きたろうのつぶやき日記・改

釣りとアニメと愛犬たちと暮らすナースな生活について本音を語る独り言。

新人ナース修行の旅・その1 食事は3食支給編

2009-01-10 | ナースな話
本体のHPからの過去記事です。

青森県八戸市にある私立高校衛生看護科を卒業すると同時に青森県知事試験に合格し、両親の離婚やら色々で家がボンビーだったきたろうは、准看護婦として働きながら看護学校へ行く道を選んだのでした。
学校からの紹介で神奈川県相模原市に有るF病院へと就職することになったのですが…
そこには思っても見ない試練が待ち受けていたのでした(^^;)。

上京して1日目、長屋のような2階建ての続き部屋の寮に案内される。
試験の時に山梨から来ていた八巻さんがとなりの部屋に先に入っている事を知り、再開を懐かしんでしばらくおしゃべりをする。そろそろお腹も減って来たが呼ばれる様子もなく、彼女に『御飯てどうしてんの?』と聞くと、『わかんないからパン食べてた…』と言う。求人票には3食支給と書かれていたし。。。
4日も前から来ているはずだが彼女は食パンを(しかも何も付けずに!)ずっと食べていたのだ…。
一体それは…?と思い、人事課長Tの所に2人で聞きに行く事にした。
 
しかし聞いてみると、3食出るのはお金を払って、しかも患者さんの残り物を地下の食堂の隅っこに設けられたぼろいテレビと(チャンネルはガチャガチャ)
扇風機(もちろんタイマーはない)の有る狭い学生用の小部屋で(3畳ぐらいか?)食べるのだと言う。2人共お金はないし、もちろん自炊の道具もない。
良く見ると共同の小さい炊飯器が手荒い場の下に転がっていた。
米もみそも鍋もなく、2人とも途方に暮れていると、人事課長Tが夕飯を御馳走してくれた。いつでも一緒に食べて良いと言うが。。。とても騙されたようなうさんくさい気がしてそんな気にはなれなかった。(今思えばこの時のカンは間違いなかったのだが…。)
結局2人とも実家に電話して鍋と少しの米やみそを送ってもらったのだった。
炊飯器はサンヨーの1人用の安いやつを買った。
この時上京した時にもらった所持金は¥20000…。これからどうなる!?

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