今日も晴れたけど肌寒い一日でした。午前中は昨日刈った草を集め、午後はグループホームに出勤しました。図書館で借りて、御木本あかりの「やっかいな食卓」を読みました。友達に勧められて読んでみました。
働く妻が主人公です。ある時、旦那さんの母親と同居することになり、厄介ごとが増えていきます。料理が得意な義母、不登校の息子、大変な仕事、一人で頑張りすぎて、ギスギスしていくのが分かります。義母にあれこれ口を出されたり、義姉夫婦が介入してきたり、亡くなった義兄（独身）の子供が現れて引き取ることになったり、実の母親がボケ始めたり、どんどん問題が発生しますが、家族の問題は避けられない様子がうまく描かれています。
妻から見た話と、義母から見た話と、両方の立場でうまく描かれていて、どちらも分かるなあ、って感じです。やっかいだけど、食卓を囲もう。面倒で腹が立つけれど、言いたいことを言っているうちに、解決の糸口が見えてくる。とりあえずは丸く収まって終わりますが、この後もいろんな問題が出てくるんだろうなということが予想できます。本当にやっかいだなあと思いますが、それも幸せの形なんだなあと思う、面白い話でした。
