新しいキットに取りかかりました。なんでこれを選んだのかというと…
ホビーフォーラムまであと1ヶ月半と少々。今年から来年にかけてのS.E.M.の製作テーマは「丸くてちっちゃいクルマ」なんですが、これに該当するものをまだ何も作ってないワケです。
まあ、テーマ作品は強制じゃなくて自由参加だし、テーマ展示は来年の静岡でひと区切りなので、今慌ててテーマ作品を作らなくても一向に構わないんですが、他の会員諸兄の作品を見ると、けっこうテーマ作品が出揃いそうな気配が。
こういうのはいわば「祭り」ですから、参加した方が楽しいに決まってるわけでね。
どこぞで作ると公約しちゃったレベルのジャガーXKSSは、じっくりとキット内容を検討した結果、かなり手強そうなのね。なんかあっちこっち切ったり貼ったりってことになりそうな感じ。こりゃホビーフォーラムが終わってから、じっくり腰据えてやっつけたいな、と。どうせならギタギタに作り倒したいキットですからね。
で、今は期日も限られているので、サクッと出来そうなキットの方がいい。んでもって丸くてちっちゃければ状況的に最高だと。つーことでストックの中で探してみると…候補が3個。
アオシマのビート、タミヤのフィアット500、それにコイツがノミネートされました。
ビートは初版のキットなので(何年ストックしてんだ)シートのトラ柄のデカールがついてないんだよね。デカール作るのはちょっとカッタルイなぁ。
タミヤのフィアットは…テーマの主役がフジミのニュー500だからドンズバ直球だけど、あいにく私はヒネクレ者。それにどうせ仲間の誰かが作るだろうし。ちょいハズシで600に決定!って消去法ですかそうですか。
日本国内では圧倒的に500の方が人気ですが、私はどっちかというと600の方が好きなんですよ。500は自動車らしさよりもキュ-トさが勝ってるって感じですが、600は少し大きい分、自動車らしさが勝ってる気がします。興味無いヒトには同じカタチに見えるらしいけど(笑)。
デザイン的には後から出た500の方が完成度が高いという評価ですが、600のちょっとドン臭さい雰囲気も、いとおしいものがありますよね。
グンゼ(現GSIクレオス)、よくもこんな地味なクルマをキット化したもんだ。エラい! まあアバルトTCRのおこぼれだとは思いますが、変更が必要なパーツはちゃんと差し替えられていて、アバルトと基本が一緒であることの弊害はほとんど無さそうです。
ココんちのキットでは最後の方ですから、出来もなかなか。プロポーション解釈にも妙なクセが入ってないし、ハイテックのお下がりじゃないので、インテリアのパーツもちゃんとプラだしね。エンジンまでついちゃってる。
キットの箱には「1960年に登場した600D」と書いてありますが、箱絵のドア前ヒンジ、フロントにヒゲ6本、フロントフェンダーからドアにかけてサイドモールあり、バンパーのカツオブシがゴム無し、というのは1964年型のディティールのはず。
サイドモールはモールドにはなっておらず、デカールなんですが、実車の写真だとモールが無い個体もあるようです。年式の違いか、グレード違いなのか。
見映え的にはサイドモールは無い方がカワイイと思うんですが、さてどーしよーかな。
とりあえず、バリとゲートとパーティングラインを処理して、スジ彫りを全部彫り直しました。フロントフードの前と横とか、ドアのAピラーからルーフ側にかけてとか、パネルラインがボディ形状の谷カドに重なってるところはスジが無かったりするので、他の部分と同じになるようにスジ彫りを追加しました。
パネルラインは0.2mmのBMCタガネで、ウィンドウサッシの輪郭は0.15mmのタガネで彫り込みました。ついでに、前後ウィンドウのサッシは内側を少し削り込んで、細くしました。
あと、ドアハンドルがボディに一体モールドだったので、削り落として凹みを成型。ハンドルはプラ板で自作します。
これらの加工が終わってから、全体に1000番のペーパーをかけて、初日終了。なんか楽しくなって来たなー。
ホビーフォーラムまであと1ヶ月半と少々。今年から来年にかけてのS.E.M.の製作テーマは「丸くてちっちゃいクルマ」なんですが、これに該当するものをまだ何も作ってないワケです。
まあ、テーマ作品は強制じゃなくて自由参加だし、テーマ展示は来年の静岡でひと区切りなので、今慌ててテーマ作品を作らなくても一向に構わないんですが、他の会員諸兄の作品を見ると、けっこうテーマ作品が出揃いそうな気配が。
こういうのはいわば「祭り」ですから、参加した方が楽しいに決まってるわけでね。
どこぞで作ると公約しちゃったレベルのジャガーXKSSは、じっくりとキット内容を検討した結果、かなり手強そうなのね。なんかあっちこっち切ったり貼ったりってことになりそうな感じ。こりゃホビーフォーラムが終わってから、じっくり腰据えてやっつけたいな、と。どうせならギタギタに作り倒したいキットですからね。
で、今は期日も限られているので、サクッと出来そうなキットの方がいい。んでもって丸くてちっちゃければ状況的に最高だと。つーことでストックの中で探してみると…候補が3個。
アオシマのビート、タミヤのフィアット500、それにコイツがノミネートされました。
ビートは初版のキットなので(何年ストックしてんだ)シートのトラ柄のデカールがついてないんだよね。デカール作るのはちょっとカッタルイなぁ。
タミヤのフィアットは…テーマの主役がフジミのニュー500だからドンズバ直球だけど、あいにく私はヒネクレ者。それにどうせ仲間の誰かが作るだろうし。ちょいハズシで600に決定!って消去法ですかそうですか。
日本国内では圧倒的に500の方が人気ですが、私はどっちかというと600の方が好きなんですよ。500は自動車らしさよりもキュ-トさが勝ってるって感じですが、600は少し大きい分、自動車らしさが勝ってる気がします。興味無いヒトには同じカタチに見えるらしいけど(笑)。
デザイン的には後から出た500の方が完成度が高いという評価ですが、600のちょっとドン臭さい雰囲気も、いとおしいものがありますよね。
グンゼ(現GSIクレオス)、よくもこんな地味なクルマをキット化したもんだ。エラい! まあアバルトTCRのおこぼれだとは思いますが、変更が必要なパーツはちゃんと差し替えられていて、アバルトと基本が一緒であることの弊害はほとんど無さそうです。
ココんちのキットでは最後の方ですから、出来もなかなか。プロポーション解釈にも妙なクセが入ってないし、ハイテックのお下がりじゃないので、インテリアのパーツもちゃんとプラだしね。エンジンまでついちゃってる。
キットの箱には「1960年に登場した600D」と書いてありますが、箱絵のドア前ヒンジ、フロントにヒゲ6本、フロントフェンダーからドアにかけてサイドモールあり、バンパーのカツオブシがゴム無し、というのは1964年型のディティールのはず。
サイドモールはモールドにはなっておらず、デカールなんですが、実車の写真だとモールが無い個体もあるようです。年式の違いか、グレード違いなのか。
見映え的にはサイドモールは無い方がカワイイと思うんですが、さてどーしよーかな。
とりあえず、バリとゲートとパーティングラインを処理して、スジ彫りを全部彫り直しました。フロントフードの前と横とか、ドアのAピラーからルーフ側にかけてとか、パネルラインがボディ形状の谷カドに重なってるところはスジが無かったりするので、他の部分と同じになるようにスジ彫りを追加しました。
パネルラインは0.2mmのBMCタガネで、ウィンドウサッシの輪郭は0.15mmのタガネで彫り込みました。ついでに、前後ウィンドウのサッシは内側を少し削り込んで、細くしました。
あと、ドアハンドルがボディに一体モールドだったので、削り落として凹みを成型。ハンドルはプラ板で自作します。
これらの加工が終わってから、全体に1000番のペーパーをかけて、初日終了。なんか楽しくなって来たなー。
FIAT600Dは実車でも模型でもあまり見ないですよね~。それだけにこのキットが気になりますなぁ。
ノーマル仕様で作るのか、ちょこっとカスタム仕様もよさげですね。北澤さんがどのように調理するのか楽しみです
600、1000TCR、どっちもキットの現物を見たことがありませんので楽しみにしてます。ライトベージュのボディカラーなんて似合いそうですね。
そういえばついにフジミから出ますね、500アバルト。
公約通りリベンジしましょうか。
実車の資料をウェブで漁ってみましたが、500は結構あるんですが600はあんまりありません。やっぱりマイナーなんですね。
ビートのシート、私はずーっとトラだと思ってましたよ。そうかシマウマかぁ。なーるほど(笑)。
フジミのアバルトは、私も楽しみにしています。それを見越して、ノーマルの500には手を出さなかったワケでして。