自閉症児〝かいと〟's母のぴろぴろ観察日記。

2002年生まれのかいと君は知的障害を伴う自閉っ子。
そんな彼の毎日を観察日記で残します。

挨拶から始めよう。

2009年02月22日 | 普段の様子


  昨日の午後、約束してた通りヘルパー登録のため打ち合わせをしたかいと家。
  掃除を結局完璧にせぬままさばいた状態で入って頂き(かなり肝が据わった根性かも知れません^^;)話を進めてみました。


  やはりこの手の顔合わせに来られる方はベテランさんというか慣れていらっしゃる方なので、誘導尋問のまま話す母。



  当のかいとはいつもの遍路番組を見ながら




  誰?この人???



  まぁ想定NAIの反応ですからーー;;
  ココで愛想よく出迎えるとか喋るとか、そんな期待はミクロンもありませんでしたけどーー;;

  とりあえず様子を伺ってる感じで黙ってDVDを見てるかいとなのでした(いつもは喋りながら見てる)。



  で、かいとの特性をざっくり話したりヘルプして頂きたい内容を話してたワケなんですが・・・


  意外と希望を伝えるのって難しい・・・




  小学生の母というのが未知な世界で、ヘルパー登録も初めてで、利用するのも初めてだから何をどうして欲しいのか正直母も解ってない状態f^^;

  とりあえず本当の目的は4月からなので、3月からかいとの慣らしとして1時間程度ずつ入って頂くこととなりました。


  一応真横で遍路番組を見てたのでコレを好みだした経緯や状況などをサックリ話し、慣らし期間対策も話したりしました。
  慣れるまで時間が掛かるコでもあるので、上手くいくことを願うばかりです(ー人ー)



  1時間の話の中で、40分くらい経ったころから少しずつ独り言を言い出したかいと。
  ようやく同じ空間を共有する仲間意識が出たようです
  すこしずつひとり歌やDVDのマネッコが出始めた頃に打ち合わせが終わり


  「かいと君、さようなら!また会おうね^^」


  以前も書いたことありますが、とにかく挨拶と御礼と謝罪だけは出来るようにかいとに言ってきたつもりです。
  計算が苦手でも字が汚くても、とりあえず挨拶と御礼と謝罪が言えれば人間関係は最低限何とかなるはずという母の経験から

  親子とは言え、親子だからこそまずは挨拶と御礼から。
  モノを渡してもらったら〝ありがとう(ございます)〟。
  朝起きたり登園したら〝おはようございます〟、帰るときは〝さようなら〟。
  ホントにかいとには毎日繰り返し教えてきました。

  そんな毎日の積み重ねをしてきた結果、ヘルパーさんからの声掛けに対してかいとの返事は





  「お疲れ様でした~!」



  ・・・どこかで教え方を間違えたんでしょうか


  「ども、ありがとうございましたぁ~。」
  「さよぉならぁ~・・・」

  更に続けて言い放った言葉ですが、インパクトとしては弱くなりましたーー;;

  
  いや、そういう問題じゃなく
  ともかく、6歳児が言う挨拶としちゃぶっ飛びすぎて失笑を買うことに。。。
  オトナの世界じゃ間違ってないどころかむしろ正解なんですが、ヘルパーさんにもバカ受けしたのは言うまでもありませんorz逆に恥ずかしく思うのは何故でしょう



  初めてお会いする方にキンチョーしてかいとなりに疲れたのか、その後喋る喋る。

  お父さんと2時間半ほど散歩に出てくたびれるくたびれる。
  おかげで浴槽に入り風呂の蓋を閉めて・・・寝てました(ー公ー;;
  3度ほど起こしに風呂場へ行ったらその都度逆ギレされて4度目の声掛けでようやく救出。


  
  参観日に不意の来客に散歩にと、かいとにとっちゃヘタレる1日だったようです




  インプットされたら記憶力バツグンな自閉っ子ですが、やっぱり言葉の使い方が不得手なようで・・・。自分(=母)の信念が間違っちゃいない筈と思いつつ、どこかで自信をなくしそうです

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