きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

ゆのくにの森

2015-09-17 | 日々の出来事
今日は雨で残念ですが、友達と金沢観光です。まずは、昨日、定休日で入れなかった「成巽閣(せいそんかく)」へ行きました。加賀前田家奥方御殿です。前田家13代斉泰が、母堂にあたる12代奥方、真龍院のために建てた御殿だそうです。障子の腰板に様々な絵が描かれていて、その絵にちなんだ部屋の名前がついていました。それほど広くはありませんが、庭も美しく、衣装や調度品も飾られていました。二階もあり、群青色の天井や雪見障子など、その頃には珍しい趣向が凝らしてありました。



次は「鈴木大拙館」へ行きました。善を広めたという仏教哲学者、鈴木大拙の資料館ですが、来館者が学習する部屋や思考する部屋などがあり、なかなか変わった建物でした。



水を張った庭の中に畳の椅子を並べた部屋があり、その中から、水面を眺めて思考するようになっています。変わっていますね。水面に雨が当たる様子も面白く、雨の日でも楽しめるスポットということで、行ってみました。







今日の宿は山代温泉の「ゆのくに天祥」です。金沢からは高速で1時間くらい。途中のSAでますの寿司を食べ、山代温泉へ向かいました。まだ早いので、近くにある「ゆのくにの森」へ行くことにしました。ついた頃には、かなり雨がひどくなっていました。私は、ずいぶん前に、両親と来たことがありますが、加賀の伝統工芸を体験できる村で、入村料を払って中に入ります。



輪島塗、加賀友禅、九谷焼、和菓子、ろくろ、オルゴール、金箔、ガラス工芸、越前焼き、和紙、そば打ちと、11の館がありますが、それぞれが別の建物で、外を歩くので、土砂降りにはちょっとつらい施設でした。でも建物に入れば、落ち着いて楽しめます。それぞれに、工芸品が飾られ、土産物が売られ、体験コーナーがあります。今回は、金箔の館で、金箔貼りを体験し、ガラス工芸の館で、サンドブラスティングを体験しました。なかなか楽しかったです。



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