利用者さんの中には水虫持ちの人もいるから気をつけてください。
と、先輩職員に言われていた。
果たして、居た。
いちゃったわ。
ナオさん(仮名)…
私は水虫になったことも見たこともないんだけど、一発でわかった。
こ、コレだ…
気をつけてくださいて、どうすりゃいいんだい!
ナオさんの側で頭洗ってあげながら、
身体こすってあげながら、
足元を見る。
私の足と、ナオさんの足がくっつかないように。
おっと危ない!くっつくとこだった。
シャワーでナオさんの体の石鹸を流す。
シャー
わわわ!
ナオさんの足元から流れくる石鹸湯。
サッと片足を上げて退避。
サッと今度はもう片方を上げて。
手にシャワーを持ち、足をピョンコピョンコ上げて。
何も知らないナオさんは、気持ち良さそうにボーッとしている。
よし。
なんとか逃げたはず。
でも、カンペキではないかも。
だって、
ちょっと右足がカユイもん。
気のせいよきっと。
気のせい気のせい。
と、先輩職員に言われていた。
果たして、居た。
いちゃったわ。
ナオさん(仮名)…
私は水虫になったことも見たこともないんだけど、一発でわかった。
こ、コレだ…
気をつけてくださいて、どうすりゃいいんだい!
ナオさんの側で頭洗ってあげながら、
身体こすってあげながら、
足元を見る。
私の足と、ナオさんの足がくっつかないように。
おっと危ない!くっつくとこだった。
シャワーでナオさんの体の石鹸を流す。
シャー
わわわ!
ナオさんの足元から流れくる石鹸湯。
サッと片足を上げて退避。
サッと今度はもう片方を上げて。
手にシャワーを持ち、足をピョンコピョンコ上げて。
何も知らないナオさんは、気持ち良さそうにボーッとしている。
よし。
なんとか逃げたはず。
でも、カンペキではないかも。
だって、
ちょっと右足がカユイもん。
気のせいよきっと。
気のせい気のせい。