2年に1度のクルマのお祭り、東京モーターショー。
一般公開日はあさってからですが、今回はうれしい事にNAVI編集部からプレスパスをいただきまして、一足早く行ってまいりました。
東京モーターショー、プレスデイに来たのはこれが初めてです。
駐車場がいっぱいになると大変なので、会場オープンの9時には会場についていた方がイイですよ、と編集部のM本さんに言われていたんで、S.E.M.のイケメン俳優N村君と藤沢で朝7時に待ち合わせたんですが、途中ちょっと渋滞にハマったりして、幕張メッセに着いたのは9時半ぐらいでした。
ところが、駐車場はスッカスカ。メディアの取材も例年よりちょっと少なめなようです。
会場に入ると、来ているのは各メディアの取材の人と、その関係の招待客だけですから、中はガラガラ。非常にゆったりと見ることが出来ました。
とりあえず午前中にN村君と2人で全体をざっと見て、正午にM本さんと合流してプレス弁当で昼食。その後、カメラマンのO村さんやライターのN田さんらと合流しまして、私が書かせていただくことになっている記事で使う写真を撮ってもらいました。
どこぞのテレビの収録クルーとなぜか行く先々でぶつかっちゃって、なかなか思たようなカットが取れず、全部終わったのは1時半頃でした。
そのあとはM本さんも交えて3人で、再び気になるクルマたちを検分し、会場を後にしたのは午後4時頃。都内でちょっと渋滞にハマり、途中で夕食。N村君を自宅近くまで送って、ウチに帰り着いたのは夜9時過ぎでした。疲れたー。
さて、各社の展示の内容についてですが…
今回はレクサスのスーパースポーツLFAの量産型が遂に登場。もうネット上ではすっかりおなじみですね。レクサス初のコンパクト・ハッチ(といってもけっこうデカいけど)LF-Chも展示されています。トヨタは現代版ハチロクを標榜するスポーツクーペ、FT-86を展示。ニッサンは量産EVのリーフが主役。ホンダはハイブリッド・スポーツCR-Z。このあたりが事前に話題を集めていましたよね。
量産車ではニッサン・フーガ、トヨタ・マークX、スズキ・アルトがフルチェンジ。スズキ初のプレミアムセダン、キザシも今回がお披露目です。
しかし…何かこう全体に地味というか、どーにも華が無いんだな。近い将来の市販を前提にしたものが多いせいか、非常に現実的。
バブルの頃は、どこのメーカーもド派手に未来の自動車の夢を語るコンセプトカーをバシバシ飾っていましたよね。アレって当時は「量産車と乖離し過ぎていて、絵空事すぎる」とけっこう批判もありました。
しかし、そういうものが全く無いモーターショーの、なんと寂しい事か。
たとえ絵空事な夢であっても、夢は無いより有った方が良いのだという事に、今さらながら気付かされました。
輸入車の出展もほとんどキャンセルされてしまい、ケーターハムとロータスとアルピナだけという寂しさです。フェラーリもランボもロールスロイスもベントレーもいない。中国のゴルフカートに毛が生えたみたいなエコカーも来ていましたが…。
1970年代からずーっと見てきた東京モーターショーですが、正直、今までで一番寂しい内容でしたね。国際自動車市場における日本の地盤沈下、相当ヤバい領域にさしかかってる感じです。
で、今回のワタシ的スター・オブ・ザ・ショーはというと…
すいません。これなんですよね。
マツダが1970年に製作したコンセプトカー、RX500。10Aロータリーをミッドシップに搭載したスーパースポーツの習作です。数年前に修復されて美しくよみがえったんですね。実物を見たのはこれが初めてですが、なんちゅうカッコ良さでしょうか。ああキットが欲しい。
会場の中央の「モーターラウンジ」という、ベンチが置いてある休憩スペースみたいなところに飾ってあったんですが、最新の全てのコンセプトカーよりも、これのほうがココロに刺さりました。
最新のクルマを見に来て、40年近く前のコンセプトカーに心惹かれていてどーすんだ。でも正直な印象なのでしょーがない。
まあ、なかなかイイなぁ、と思ったコンセプトカーも2、3はあったんですけどね。
そのへんのところは、11月末発売のNAVI誌面をお楽しみに、ということで。
一般公開日はあさってからですが、今回はうれしい事にNAVI編集部からプレスパスをいただきまして、一足早く行ってまいりました。
東京モーターショー、プレスデイに来たのはこれが初めてです。
駐車場がいっぱいになると大変なので、会場オープンの9時には会場についていた方がイイですよ、と編集部のM本さんに言われていたんで、S.E.M.のイケメン俳優N村君と藤沢で朝7時に待ち合わせたんですが、途中ちょっと渋滞にハマったりして、幕張メッセに着いたのは9時半ぐらいでした。
ところが、駐車場はスッカスカ。メディアの取材も例年よりちょっと少なめなようです。
会場に入ると、来ているのは各メディアの取材の人と、その関係の招待客だけですから、中はガラガラ。非常にゆったりと見ることが出来ました。
とりあえず午前中にN村君と2人で全体をざっと見て、正午にM本さんと合流してプレス弁当で昼食。その後、カメラマンのO村さんやライターのN田さんらと合流しまして、私が書かせていただくことになっている記事で使う写真を撮ってもらいました。
どこぞのテレビの収録クルーとなぜか行く先々でぶつかっちゃって、なかなか思たようなカットが取れず、全部終わったのは1時半頃でした。
そのあとはM本さんも交えて3人で、再び気になるクルマたちを検分し、会場を後にしたのは午後4時頃。都内でちょっと渋滞にハマり、途中で夕食。N村君を自宅近くまで送って、ウチに帰り着いたのは夜9時過ぎでした。疲れたー。
さて、各社の展示の内容についてですが…
今回はレクサスのスーパースポーツLFAの量産型が遂に登場。もうネット上ではすっかりおなじみですね。レクサス初のコンパクト・ハッチ(といってもけっこうデカいけど)LF-Chも展示されています。トヨタは現代版ハチロクを標榜するスポーツクーペ、FT-86を展示。ニッサンは量産EVのリーフが主役。ホンダはハイブリッド・スポーツCR-Z。このあたりが事前に話題を集めていましたよね。
量産車ではニッサン・フーガ、トヨタ・マークX、スズキ・アルトがフルチェンジ。スズキ初のプレミアムセダン、キザシも今回がお披露目です。
しかし…何かこう全体に地味というか、どーにも華が無いんだな。近い将来の市販を前提にしたものが多いせいか、非常に現実的。
バブルの頃は、どこのメーカーもド派手に未来の自動車の夢を語るコンセプトカーをバシバシ飾っていましたよね。アレって当時は「量産車と乖離し過ぎていて、絵空事すぎる」とけっこう批判もありました。
しかし、そういうものが全く無いモーターショーの、なんと寂しい事か。
たとえ絵空事な夢であっても、夢は無いより有った方が良いのだという事に、今さらながら気付かされました。
輸入車の出展もほとんどキャンセルされてしまい、ケーターハムとロータスとアルピナだけという寂しさです。フェラーリもランボもロールスロイスもベントレーもいない。中国のゴルフカートに毛が生えたみたいなエコカーも来ていましたが…。
1970年代からずーっと見てきた東京モーターショーですが、正直、今までで一番寂しい内容でしたね。国際自動車市場における日本の地盤沈下、相当ヤバい領域にさしかかってる感じです。
で、今回のワタシ的スター・オブ・ザ・ショーはというと…
すいません。これなんですよね。
マツダが1970年に製作したコンセプトカー、RX500。10Aロータリーをミッドシップに搭載したスーパースポーツの習作です。数年前に修復されて美しくよみがえったんですね。実物を見たのはこれが初めてですが、なんちゅうカッコ良さでしょうか。ああキットが欲しい。
会場の中央の「モーターラウンジ」という、ベンチが置いてある休憩スペースみたいなところに飾ってあったんですが、最新の全てのコンセプトカーよりも、これのほうがココロに刺さりました。
最新のクルマを見に来て、40年近く前のコンセプトカーに心惹かれていてどーすんだ。でも正直な印象なのでしょーがない。
まあ、なかなかイイなぁ、と思ったコンセプトカーも2、3はあったんですけどね。
そのへんのところは、11月末発売のNAVI誌面をお楽しみに、ということで。
入場者数61万人、数字が示す通りの寂しい状況でしたが、この一台の為に友人sakachewと11/2に出かけました。
このブログを見ていなければ気づく事無くスルーしていた事でしょう。
昨今成田・浦安・幕張は遠い遠いとよく言われますがそれでも広島に比べれば・・・
モーターショー当時九州の遠い地在住の当方にとっては憧れの一台でした。
やっと逢えました。
市販されなかった車種でこれとべレットMX・コンテッサ900スプリントは1/24模型で是非欲しい車種です。
RX500、今見ても実に魅力的ですよね。確かに造形は荒削りで、同時代のイタリアのエキゾティックカーと比べたら、未熟な感じはします。でも、作り手の情熱がソコココから溢れて来るような「アツさ」は、40年近く立った今でも感じられます。いつか必ず、こういうクルマを市販車として世に問うんだ!という情念がこもってるんですね。RX7もRX8も、そしてロードスターも、その延長上に生まれたのだと思います。
ベレットMXやコンテッサ・スプリントも同様。1/24の模型で手にしたいものですね。