浄土真宗親鸞会 伏木桜の集い

富山で親鸞聖人の教えを学ぶ仲間たちのブログです

F館で、初会合。

2010-03-23 12:25:05 | Weblog


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(1)F館で、初会合。

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■昨日は、F館をお借りして、初の会合でした。
 伏木の法友もたくさん集っての、信心の沙汰です。

 


 皆さん、どんどん発言されて、普段はおとなしい(?)人も、
 元気いっぱい思いのたけをぶつけておられました。

 

 そもそも、F館建立の目的は、、、


 そう、信心の沙汰です。


 二千畳で聞かせていただいた内容を、そのままにして、地元に帰り、
 思い返すこともなく、普段の生活に逆戻りでは、
 あまりにもったいないことです。

 

 法友が寄って、どう聞いたか語り合うことで、

「信心の沙汰で話し合った内容は、特に、心に残っているね」
「やっぱり、すぐに復習した方が、ありがたい」
「F館で3月からこうして、信心の沙汰ができるとは、感激です」


と、皆さん、とても喜んでおられました。


 すべては、阿弥陀仏のとても強い強いお力によってです。
 だから、大変なパワーをいただいて、話せずにおれなくなりますし、
 元気になられるんですね。

 

 泊まった法友もいて、感想を尋ねると、

「廊下からバリアフリーで、室内へと進むことができて、しかも、
 部屋の入り口は、スライド式のドアなので、とっても入りやすい。
 御心に感謝せずにおれません」

と笑顔。

 

 ありがたいご縁をいただきましたが、会合後も話が尽きず、
 無料通話で20分ほど、信心の沙汰をしました。
 相手に何とか伝わるように話をしていると、なぜか、自分の考えが
 まとまってきて、モヤモヤしていたものが、サーッと晴れるような
 感じでした。

 

 法友って、本当にありがたいですね。

 

 皆さんも、F館をお借りして、信心の沙汰をしましょう。

 

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(2)つぶやき、、、

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■家内が子供を連れて、里帰りのため、2日間、一人での生活でした。


 久しぶりの家事(?)に、何がどこにあるのかさっぱり。。。


 妻に先立たれた夫が、早死にするケースが多いというのも、
 よく分かる気がします(汗)。

 

「いつまでも輝かしい成果を上げ、ライバルに完全勝利したければ、
 独身を貫くのが最善でしょう」と、
 『男のための自分探し』(伊藤健太郎氏著)にはあります。


 やっぱり、心は、独身で?
 失うものが多くても、保守的になりたくないし、枯れることなく、
 チャレンジしていきたいですからね。


信用を築くのは大変だけど、維持するのもまた……

2010-03-19 22:39:36 | Weblog
■アメリカでの品質信頼度調査で、トヨタ車の首位が半減したそうです。
 (『読売新聞』100319)

 アメリカの調査会社によると、車種別ランキング19部門のうち、5部門でトヨタは首位を維持したものの、昨年の10部門首位からの半減とのこと。




「あの人のいうことなら、間違いない」
「あの会社の商品なら、大丈夫」
 何より重視される信用を築くには、10年以上かかるといわれます。


 しかし、失うのは一瞬。
 築いた信用を維持するのもまた、本当に大変なことですね。


 普段から、どんな小さな約束でもきっちり守っていく積み重ねが、
 信用を得る元だと教えられます。

褒めると叱る。どっちがいいの??

2010-03-18 12:47:07 | Weblog


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(1)本日の話題。

(2)つぶやき、、、

 

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(1)褒めると叱る。どっちがいいの??

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■最近、娘が、食事の時、ご飯やおかずののったお盆ごと、
 机から投げ捨てることが、学校であるようで、
 先生から、「家でも注意してほしい」と連絡がありました(汗)。。。


 子どもであっても恩愛の情に引かれず、悪いことは、都度、
 注意していかなければなりませんね。


 でも、最近は、褒めることがブームになっているようで、
 少し前の『毎日新聞』(100219)に次のような記事が出ていました。
 論説ノート(中村秀明氏)

 「ほめる」がブームのようだ。少し前のNHK「クローズアップ現代」が伝えていた。
 景気の低迷などで職場や家庭が重苦しい空気に包まれる中、ほめることを通じて組織の風通しを良くし、働く力や生きる力を見いだそうとする動きだ。ほめるための研修や「ほめ言葉」を集めた冊子、ほめる覆面調査による人材育成などが注目を集めているという。

 

 やっぱり、褒められるって、うれしいし、元気が出てきますよね。
 ただ、その後に、こう続きます。


 対極と言えるのが「丁稚のすすめ」(幻冬舎)を書いた秋山利輝さんだろう。「私は30年ほめたことがない」と語る。
 経営する秋山木工(横浜市)は、入社したら男女を問わず一度は丸坊主になる。4年間の住み込み期間は携帯も親との面会も禁止、連絡手段は手紙だけだ。秋山さん自らが「時代錯誤の徒弟制度」と認めるほどだが、「一人前の職人ではなく、一流のできた職人、スターを育てようとしているのだから当たり前ですよ」と動じない。

(中略)

 ほめるのもしかるのも、実はよく似ている。日ごろから相手をよく見て、気持ちを読み取っていなければ、ほめることも、ましてや本気でしかることはできないのだ。
 秋山さんは「部下をしかれない人が増えているというが、それは本気になって育てようというやる気が師匠や上司の側にないからですよ」と語る。そして「しかるには愛が必要です」とも。

 

 叱る時には、叱らねばならない。
 それでも、その裏には、愛情がなければないということですね。


 それは、スポーツでも一緒のようです。
 中日で活躍した立浪和義元プロ野球選手が、
 自著『負けん気』で、このように振り返っています。


 いま思えば、星野監督は確かに厳しかったが、怒鳴った後に褒める、そのさじ加減がすごく上手かった。星野さんに褒めてもらえる。あれだけ怒ってばっかりの人に逆に褒められたら、うれしかった。
 試合でバントを失敗した選手がいて、「朝までバントの練習やっとけ!」と怒鳴って、「もう二軍に落とせ。こんなヤツ、もういらん」とコーチに言う。それを見ている他の選手は、たとえレギュラーでも「明日は我が身か」とものすごくプレッシャーがかかる。
(中略)
 でも、あれだけ「二軍に落とせ、もう使わん」と怒鳴っていた選手を、星野さんは次の日にスタメンで使うのだ。それを見たとき、この監督はなんかすごいなあ、と感心させられた。そういう、人の心をかき立てる大胆な行動をいっぱい見せられた。
「オレが怒ってるのは愛情があるからや!」と自分でも言われるとおり、とにかく熱い方だから、選手はやっぱりついていく。


 相手に無関心であっては、褒めることもなければ、叱ることもないから。
 心をかけてもらっている証拠なのかもしれません。

 


やさしさばかりでもいけないし、
きびしさばかりでもダメなのだ。
『光に向かって123の心のタネ』
(高森顕徹先生著)

とおっしゃるように、
やさしさと、きびしさ、ともに、大切なんですね。



 そういえば、古歌にも歌われていました。



「父は打ち、母はいだいて悲しめば、かわる心と子や思うらん」


 わが子が悪いことをした時、父は打ち、母は抱いて悲しむ。
 叱咤と抱擁では、形は違いましょうが、心はわが子を思ってのこと。


 相手のことを思ってのことか、どうか。
 何事も、心が大事だということですね。


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(2)つぶやき、、、

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■昨日、「お米が底をついた」と母に相談したら、
 早速、今日、発送してくれていました。

 農家とはいえ、感謝です。
 逆の立場だったら、どうかなぁと思うと、
 やっぱり、親心。
 
 本当に、ありがたいことです。


やるべきことの海に溺れています。。。

2010-03-17 20:00:00 | Weblog

 

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(1)本日の話題。

(2)つぶやき、、、

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(1)やるべきことの海に溺れています。。。

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■最近、急いでやるべきことが3つ、今月中にすることが2つあって、
 アタフタし始めています。

 しかも、両親や家族などのこともあって。

 

 ちょうど試験を受けている時に、まだ解いていない問題がたくさんあり、
 でも、終了時間が刻々と迫って、残りわずかのような感じです。


 パニックになりそう(汗)。。。

 

 ということで、
 『光に向かって123のこころのタネ』(高森顕徹先生著)から、
 教えていただいていました。


(引用、ここから)
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 剣豪として、幕末にその名を轟かせていた千葉周作は、
「少し剣術の心得のある三人に囲まれたら、絶対に勝てない」
と言っている。
 一人の剣客が一度に何十人も斬るというのは、
講談やテレビのうえでのフィクションである。
 では、三人以上に囲まれたらどうするか。
「逃げるしかない」と周作は言う。逃げて逃げて、逃げまくるのだ。
 そして相手との距離が取れたら、振り返って先頭の一人を斬る。
そこでさらに逃げ、また振り向いて一人を斬る。
 それを繰り返しているうちに、後の者は逃げだしてしまう、
というのである。

 人生には時として、一度に災難が降りそそぐ。
 地震、台風、噴火、洪水などの自然災害に、
築いてきた一切を失い、途方に暮れる。
 病気や交通事故、愛する人との死別や生き別れ、
老いの不安や子供の心配、人間関係のこじれなど、
生きる光を失い涙の海に沈むこともある。
 なぜ病気がちなのか、どうして災難が続くのか、
なぜ出世できぬのか、自分だけが不幸の問屋のように思えて、
すべてを投げだして何処かへ逃げだしたくなる。

 ノドが渇いて水を探していた愚かな男が、清流の豊かな川を
発見しながら一向に飲もうとしない。
「なぜ飲まぬのか」
と尋ねると、
「飲みたいのはやまやまだが水量が多すぎて、
とても飲み干すことはできないので、困っているのだ」
と言ったので、みんな大笑いしたという。

 川の水を飲み干すことが
できずとも、
ノドの渇きは癒せるように、
一切は自分の蒔いたもの、
蒔かぬタネは生えぬと反省し、
一つ一つ誠心誠意、
できることから
着実に対応してゆけば、
思わぬ道が開けてくるものである。

==================================================
(引用、ここまで)

 
  そういえば、「パーキンソンの法則」というのがあって、
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する」
といわれるだけに、


 制限時間いっぱいになる前に、期限が迫っているもので、
できることから、一つ一つですよね。
 まずは、自家用車のブレーキランプが片方、切れているので、
それを直すところからですかね。


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(2)つぶやき、、、

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■最近、娘の夜泣きで、二度三度起こされています。
 抱っこすると泣き止むのですが、布団に寝かそうとすると、
 足をバタバタさせて、また泣き出します。
 だから、寝不足の日々が続いていて。。。
 でも、同じような苦労をかけて、育ててもらったんですよね。
 育児することで、「そうだったんだ……」と知らされることも
 少なくありません。
 貴重な経験ですよね。


半年後の未来が、分かるんだって。

2010-03-16 21:34:15 | Weblog


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(1)本日の話題。

(2)つぶやき、、、


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(1)半年後の未来が、分かるんだって。

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■今日の富山は、3月も後半に入ろうとしているのに、寒い~(ブルブル)。
 予報では、明日、雪になるとか、、、


 三寒四温の時期なので、皆さんも、かぜには、気をつけてくださいね!

 

■さて、ブラックアウトを、ご存知でしょうか??
 これは、意識喪失のこと。

 『アエラ』(100322号)の広告のページを読んで知ったんですけど、
 『LOST』に続くホットな海外ドラマが、
 ABC製作の『フラッシュフォワード』なんだって。


 そのあらすじは、09年の10月6日の午前11時(ロサンゼルス時間)に、
 全人類が同時に2分17秒間、意識喪失(ブラックアウト)して、
 その間に見ていたのが実は、半年後の自分自身の姿という設定。
 これが、題名の「フラッシュフォワード」と呼ばれる未来視体験だと
 いいます。


 それで、ここから、それぞれが、予告された未来に向かって、
 ドラマが展開していくようなのです。

 

■皆さんは、半年後に、自分は、どうなっていると思います??
 出世しているよ、とか、新しい家が建つ予定とか、外国に行って、
 現地で活躍中とか、いろいろな思いが交錯しますよね。

 というのも、私たちが最も知りたいことの一つが、
 自分の運命だからでしょう。
 だから、占いとか、運勢などが、テレビや雑誌などに
 よく取り上げられますね。


 でも、そもそも、その運命って、どうやって決まるのでしょう??

 

 仏教の根幹は、「因果の道理」といわれて、
 自分に起きる結果の全ては、自分のやった行いによると
 教えられているんです。


「因果」とは、原因と結果。
 すべての結果には必ず原因があり、
 原因なしに起きる結果は万に一つ、億に一つもありません。
 どんな小さな結果にも、必ず相応の原因があると
 仏教では教えられます。


「道理」とは、いつでもどこでも変わらないこと。
 いつの時代も、どんな場所でも間違いのない真理が
 因果の道理なのです。

 

 しかも仏教が明らかにしているのは、
 私たちの「幸福」についての原因と結果の関係です。

 これを、「善因善果、悪因悪果、自因自果」と明らかにされています。

 

 「善因善果」とは、善い原因は善い結果、
 「悪因悪果」とは、悪い原因は悪い結果を引き起こしますよ
 ということです。
 「自因自果」とは、善いのも悪いのも、自分のまいたタネは、
 必ず自分が刈り取らねばならないと説かれています。

 

 ここで「原因」とは、私たちの「行い」のこと。
    「結果」とは、分かりやすくいえば「運命」のことです。


 自分が、身体でした行い、口で言ったこと、心で思ったことの
 三つに分けて教えられ、中でも、心で思うことは、口や身体の行いの
 元ですから、仏教では、最も重視されるのです。


 そういう自らのまいたタネの報いは、自分が刈り取らねばなりませんよ、と。

 

 『こんなことが知りたい』(高森顕徹先生著)には、次のように
教えられています。

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『因果経』には、

汝ら、過去の因を知らんと欲すれば、
 現在の果を見よ、
 未来の果を知らんと欲すれば、
 現在の因を見よ


と説かれています。これは、過去を知りたければ現在を見よ、
未来を知りたければ同じく現在を見よ、現在とは悠久の過去と
永遠の未来とを包含しているものだと教えられたものです。
 だからこそ、現在の救いがなくして未来の救いがある道理がない、
と仰有るのです。
(中略)
 只今、不可称、不可説、不可思議の大功徳に生かされて、
只今が浄土に遊ぶ大満足の境地に救われなければ、未来は
絶対に助かりません。未来の救いは現在決定されるものです。
いや、現在をぬきにして未来はないのです。

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 運命が気になるのも、やはり、幸せになりたいからでしょう。
 幸せになりたければ、よい行いをしましょうと、
 仏教では教え勧められます。
 因果の道理を離れて生きられないからこそ、実践あるのみですね。


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(2)つぶやき、、、

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■最近、家内と電話で話しをしていると、
「もっと大きな声で言って!」
 と言われ、不機嫌な様子。
 ところが、どれだけ声を張り上げても、聞こえない。
 実は、携帯電話のバッテリーが弱っているんですけど、
 なかなか信じてもらえない。
 まずは、電池をかえて、日ごろの行いを、正していかなければ(汗)。。。


浄土真宗の正しい御本尊は?

2010-03-15 19:37:13 | Weblog


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(1)浄土真宗の正しい御本尊は?

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■最新号の『アエラ』(100322号)を読んでいたら、
 女優の山口智子さんが金沢(石川県)を訪ねた記事
 「山口智子と訪ねる金沢」が出ていました。
 (ノンフィクション作家 神山典士氏)
 その中に、仏壇について書かれている箇所がありました。

 

 金沢の仏壇はなぜこんなに立派なのだろう。店主の山田泰造が丁寧に答えてくれた。
「加賀はかつて真宗王国と呼ばれた信仰の厚い地域です。各地に講という組織がつくられ、人寄せしてお坊さんを呼んで講和を聞く習慣がありました。その時仏壇の話題になるので、各家で競って立派な仏壇をつくるようになったんです」
 14~15世紀にかけて、蓮如に代表される浄土真宗の僧侶たちが布教活動を展開した。やがてこの地は武士の支配を排除して「坊主と百姓の持ちたる国」と呼ばれ、約1世紀の間「独立国」だった。その伝統が今も「仏壇のない家は家ではない」「家を盗もうか仏壇を盗もうか」などの言葉に生きている。(中略)
 仏壇の大きさは「代」で示される。200代以上になると数千万円もする。高級品には金箔や蒔絵、透かし彫り、漆塗りなど、金沢の誇る職人技術と素材が贅沢に使われ、完成までに1年以上かかることもざらだ。

 

 浄土真宗のお仏壇は、とても立派なものが多いですね。
 仏壇の荘厳は、もちろん、大切なことです。
 ただ、それほど、仏壇を大事にするのは、どうしてでしょう??


 それは、、、
 正御本尊を御安置するからです。

 

 仏教で、本尊とは、根「本」に「尊」ぶべきもの。
 だから、家の一番よい部屋を仏間とし、仏壇の中央に御安置するのが、
 正御本尊です。

 

 では、浄土真宗の正しい御本尊は何でしょう?


 親鸞聖人は、ただ御名号(南無阿弥陀仏)のみを御本尊となされ、
 みなさんにもお勧めになっていかれました。
 また、蓮如上人は、この親鸞聖人のご教示を、次のように教えておられます。

 

他流には
『名号よりは絵像、絵像よりは木像』
というなり。

当流には
『木像よりは絵像、絵像よりは名号』
というなり
」(御一代記聞書)
※『御一代記聞書』とは、蓮如上人の言行録です。

 

 「当流」とは親鸞聖人の教え、浄土真宗のこと、
 「他流」は真宗以外の教えのことです。

 他流では、名号より絵像がよい、絵像より木像がありがたいといいます。
 しかし、当流では、木像や絵像よりも、御名号を本尊とするのが最もよいと
 おっしゃっています。


 この両聖人の教えに従って、浄土真宗では、南無阿弥陀仏の御名号を
 本尊といたします。

 

 ここで、一般的な話。


 知人が病に倒れて入院し、お見舞いに行く時、何が喜ばれるかと、
 事前に相手の好きな食べ物を尋ねたら、「りんご」でもなく、
 「みかん」でもなく、「バナナ」がいいといわれたら、どうします?


 やっぱり、「バナナ」を持っていきますよね。
 この世のことでさえ、そうです。

 

 まして、最も尊ぶべき正御本尊のことは、とても比較になりません。

 

 親鸞聖人、蓮如上人は、一切経を何回も読破し、真実信心の智慧で、

 

浄土真宗の正しい御本尊は、
 南無阿弥陀仏の御名号

 

と導いて下されています。



 

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(2)つぶやき、、、

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■今日の一日一訓は、「嫁を貰(もら)うと息子は貴女(あなた)に尻を向ける」。

 

 順調に行けば、近々、弟が結婚する予定で、、、

 本当なら祝うべきこと(?)なんでしょうけど、
 ただ、母が寂しそうなんですね。
 というのも、養子に行く方向で話が進んでいるから。


 カレンダーに教えられているとおりだなぁ、と知らされます。
 今週末は何とか帰省して、母を手伝いたいなと思っています。


ビートたけしさん、「コマンドール章」。

2010-03-14 21:02:27 | Weblog

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(1)ビートたけしさん、「コマンドール章」。

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■少し前の話ですが、ビートたけしさんが、フランスのコマンドール章を
 受章しました。
 しかも、映画監督としてだけではなく、芸術活動的にも認められたといいます。


 類まれな笑いのセンスが、国境を越え、フランス人にもすっかり理解された
 ようです。
 授章式の時には、ビートたけしさんの番組の映像を見たミッテラン文化相が
 大笑いしたと、『スポーツ報知』は報じています。

 

 そのニュースを聞きながら、かつて、バイク事故で生死の境をさまよった時の
 ことを思い返していました。


 自著の『たけしの死ぬための生き方』では、次のように述べています。

 

「死というのは突如来る暴力なんだね。(中略)準備なんかしなくたっていいと言ってても、結局死というものには無理矢理対応させられるわけだよ。あまりにも一方的に向こうが勝手に来るわけだから」

 

 あまりにショックで考えたくないことだし、先送りしたいことです。
 でも、必ず、ぶつかる問題ですね。


『なぜ生きる』(高森顕徹先生監修)には、次にように教えられています。

 

 私たちは、「死神の掌中で弄ばれる道化」ともいわれます。
どれだけ逃れようともがいても、死に向かってひた走っているのです。
しかもその壁の向こうはどうなっているのか、まるで知りません。
 未来がハッキリしないほどの、不安なことがあるでしょうか。
先の見えない闇の中を走っているから、何を手に入れても、
心から明るくなれないのでしょう。
「この苦しみは、どこからくるのか」――人生を苦に染める真因が
わからなければ、真の安心も満足も得られません。苦しみの元を
断ち切って、「人間に生まれて良かった!」という生命の歓喜を
得ることこそが、人生究極の目的なのです。
 死をありのまま見つめることは、いたずらに暗く沈むことではなく、
生の瞬間を、日輪よりも明るくする第一歩といえましょう。

 

 避けられない問題であり、最期への不安があればこそ、真正面から
 取り組むのが賢明ではないでしょうか。

 


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(2)つぶやき、、、

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■ 今日は、自動車免許の更新に行ってきました。
 更新連絡書には、確かに
「日曜日はたいへん混雑しますので、ご了承ください」
と書いてあります。
 でも、「そんなにひどいこともなかろう」と高をくくって出かけたところが、
一般の駐車場は満車で、臨時に設けられた運転教育センター内の
テストコースにとめて、中へと進みました。
 ところが、中は、すぐに窓口へ続く20メートルほどの3列ができていて、
建物外へもはみ出しそうな勢いでした!( ̄ロ ̄lll)。

 予想以上の混み具合に、平日に行かれることをお勧めします。

 

 それで、一番の難関は、深視力測定。


 大型免許をとろうと、初めて自動車学校を尋ねた時も、試験を受けて、
全然ダメで、「あんた、無理やわ」と、教官から、免許取得の断念を
迫られたほどです。
 でも、あきらめず、しばらく練習させてくださいといって、自動車学校の
機械で鍛えた結果、何とか、通わせてもらえることになり合格できた過去が
あるので、今回も、通るか心配だったんですね。


 案の定、一度目の試験はダメで、再試験へ。
 手元の紙には、資格取り消しとかいう恐~い文字も目について、焦る焦る。
 再試験の会場でも、ボタンを押すや、
「そりゃ、ないやろ」
と試験官にいわれ、
 そばに呼ばれ、要領を教えてもらいました。


 深視力の測定は、3本の細い線が立っていて、真ん中の1本が前後に
移動するんです。その3本が、ちょうど横一直線に並んだと思った時に、
手元のボタンを押すというもの。
 これが、難しいんですよ。ウィキペディアによると、10人中7~8人は
合格できない難しい検査なんだって。どうりで、、、


 何回かやり直しをさせてもらって、何とかパス……。
 成功するまで、あきらめないのが、成功の秘訣と聞いたことがあるけど、、、
 許されるなら、「下手な鉄砲、数うちゃ当たる??」で、何回も挑戦することが
よいこともあるようです(^^ゞ

 


「釈迦の教えは、諸善万行」

2010-03-13 22:06:58 | Weblog


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(1)「釈迦の教えは、諸善万行」

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・今日は、テレビ座談会で、「釈迦の教えは、諸善万行」とお聞きしました。
「諸善万行を教えられたのが、釈迦です」ではありません。

 

 なぜでしょう。

 

 それは、お釈迦さまが、80年の生涯教えていかれたのは、諸善万行だからです。


 お釈迦さまは、

 

「廃悪修善」
(悪いことをしないように努め、よいことをしなさい、ということ。)

 

を教え勧めていかれました。
 これ以外に、お釈迦さまの教えはありません。

 

 仏教には、たくさんの善が説かれていますが、それは、ただこういうことは善、あれも善だということではなく、善を実行しなさいとのお勧めです。

 

 実践が命、ですね。

 

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(2)つぶやき、、、

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■最近、娘を抱っこしても、視線はいつも家内の方を向いています(涙)。。。

 なかなか、子供の遊び相手になってやれないからですが、「まいたタネは、必ず生えるが、まかぬタネは、絶対に生えない」と仏教で教えられる因果の道理が、身をもって知らされる最近です。


 相手に心をかければ、先方さんからも心をかけてもらえる。
 家族でも一緒ですね。
 コミュニケーションの時間を、もっと持たないと(汗)……。


F館に、行ってきました☆

2010-03-12 19:05:15 | Weblog


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■今日は、F館の掃除に行ってきました。


 これまで何度も写真では見たことがありましたが、
 いざ、完成した内部を見せていただいて、
 やはり、実際に足を運ぶのは違います。


 今回は、同朋の里(富山県射水市)の中の周回道路を、
 D館側から歩いて、F館に向かいました。


 杉の木立に囲まれた静寂な森林浴がすがすがしく、
 ホントッ!気持ちよかったです。
 杉花粉症の初期症状で、ちょっと涙目でしたが、吹き飛びました。


 中に入ると、金色に輝くシャンデリアに間接照明、フロントや柱の
 一部は大理石で、足元は、真紅のじゅうたんです。

                    

 ホント、きれいですね☆

 

 しかも、床のコンクリートに、クッション剤をはさんだ上に、じゅうたんが
 張られているので、床からの衝撃が少ないですし、靴下一枚でも、
 足は冷たくないんです。


 特に一階は、外気をいったん、一年を通して約15度と一定している
 地中を通して、建物内に循環させる地中熱システムを利用しているので、
 暑くもなく、寒くもない、ちょうどよい過ごしやすさでした。


 とても雰囲気が良く、掃除の前の集合でも、話が弾みました。


「ちょうど、この時期に、人間に生まれ、仏法を聞かせていただき、
 こうしてF館に会することができるのは、よくよくのご縁だね!」
「夜行バスでかけつけたんだ」


と、掃除のご縁を喜ぶ関東の法友も。

 

 テーブルやイスも並べられていて、早く、落ち着いて信心の沙汰を
 したいなぁ、と。

 


 高森顕徹先生は、おっしゃいます。


なぜ阿弥陀仏に熱い思いを
馳せないのか。

(中略)

見えるものを通して、
見えないものを知らねばならぬ

 

 眼前に展開する全ては、阿弥陀仏のなされるお仕事であると
 教えていただきます。

 阿弥陀仏に動かされてのこと。

 建物はもちろん、敷地内の木々全体、動植物までもが、
 私たちに

「弥陀の本願を聞けよ」

 と語りかけてくれているようですね。


 だから、同朋の里に行って、信心の沙汰をすると、
 非常に元気になられる方が多いそうです。
 無上仏からの大きなパワーをいただいているのでしょう。


  伏木の法友も、来週、集う予定で、楽しみです。


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■つぶやき、、、

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 お昼にいただいたあんしん弁当が、とてもおいしかったです。
 心地よい汗を流した後の、一膳。
 もったいないご配慮に、感謝せずにおれません。



ドイツの大哲学者ハイデッガーが、「おそかった」とは??

2010-03-11 19:42:36 | Weblog


■今朝は、雪が降っていて、積もりませんでしたけど、通勤に、いつも以上に時間がかかってしまいました。
 やっぱり、普段から、早めの行動をして、「余裕」が大事(汗)。。。


 でも、高知県では、国内で今季初の桜の開花が確認されたようで、余計に富山の春も待ち遠しくなりますね。

 

■今日の『読売新聞』の「ひと欄」には、唯一の日本人F1ドライバー(今季)である小林可夢偉さん(23)が、紹介されていました。


 自動車レースの最高峰、F1から、ホンダ、トヨタと去って、日本メーカー不在に、あわや選手も、、、との中で、ザウバーチームの正ドライバーとして招かれたといいます。


 小林さんは、心中をこう告白しています。(『読売新聞』(100311)近藤雄二氏の記事より)

「日本のモータースポーツの将来を自分の走りが左右する。正直、ものすごい重圧です」


 重圧の中でも、日本人を代表して、果敢に挑戦しようとしている小林さん。
 世界を舞台に活躍する日本人の記事を読むと、元気が出てきます!!

 

 一方、親鸞学徒としては、
 親鸞聖人の教えを、世界中の人に、正確に、一人でも多くの人に、知っていただきたい、と。

 

 高森顕徹先生より、重ねて教えていただくことがあります。

 

 ドイツの大哲学者、ハイデッガーは老後の日記に、


「今日、英訳を通じて、初めて、東洋の聖者親鸞を知った。もし、十年前に、こんなすばらしい聖者が東洋にあったことを知ったなら、私はギリシャ語や、ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び、親鸞聖人の教えを聞いて世界中に弘めることを、生き甲斐にしたであろう。だが、おそかった」


と記したといわれます。

 

 ハイデッガーのような人をも知りたいと思った、と。


 親鸞聖人が教えていかれたのは、どんなことでしょう。
 続けてお伝えしていきたいと思っています。

 

つぶやき、、、


明日は、F館(富山県射水市、同朋の里)の掃除に行ってきます。
中の様子など、また紹介できれば。。。