フェラーリＰ２ドロゴ（２）

昨日、変態だのナメクジだのと貶しまくったら、いやカッコ良いぞ！と励ましのお便りをいただいたドロゴ君。良かったね。頑張れ（笑）。

というわけで、今日は車高をチェック。
スターターのキットはシャシーがただの板っぺらである事が多いんですが、コイツもそう。軸受けは前後ともボディの方に付いています。車高の調整がしやすくてよろしい。

とりあえずキットのタイヤを使ってセットしてみると、車高はちょい高め、ケツ上がり気味でした。
こういうロングテールなクルマは、ケツ上がりだと全身ケツみたいな印象になっちゃう。かといってケツ下がりだとレーシングカーらしくない。やっぱ水平でしょう。

まずリアの車高を落としてほぼ水平にした上で、さらに１ミリほど落としてみました。
ホイールは洋白の挽き物なんですが、裏側の出っ張りがホイールハウスの奥の壁に当たっちゃって、タイヤの角がホイールアーチの裏側のフチに触っちゃう。
旋盤でホイールを少し削って、タイヤをコンマ３ミリほど内側に引っ込めました。タイヤはホイールアーチにギリギリ。

これでもまだビミョーにケツ上がりなんですが、これ以上落とすにはボディ側を削る必要あり。
まあ、これでもバランスは悪くない気がするので、イイんじゃないでしょうかね。

スターターのキット、タイヤのゴムの質は悪くないようで、１５年近く経ってるのに劣化のキザシ全く無し。シリコンゴムではなく、ちゃんと本物のゴムなんでしょうな。
ただ、肝心のフォルムがよろしくない。バリだらけだし。
外径と太さ、寸法的にはこれで良さそうなので、このままのサイズで、レジンで自作しようかと思います。
リアの外径を気持ち小さめにして、車体姿勢をさらに詰めるという手もありますな。

こうして真横から見ると、ルーフが前下がりになってるのも若干気になりますが、修正しようとすると大事です。フロントウィンドウのヒートプレスが使えなくなっちゃうし。やめやめ。
気が付かなかった事にして、そのまま行っちゃいます。