きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

再会

2016-05-10 | 日々の出来事
今日は曇りのち雨。父は今日から二泊三日でショートステイに行ってくれました。父を送り出した後、城端駅へ向かいます。

先日、何十年ぶりかに連絡をくれた幼なじみの女性が、北海道から遊びにきました。城端線で来てくれたので、城端駅で待ち合わせました。お互い、会っても顔が分かりませんが、狭い駅で降りる人もほとんどいないので、出会うことができました。



保育園から小学校の低学年の時に、2年半、ここに住んで、父親の転勤で転校したそうですが、とにかく町のことをよく覚えていて、びっくりしました。まずは別院へ向かいます。改修工事中ですが、ようやく覆っていたシートが取れ、見えるようになっていました。ここに車を停めて歩きます。心配した雨は、ほとんど降らなくて良かったです。





昔住んでいた家の周り、通った保育園跡、建て替わった小学校、通学路の坂道や神社、一緒に遊んだ場所、同級生の友達の家、一緒に遊んでくれた近所のお姉さんの家、駄菓子屋さんがあった場所、ピアノを習っていたお寺、習字を習っていた公民館、病院の跡地、通った銭湯、夏に通ったプールの跡地、夏休み毎朝ラジオ体操に通った神社。ここの坂を滑って降りて遊んだとか、ここの醤油屋に杉玉が下がっていたとか、この家のガラスにボールをぶつけて割って謝ったとか、ここで遠足のお菓子を買ったとか、とにかくよく覚えていて、どんどん出てくる昔の記憶に、感心しながら、ぐるぐる歩きました。

よく一緒に遊んだという近所の男の子(今はおじさんだけど)の家にも行きました。自営業なので家にいて、会うことができました。一緒に近くの川で釣りをしたとか、近くに通称「ぶらぶら橋」(懐かしい!)という吊り橋がかかっていたとか、驚くべき記憶力で盛り上がりました。

たった2年半しか居ないのに、本当によく覚えているなあと驚くばかりです。昔は今のようにたくさん写真を撮らなかったので、今回探してみたけれど写真がほとんど残っていなくて、記憶だけが頼りです。こんなに幼少の頃の話をする機会もないので、とても懐かしく楽しかったです。一通り歩き終わったので、桜が池へ行ってお昼を食べました。ヨッテカーレが休みで、クアガーデンで食べました。近況報告、といっても、過去ン十年分の人生報告のような話なので、聞いても聞いても、話は尽きません。人生、いろいろです。

今日は金沢に泊まるというので、一緒に金沢に行って、観光しました。兼六園や金沢城跡を見て、物産館でお土産を買いました。ちょっと薄暗いけれど、雨が降らなくて本当に良かったです。GWも終わって、修学旅行生とアジア諸国からの観光客しかいませんでした。最近は、どこへ行ってもアジアの人の多さに驚きますね。





東茶屋街にも行きました。観光していても、ずっと話続けていました。今夜は父がいないので、帰りの時間を気にせず過ごせます。



近江町市場の「刺身屋」という居酒屋で夕飯を食べました。北海道も海の幸が豊富ですが、魚の種類が違うそうです。刺身盛り合わせの他に、ホタルイカやバイ貝の刺身も食べました。加賀れんこんの天ぷらとかゲンゲのから揚げとか、地元料理を食べて、さらに延々と話が続きます。



大学生の時に一度会っているようですが(記憶がおぼろげです)、それ以来、本当に久しぶりに会って、驚きの一日でした。ホテルに送っていって、別れました。来てくれてありがとう。楽しかったです。

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