LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

オペル・アスコナ(9)

2005年12月06日 09時54分42秒 | モデルカー製作記
低気圧は去ってくれたようで、昨日は絶好のクリアー日和でした。

前夜、寝る前にボディをぬるま湯で洗って糊を落としておいたので、今朝起きると顔も洗わないウチにいきなりクリアー1発目。
今回も工業用のアクリル・クリアーを使っています。

カルトグラフのデカールはクリアー耐性がかなり強いので、最初から気を遣わずに、ばしばし吹いちゃいました。
ところが! 3回目を吹いた後で、ルーフの大きな雷神マークの円周にかすかにシワが…。こういう時って、リカバーしようとしてペーパー当てたりすると、かえってドツボにハマります。
少し位の発泡やシワなら、そのままクリアーを吹き続けるとデカールがイイ具合に溶けて、密着してくれたりするから、慌てる必要無し。
といっても、必ずそうなるという保証はないですよ。模型作りはある意味バクチの要素あり。そこがまた面白い。
カルトといっても10年ものなので、ちょっと糊が弱っていたようです。油断は禁物ですね。

1時間おきに5回吹いて終了。雨の後なのでホコリも立たないし、キレイに吹き上がりました。黒っぽいボディにはありがちなシルバリング(デカールの白浮き)も全くなし。

シワの件があるので、乾燥器で加熱はせず、外気温に近い塗装ブースでゆっくり乾かしました。写真はそうして一晩おいた状態。塗り上がり直後は目立たなかったデカールの段差が、ちょっと出てきましたが、全体的には結構テロテロなツヤが出ています。
慌てて作る必要はないので、しばらく室温で寝かせておくことにします。

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