LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ニッサン・ローレル byTLV

2007年12月24日 10時44分36秒 | ミニチュアカー入手
毎月末のお楽しみ、それはトミカ・リミテッド・ヴィンテージ。今月は懐かしの初代ローレルでした。

これ、以前に「東宝名画座」で「フレッシュマン若大将」の劇中車仕様として赤ボディで出ていたのと同じもの。
今回は通常ラインという事で渋いシルバーとゴールドの2色になりました。先月のマーク2がシルバーだったので、こちらはゴールドを選択。重量感のあるイイ色味です。
金型の改修などは全く無いようで、単なる色違いみたいです。

相変わらずカチッとしたシマリのある仕上がりで、小スケール・ミニカーのお手本的な出来ですが、もともと06年の製品なので、グリルなどのディティールの彫刻のシャープさは、マーク2とくらべると一歩劣るかな。
まあ、それだけこのシリーズの質の向上が、わずか1年でも著しいという事でしょう。ローレル単体で見れば、全く不満の無い仕上がりです。

初代ローレルは子供の頃、とても好きなクルマの1つでした。私は小さい頃からセダン好きだったんだよね。
このクルマ、あの510ブルーバードの拡大版といった成り立ちですが、今改めて見ると、BMW1500/2000の影響を強く感じますね。足の設計なんかまんまBMW風のストラット/セミトレだし、スタイリングもどことなくそれっぽい。

ローレルという車名もずいぶん長く続きましたが、結局リストラされてしまいました。
歴代モデルをずっと見ていくと、アメ車っぽくなったりヨーロッパ風になったり、振幅が実に大きいクルマなんですね。2代目ではいきなりアメ車マッスル風になっちゃいます。あれはあれで嫌いじゃないですがね。
ローレルというブランドがキチンと確立しないまま、あっちへフラフラこっちへフラフラと、その時々の流行に流されてしまったという感じ。消えるのは必然だったのか…。

毎回書いてますが、ミニカーもイイけど、このあたりの国産車をプラモデルで作ってみたいもんです。1/24が無理なら1/32でもイイんですがねえ。
LSが潰れずに32オーナーズクラブをずっとやっててくれたら、と時々夢想しちゃいます。マイクロエースが引き継いだとはいえ、質の低下は甚だしかったし、最近は新製品も出ない。

バンダイの1/43シリーズでトヨタ2000GTをやるようなので、そっちに期待しましょうか。でもあれ塗装済みなんだよね。無塗装のも出してほしいなぁ。
TLVを買うたびに、なんかいろいろと煩悩が吹き出てしまうのはなんでだろう?(笑)






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