王子のきつね on Line

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奥菜恵タソの神秘体験とayuねぇの統合失調症的体験←けっこうムリヤリです。w

2005年07月18日 11時51分55秒 | 心霊
1/16(土)19:00~21:00にテレ朝で「オーラの泉」のスペシャルが放送されました。ゲストは、奥菜恵さん、杉田かおるさん、デヴィ夫人です。この中でも、奥菜さんが、かなり霊感が強く、多くの体験を話してました。
 映画のオーディションで不安だったとき、亡くなったおばあさんが夢枕に立って、励ましてくれた話。おじいさんが亡くなったとき、その場にいないのに、その情景が見えて、父親に言ったらそのとおりだった話。幽体離脱して宇宙から地球を見た話。友人と会食中に日本人形が見えたので、ほったらかしにしてない?と聴いたら、そのとおりだった話など、数の多さに驚きました。

 最近、江原啓之さんの話で気になるのが、「夢」に関する発言です。江原さんによると、夢のなかには霊的な夢があるとのことです。ふつうの心理学などでは、夢は無意識(正確にいうと、前意識[フロイトのいう個人的無意識]や潜意識[ユングのいう人類共通の普遍的無意識])のあらわれと解釈されます。しかし、江原さんは、霊的な夢の場合、その人の魂が幽体離脱して霊界に行っている、と言っていました。
 私はこれを、どちらが正しいというものではなく、同じ現象を異なった言葉で説明しているのではないか、と思っています。

 話は変わりますが、パラトラパ雅こと中村雅彦教授は、『呪いの研究』(トランスビュー、2003年)のなかで、従来の西洋医学によって統合失調症(精神分裂病)とされてきたもののなかに「霊的危機」(変成意識状態でのさまざまな体験)が含まれるのではないか、と主張しています(105ページ)。
 精神医学者ルコフは、統合失調症的特徴をともなった神秘体験を統合失調症と区別する判断として、統合失調症者は、自分の主張が空想や思い込みによることを自覚せず、体験を大げさに脚色する傾向があるのに対して、統合失調症的でない人は、自分の体験がふつうではないことをはっきりと認めている、と言います(106~107ページ)。

 さて、そこで、ayuねぇの話ですが…。w 彼女が"Free & Easy"の作詞をしたときの体験を『浜崎共和国』で「私にとって忘れられない一言になってるものがグァングァンと頭の中で鳴り出しちゃって」と語っておりますが、どう見ても統合失調症的体験です。ただ、1998年ころだと、クルマの運転中によく歌詞が浮かぶ、というようなことを言っていました。
 私は、この歳でクルマの免許をもっていないので、どういう感じなのかわからないのですが、荒川の自転車道を自転車で走っているときは、いろんなことを考えてしまいます。たぶん私の脳波をはかると、β波ばかりが出てるんでしょう。
 ところが、妹に聴いてみると、彼女はなにも考えていない時間のほうが多い、などと言っていました。α波が出てるんでしょうね。w
 人によってちがうんでしょうけど、クルマの運転て、ゲームしているときに似ているので、「ゲーム脳」状態でα波がでるんじゃないかと思います(私自身は「ゲーム脳」の結論=認知症患者と同じ!には否定的ですけど)。
 じつは、統合失調症的体験て、いわゆる「退行」によってもたらされるので、β波が減って、α波が増えているんじゃないかと思えます。だから、ayuねぇは歌詞が浮かぶのかなぁ、などと考えてしまいます。オイラにはそーゆー才能がないことも…。
 ayuねぇの作詞は、本人が「幽体離脱」と言っているように、ある種の「神秘体験」なのかもしれません。でも、本人にはそーゆー自覚がないみたい。義務的につくっていると言っているので…。w
 ただ、義務的につくっているわりには、けっこう(゜∀゜)bイイ!言葉があったり、フォーカシング(A Song for XX)やハコミセラピー(POWDER SNOW)に似ている歌詞があったり、サビにまだ会っていない人の名前(テーマ語)のアポセームが撒布されていたり(YOU)、複数の歌詞がリゾーム状に結びついていたり、言葉遊びでつくった歌詞が「三部作」のPV(プロモーション・ビデオ)に登場する子供たちの行動と同じだったり(Connected)、クリステヴァの唱える〈セミオティク〉と〈サンボリク〉の「記号の破壊と生成」の過程に似ていたり(ourselves)、とにかく、オモシロすぎる。w

 さて、困った。この記事の分類はどこにしよう?

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