家電工事屋の日常      kadenkoujiya.com          

家電工事屋キツカワのWEB日誌です。アンテナ工事 エアコン工事 電気工事                     

共同アンテナから自前のアンテナへ 地デジアンテナ工事

2015-08-08 22:51:47 | アンテナ工事 座間 海老名 綾瀬

もうすぐ共同アンテナの組合が解散し、CATVに移行するということでアンテナ工事にお伺いしてきました。

 

ご依頼ありがとうございます。

 

綾瀬市の共同アンテナは、地デジは周波数変換パススルー方式で伝送されています。

ミッドバンドと呼ばれる帯域で、UHFとは違います。

VHFのLOWとHIGHの間の帯域なので、ブースターはVHF用でもOKだったりします。
(ブースターの調整がLowとhighで分かれていると使えませんが。。。)

 

宅内の設備を把握できないまま共同アンテナからケーブルテレビに移行すると・・・
テレビが映らなくなるお宅が一時的に増えるんじゃないかと予想します。。


そんな状況なので、既存の設備をきちんと把握してから アンテナ工事を始めたいのですが・・・

 

こちらでは分配器探しがちょっと大変でした。^^

 

点検口的なところは全て開け、ダウンライトまで外しても見つからず。。。

 

ロフトの納戸部屋には点検口らしきものは無いとのお話ですが、お願いして見させていただきました。

 

荷物の陰に隠れていたところに、釘で打ちつけられているもののなんだか不自然な形にカットされているボードが。^^

 

釘を抜き下のほうのビスも抜いたところ、ここが外れてその奥に分配器がありました。^^
(写真は撮り忘れです。。。)

 

そこにはブースターは無く、6分配器のみ。

 

屋根裏にアンテナを設置できれば・・・ということで2箇所の屋根裏で測定してみましたが、どちらも電波がキャッチできなかったので、
屋根上に立てさせていただくことになりました。

 

ここまで1時間半ほどかかっていますが、設備を確認できたのである意味安心して取り掛かれます。^^

 

どうしても見つからなければとりあえずアンテナを付けてから考えますが、あまり気持ちがいいものではないです。。。

 

 

支線をどうとるか悩みました。

雪止めが無く、積雪時に支線に雪が引っかかって破損してしまう予感があったので。。。

 

寄棟で釘を打てそうなところも見当たらず。

悩んだ末、金物を使って傾斜面に真っ直ぐになるような角度でとりました。

 

減衰量を見るためにとりあえず直結してみましたが・・・

 

ブースターは必須となりました。

 

これでアンテナは完成です。

 

このあと引き込みのケーブルも新規に張り直し、ブースターの電源部をテレビ端子の所に付けるため
分配器の通電部の組み替えなどなど・・・

 

無事に全ての作業を終わらすことが出来て、自前アンテナへの切り替え工事は完了です。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ご依頼ありがとうございました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする