準にして選択されます。(中略)
 「やる気」も同様です。やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出ると言うケースが意外と多くあります。年末の大掃除などはよい例で、乗り気がしないまま始めたかもしれませんが、いざ作業を開始すると、次第に気分が乗ってきて、部屋をすっかりきれいにしてしまったと言う経験が誰にでもある筈です。
 
「何事も始めた時点で、もう半分は終わったようなもの」とはよく言ったものです。
 
 
尊徳の箴言② 2015/7月号【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】より再掲
 
「積小為大」 「小を積む努力なしに夢の実現はない」
 
「大事をなしとげようと思う者は、先ず小さなことを怠らず努めるがよい。
それは、小を積んで大となるからである。大体、普通、世間の人は事をしようとして、小事を怠り、でき難いことに頭を悩ましているが、でき易いことに努めない。
それで大きなことも出来ない。大は小を積んで、大となることを知らぬからである。
 一万石の米は一粒ずつ積んだもの。一万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだ。だから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
 小事を努めず怠るものが、どうして大事を成し遂げることができよう。」
 
★★★ ■世界に誇る日本の道徳力 心に響く二宮尊徳90の名言 石川佐智子著 コスモトゥーワン より
 
 
 
尊徳の箴言③ 以下は2013年5月ご紹介した 今月の《ちょっといい言葉》 から再掲します。

………………………………………………………
♡♡♡ 「貧困は有限、実りは無限」 二宮尊徳
………………………………………………………
二宮金次郎が残した言葉を読むと、
村おこしに取り組む時のワクワク感、
強いエネルギーのようなものが伝わってきます。

それは温かさ、大らかさ、ユーモア精神といったものを
包含した真剣さ、厳しさとでもいうべきでしょうか。

金次郎は毎日貧乏を嘆きながら暮らす村人たちに
次のようなことを言って励ましました。

「貧困の原因が何かを突き詰めれば、
 貧困には所詮限りがあることが見えてくる。

貧困が無限に続くことはない。

むしろ無限なのは実りのほうである。

 一粒の種から一つの実りしか得られないことはなく、
 実りは必ず倍々で増えていく。

 だから貧しさが無限だと思うのは、妄想にすぎない」


目の前の厳しさが無限に続くという妄想に取り憑かれ、
押し潰されそうになっている村人たちは、
金次郎の明るく力強いこの言葉に
大いに勇気づけられたに違いありません。

弱気になる村人を鼓舞し、
あくまで一粒の種を植えるという
現実的な「勤労」を忘れないことこそが
目の前のマイナスを一つひとつ克服する唯一の術であると言い、
無限の実りに向けて種蒔きをし続ける
金次郎の笑顔が目に浮かぶようです。

中桐万里子(七代目二宮尊徳子孫)
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一人で悩まないでください!

 「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  形のあるものを手放すことが再起への最短距離です。時間が掛かっても迷惑をかけた方々に対して道義的責任を果たせる近道なのです。  「倒産」は犯罪ではありません。  「倒産」という言葉の響きは実態とかけ離れすぎているのです。「倒産」という言葉は一人歩きしすぎています。一般の方は倒産の実態についてあまりに無知すぎるのです。自分自身の世界で倒産を空想しないで下さい。倒産は事業にとっての最後の権利なのです。もがき苦しんでいるあなたを救ってくれる最後の手段なのです。  もちろん私は「倒産」など薦めているわけでは決してありません。 私の仕事は医師と同じく経営危機に陥った会社の検診をし、適切な薬をお渡しし、時には手術を施して健康体にすることです。 しかし病気に末期症状があるように事業にも薬や手術ではどうにもならない状態があります。こうした状況になっても会社や財産を手放そうとしないことが再起へのチャンスさえも失わせることになるのです。  「捨てなければ得られない」 重荷を捨ててみてください。今までのことが嘘のように安寧な生活を得ることができます。貧しくても心の平和や充足感からこそ新しいエネルギーが沸いてくるのです。

井上経営研究所とは

 井上経営研究所は中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。  ホームオフィスは、紀伊半島の最南端から少し北西(大阪寄り)に戻った 南高梅や紀州備長炭で有名な自然に恵まれた「みなべ町」という小さな町にあります。この町から日本全国にクライアント様を持ち、対応させていただいています。私、井上雅司がこの不便な田舎価値を起点にビジネスを展開している理由は、プロフィールをお読み頂ければお分かりいただけると思いますが、私が人生の危機に陥った時、全てを掛けて私を助けてくれた、年老いた両親がいるからです。  また、コンサルタント事務所といっても、総務以外は、すべてのサービス業務やプログラム診断業務はもちろん、経理も、このホームページ作成も、全て私一人で対応させていただいています。  というわけですので、無料相談といえどすべて私が直接責任をもって対応させていただいています。

井上経営研究所代表者のプロフィール

 井上 雅司(いのうえ まさじ) 1951年和歌山県生まれ。 早稲田大学教育学部卒業後日本航空開発株式会社を経てスーパーマケットを創業。20余年の経営の後倒産。自らの経験を踏まえ「倒産から学ぶ『経営実学』」を研究。自分と同じ体験をする人を一人でも少なくしたいの信念のもと「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を目指して、2002年、「経営救急クリニック」井上経営研究所を設立。2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。  さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、優良企業、無借金企業(超優良企業)そして、企業に関わる多くの人が幸せになれる「幸せ企業」にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。  2010年、永続幸せ企業をめざす中小零細ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。 ●企業再生コンサルタント   ●論語指導士(論語教育普及機構認定資格) ●M&Aシニアエキスパート(一般社団法人金融財政事情研究会認定資格) ●事業承継・M&Aエキスパート(同)