今からおよそ40年前、当時の大本山永平寺76世貫首猊下であった秦慧玉禅師に
大龍寺の本堂が建立・落慶となった記念として、ご染筆いただいた色紙があります。
この色紙には「起雲龍吟」としたためられています。
秦禅師は42歳で新宿区改代町にある田中寺の住職となられ、
80代で永平寺の貫首としてに就かれてからも同寺を東京の居所とされ、
同じ組合寺院の当山も懇意なご縁をいただいていたそうです。
当山から檀信徒への新聞「大龍寺からのお知らせ」は
平成17(2005)年から年4回お届けしていますが、
何か思い入れのある名前をつけていませんでした。
これからは秦禅師からいただいた「起雲龍吟」を誌名とし発行していきます。
題字以外のデザイン(地紋)は今後の課題です。
檀信徒皆さまからご意見をいただこうと考えています。