永続優良企業への「変化と継続」井上経営研究所

中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

一人で悩まないでください!

 「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  形のあるものを手放すことが再起への最短距離です。時間が掛かっても迷惑をかけた方々に対して道義的責任を果たせる近道なのです。  「倒産」は犯罪ではありません。  「倒産」という言葉の響きは実態とかけ離れすぎているのです。「倒産」という言葉は一人歩きしすぎています。一般の方は倒産の実態についてあまりに無知すぎるのです。自分自身の世界で倒産を空想しないで下さい。倒産は事業にとっての最後の権利なのです。もがき苦しんでいるあなたを救ってくれる最後の手段なのです。  もちろん私は「倒産」など薦めているわけでは決してありません。 私の仕事は医師と同じく経営危機に陥った会社の検診をし、適切な薬をお渡しし、時には手術を施して健康体にすることです。 しかし病気に末期症状があるように事業にも薬や手術ではどうにもならない状態があります。こうした状況になっても会社や財産を手放そうとしないことが再起へのチャンスさえも失わせることになるのです。  「捨てなければ得られない」 重荷を捨ててみてください。今までのことが嘘のように安寧な生活を得ることができます。貧しくても心の平和や充足感からこそ新しいエネルギーが沸いてくるのです。

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「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』への道」 第1回 「富は屋を潤し、徳は身を潤す」(大学)

2012年12月20日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』への道」 第1回 「富は屋を潤し、徳は身を潤す」(大学)

井上経営研究所は、経営危機に瀕した中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。経営者一族だけではなく、企業に関わる全ての人々が「心からの笑顔」を取り戻すお手伝いをさせていただくことが使命です。

それでは『長寿幸せ企業』とはどういう企業を言うのでしょうか?

結論から言えば、「長寿企業」であるためには「幸せ企業」で在り続けなければならないということです。「幸せ企業」であるから、「長寿企業」足りえるのです。

社員さんからみた「幸せ企業」はどんなものかというと

  • 家族を養い、幸せな家庭を築ける給与を得ることができる会社
  • 人生設計ができる長期継続して健全な会社
  • 上記を満たした上で、やりがいを実感すること出来る会社

ではないでしょうか。

私は、数多くの長寿企業を研究した結果、中小零細企業が長寿企業であるために必要なことは、

1.高収益企業や高成長企業であることより、その企業に関わる経営者や家族は勿論のこと、従業員、取引先、そしてお客様、さらに社会までもが、この会社で働けてよかった、この会社があってよかった、と誇りに思えるような会社で在り続けることだと考えています。

2.上のビジョン(経営目的)を達成するためには、原資が必要です。高収益企業や高成長企業でなくても、健全企業、優良企業であり続ける必要があります。実は、一時的に儲けたり、急成長したりすることのほうが簡単なのです。急激に成長、大きくなったものは急激に滅びる。これは天地自然の理です。つまり、少なくても(1)を達成するためには、一定の利益を出し続ける必要があります。「恒産なければ恒心なし」「衣食足りて礼節を知る」です。

長寿企業すなわち100年以上継続して存続できている企業の経営理念や使命、信条、家訓、行動指針などを調べていきますと共通するキーワードがいくつか出てきます。その中から私が、経営危機に瀕した中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする上で柱としているのが

①徳性 : ブレない経営を支える柱

②知恵と技能 : 知識や技術を行動することによって会得したもの

③習慣 : これらを息をする如く継続していき習慣化できること

④変化 : 時代に応じて、事業の柱などを変えていくこと

です。

各項目については、今後このブログでそれぞれ詳しく解説していきますが、

要約しますと、

①は、

  • 嘘をつかないこと(たとえば、粉飾決算はプログラム着手後は全て公にして頂きます。私のクライアント様には1社たりとも粉飾されている企業はありません。これをお約束できない企業はプログラムにご参加していただけません。)
  • 「ありがとう」を言える(客の側であっても)
  • 時間を守る、細切れの時間を大切にする。(目上の人との待ち合わせには余裕を持って待ち合わせ場所に行き、待ち時間を活用する準備ができるようにする)
  • 使ったものを次の人のために元に戻せる(立ち上がった後の椅子やトイレの蓋など)
  • 礼儀を守れる(迎え三歩に見送り七歩など)
  • これらに加えて経営者には「自己犠牲」の精神が必要となります。

徳性の乏しい私は、これをお教えする立場などにはありませんが、徳性を高めるために「人間学」を一緒に学び、行動していきます。この特性は全ての判断や行動の「心柱」にしていきます。

②は、経営再建プログラム(3~9ヶ月)の間に、「今ある売上で最大の利益を絞りだす知識や技術」を学んで頂き、実践して頂き、単年度黒字化を達成(1年以内目標)を目指します。具体的には自社で月次決算や中長期の予想概算キャッシュフローを算出できるようになります。「売上対策」以外の「資産負債対策」や「経費削減対策」などはここで学びます。

③、すべての対策が即効性があるのではありませんので、これらを③習慣化させていくことにより「知恵と技能」に変わっていきますが、実はこの「継続」「習慣化」が一番難しく、プログラムに着手された企業の何割かがここで脱落していきます。これをクリアーして安定的な健全事業化(目標3年以内)ができます。

④が「変化」です。①から③ができても「変化」することができなければ、企業も死滅します。ダーウィンではありませんが、「生き残れるものは、大きいものでも、強いものでもなく、変化できるもの」なのです。②の経営再建プログラムを終了した段階で初めてスタートするのが「売上対策」=「新規事業開発」です。

「富は屋を潤し、徳は身を潤す」(大学)や渋沢栄一先生の「論語と算盤」は「経営再建プログラム」の考え方の柱になっています。「両潤塾」はここから命名させて頂いています。まずは皆さんの会社を「幸せ企業」にし、「長寿企業」であり続けられるように、共に学び、実践して行きましょう。

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中小零細企業経営の原理原則

2012年12月16日 | 経営者の笑顔を取り戻す!知識と知恵
 中小零細企業の再生・再建に関わって十年あまりの月日が過ぎました。
過日、10年ぶりにホームページを大幅に模様替えしました。そのさい、ホームページ開設以来ほとんど加筆修正されていない部分を、再検討してみました。この十余年の間に関与させていただいた中には、
  1. 再生・再建がうまくいって健全企業化できた会社、
  2. 健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめた会社、
  3. 再生・再建を諦め、会社を清算や廃業させて、今は幸せな第二の人生を歩んでいる経営者

がある一方、

  1. 健全企業化できたのに、また元の状態に戻ってしまった会社、
  2. 再建プログラムを途中で挫折して、「最悪の倒産」に至ったしまった会社、
  3. 同じく、音沙汰がなくなった会社
などその結末は多岐にわたります。
 
 もちろん私の力が及ばなかったことも一因だと自戒してはいますが、再建プログラムの途中で音沙汰がなくなった企業を除いて振り返ってみますと、この会社は棺桶の蓋が開いているどころか、もう体が棺桶に入っている状態で、私の力では再生・再建は不可能に近いと思っていた企業が不死鳥のごとく蘇ったケースがある一方、この会社はひと通り再建プログラムをやってもらえばほぼ100%再生できると思っていた企業が何年たっても経営危機状態から抜け出せないばかりではなく、じわじわとその財務状態が悪くなってしまったケースがありました。
 
 再建プログラムのスキームは100社あれば100社とも違いますが、基本的な戦略は大きく変わりありません。
 それは、経営の原理原則に戻ることです。
 経営危機に陥った企業が健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめることができるのは、再建プログラムの期間に身についた経営の原理原則を行動に移すことを「習慣化」できた結果に過ぎません。
 一度健全企業になった会社が、再び悪くなるのは「奢り」を忘れたことと「習慣化」できなかったことに原因があります。
 
 今後は、このブログで、私の十余年にわたる、再建・再生から優良企業化、さらに『長寿幸せ企業』へのお手伝いを通して確信した、中小零細企業が学び、実践し続けなければならない経営の原理原則と実践的対策について整理してお伝えしたいと思います。
 ブログタイトルを「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』経営の原理原則と実践的対策」にしようと思ったのですが、長すぎるのでとりあえず、 「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』への道」としてスタートさせます。
 
 まずは、来年1月から、少しずつでも
継続できるようにして、「習慣化」させていこうと決めていますので、長く投稿れないときは、是非お叱りの言葉を頂きたいと思います。
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井上経営研究所代表者のプロフィール

 井上 雅司(いのうえ まさじ) 1951年和歌山県生まれ。 早稲田大学教育学部卒業後日本航空開発株式会社を経てスーパーマケットを創業。20余年の経営の後倒産。自らの経験を踏まえ「倒産から学ぶ『経営実学』」を研究。自分と同じ体験をする人を一人でも少なくしたいの信念のもと「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を目指して、2002年、「経営救急クリニック」井上経営研究所を設立。2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。  さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、優良企業、無借金企業(超優良企業)そして、企業に関わる多くの人が幸せになれる「幸せ企業」にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。  2010年、永続幸せ企業をめざす中小零細ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。 ●企業再生コンサルタント   ●論語指導士(論語教育普及機構認定資格) ●M&Aシニアエキスパート(一般社団法人金融財政事情研究会認定資格) ●事業承継・M&Aエキスパート(同)

井上経営研究所とは

 井上経営研究所は中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。  ホームオフィスは、紀伊半島の最南端から少し北西(大阪寄り)に戻った 南高梅や紀州備長炭で有名な自然に恵まれた「みなべ町」という小さな町にあります。この町から日本全国にクライアント様を持ち、対応させていただいています。私、井上雅司がこの不便な田舎価値を起点にビジネスを展開している理由は、プロフィールをお読み頂ければお分かりいただけると思いますが、私が人生の危機に陥った時、全てを掛けて私を助けてくれた、年老いた両親がいるからです。  また、コンサルタント事務所といっても、総務以外は、すべてのサービス業務やプログラム診断業務はもちろん、経理も、このホームページ作成も、全て私一人で対応させていただいています。  というわけですので、無料相談といえどすべて私が直接責任をもって対応させていただいています。