(サントニーニョの聖像の前で音楽を奏でる楽団)
カルバヨグのオキンド地区では1月の最終日曜日に、サントニーニョ(幼きイエス)の祭典が催されます。セブのあたりでは特に賑やかに祝うのですが、カルバヨグでもオキンドでは盛大な催しをしています。
道端にテントを設け、真っ赤なマントをまとった幼いイエスの像の前で、人々が食事やコラッチャの踊りを楽しむのです。すぐ横を流れる川には、いっぱいに飾りつけをしたバンカ(小舟)が並んでいます。昼前には、バンカの水上パレードもあるそうです。
実は、28日の日曜日に、知らずにオキンドに行ったのですが、路上にいっぱいテントが並び、楽団の音楽で人々がコラッチャを踊っているのに出くわして驚きました。真昼間にコラッチャを見るのは初めてです。
しばらく見ていると、「チョイ!」と声をかけられました。なんとジョアンさん。以前、カルバヨブの市役所で働いていたときに頼りにしていた同僚です。さっそく彼女の家に呼ばれ、またご馳走になりました。
彼女の家に寄せてもらったのは、もうちょうど10年前のフィエスタの時以来です。10年の年の経過を忘れて、彼女と話が弾みました。
23日にカルバヨグに着いて以来、およばれの毎日が続いています。