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会員経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのちょっといい言葉

2017年08月01日 | 会員専用経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのおすすめ書籍

会員経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのちょっといい言葉

 
二宮尊徳の箴言① 2015年/10月号の【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】から再掲
 
「倹約と貯蓄は変事に備えるため
 世の中が無事に治まっていても、災害という変事がないとは限らない。変事が仮にあっても、これを補う方法を講じておれば、変事がなかったも同然になる。
 古語に「三年の蓄えなければ国にあらず」(『礼記』王政編)といっている。外敵が来たとき、兵隊だけあっても、武器や軍用金の準備がなければどうしようもない。
 国ばかりでなく、家でも同じことで、万事ゆとりがなければ必ずさしつかえができて、家が立ちゆかなくなる。国家天下ならなおさらのことだ。」
 
「働いて、自分に薄く、その余力を持って人のために尽くせ。」
 
二宮尊徳は
「富と貧とは、元来遠く隔たったものではない。ほんの少しの隔たりであって、その本はただひとつの心がけにあるので、貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。
富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめるから、安楽自在ですることなすことみな成就する。それを世間の人は今日飲む酒がない時は借りて飲む。今日食う米がなければまた借りて食う。これが貧窮に陥る原因なのだ。」と言っています。
 
「はじめの一歩末の千里」
「千里の道も一歩から」
 脳研究者の池谷裕二さんは脳から見ても、「何事も始めたら半分は終了」と次のように説明しています。
 脳には入力と出力があります。いや、身体感覚(入力)と身体運動(出力)の二点こそが、脳にとって外部との接点の全てです。ですから、入力と出力はともに重要です。
 しかし、入力と出力、あえてどちらが重要かと問われれば、私は躊躇なく「出力」と答えます。感覚ではなく、運動が重要だということです。
 理由の一つは(中略)脳は出力することで記憶すると。脳に記憶される情報は、どれだけ頻繁に脳にその情報が入って来たかではなく、どれほどその情報が必要とされる状況に至ったか、つまりその情報をどれほど使ったかを基準にして選択されます。(中略)
 「やる気」も同様です。やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出ると言うケースが意外と多くあります。年末の大掃除などはよい例で、乗り気がしないまま始めたかもしれませんが、いざ作業を開始すると、次第に気分が乗ってきて、部屋をすっかりきれいにしてしまったと言う経験が誰にでもある筈です。
 
「何事も始めた時点で、もう半分は終わったようなもの」とはよく言ったものです。
 
 
二宮尊徳の箴言② 2015/7月号【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】より再掲
 
「積小為大」 「小を積む努力なしに夢の実現はない」
 
「大事をなしとげようと思う者は、先ず小さなことを怠らず努めるがよい。
それは、小を積んで大となるからである。大体、普通、世間の人は事をしようとして、小事を怠り、でき難いことに頭を悩ましているが、でき易いことに努めない。
それで大きなことも出来ない。大は小を積んで、大となることを知らぬからである。
 一万石の米は一粒ずつ積んだもの。一万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだ。だから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
 小事を努めず怠るものが、どうして大事を成し遂げることができよう。」
 
★★★ ■世界に誇る日本の道徳力 心に響く二宮尊徳90の名言 石川佐智子著 コスモトゥーワン より
 
 
 
二宮尊徳の箴言③ 以下は2013年5月ご紹介した 今月の《ちょっといい言葉》から再掲します。
 
「貧困は有限、実りは無限」 二宮尊徳

二宮金次郎が残した言葉を読むと、
村おこしに取り組む時のワクワク感、
強いエネルギーのようなものが伝わってきます。

それは温かさ、大らかさ、ユーモア精神といったものを
包含した真剣さ、厳しさとでもいうべきでしょうか。

金次郎は毎日貧乏を嘆きながら暮らす村人たちに
次のようなことを言って励ましました。

「貧困の原因が何かを突き詰めれば、
 貧困には所詮限りがあることが見えてくる。

貧困が無限に続くことはない。

むしろ無限なのは実りのほうである。

 一粒の種から一つの実りしか得られないことはなく、
 実りは必ず倍々で増えていく。

 だから貧しさが無限だと思うのは、妄想にすぎない」


目の前の厳しさが無限に続くという妄想に取り憑かれ、
押し潰されそうになっている村人たちは、
金次郎の明るく力強いこの言葉に
大いに勇気づけられたに違いありません。

弱気になる村人を鼓舞し、
あくまで一粒の種を植えるという
現実的な「勤労」を忘れないことこそが
目の前のマイナスを一つひとつ克服する唯一の術であると言い、
無限の実りに向けて種蒔きをし続ける
金次郎の笑顔が目に浮かぶようです。

中桐万里子(七代目二宮尊徳子孫)


以上【会員メルマガ2017年7月の「ちょっといい言葉」より】


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