理系オット50才、ピアノを始めた

彼の性格からしてきっと長続きします。エンジニアで会社員、ストイックで冷静沈着、感情より理性で動く、空気読むのが嫌いな変人

習って良かった!の瞬間

2017年12月14日 12時32分03秒 | じぶんのピアノ

前回の記事で書いた

・分散和音は粒を徹底的に揃えて、金太郎飴のように延々と同じように弾き続けないといけない。

・伴奏が目立っちゃいけない。どんなにテンポが速かろうがスタッカートであろうが、メロディーの音量がどんなに小さかろうが、とにかく伴奏は目立っちゃいけない。

のとこについて、私が

「 でも先生、ここは左手にもフォルテついてますよ? ( ̄3 ̄) 」

と精一杯口答えすると、

「 じゃあせめて左手はもっと知らん顔で身体を縦に真っ二つに割って。」

なんて表現される。
それくらい 伴奏は延々淡々と弾かなきゃいけない。もちろんぞんざいに弾いちゃいけない。

普段のレッスンでは、まあ、" 指が言うこと聞いてないけど、分かってるんだな "、って状態でもマルになっちゃってました。

でも、発表会の曲はね、時間もかけるし、先生も妥協しない。

2年前のことなんですけど、ちょうどこういうとこを何度も何度も練習してたらね、
ある時ふと、左は左耳から、右は右耳から聞こえてくるような、分離成功!みたいな瞬間があったのです。
そうすると安定感のある伴奏が弾けるようになって、その上でメロディーを転がすのがとっても快感。
2人でアンサンブルをやっているような気分なんです。

2年も前で、曲だって全然複雑なのじゃないんですよ。ソナチネの本の中の一番易しいくらいの曲。

伴奏は四分音符が並んでるだけ。

家の電子ピアノで、です。

今でもよく覚えている、ピアノ習って良かった!って思った瞬間でした。
きっと、独学だったら到達できなかったと思います。

情けないばかりの私のピアノですが、ごくたまにこのように成長の瞬間があります。








↑ だから発表会の曲に取り組むのは好きです






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