豊平郵便局で5月12日から「高山植物の写真展」始まる
豊平区の「とよひらHANA‐LAND」に連動
札幌豊平区で街中を花で飾る「とよひらHANA‐LAND」事業が始まったのを受け、豊平郵便局(宮崎則幸局長)のお客さまロビーで5月12日から「高山植物の写真展」が始まりました。大雪山系などの山々に咲く色鮮やかで可憐な花の数々が訪れる人たちの目を楽しませています。
同事業は、区内の植樹マスや花壇などに季節の花を植栽し、花を通じて地域の連帯やふるさと意識の育みを目指して平成2年度から行われています。区民や企業から花苗購入の支援を募り、希望する町内会や職場に花苗を提供し、水やりのなどの手入れを行ってもらっています。
同郵便局では、今年から本格的に同事業に取組むことになり、プランターや花苗を購入、13日に植栽を予定しています。当日は社員約50人が自局ばかりでなく、町内会の助っ人として参加するほか、全道一斉クリーンアップ作戦のゴミ拾いも行います。
今回の写真展は、同事業が盛り上がるようにと、宮崎局長が登った山で撮影したカラー写真24点を展示しています。大雪山系の旭岳や黒岳、アポイ岳、利尻山、樽前山などのほか立山連峰(富山県)の雄山で撮っています。パネルでは、アポイタチツボスミレやコマクサ、メアカンキンバイなどの美しい花々を盛ることができます。宮崎局長は「高山植物は中々見る機会がないと思い、写真展を開いてみました。実物はとても小さいが、クローズアップするとことで花の繊細な姿、色に美しさを知ってほしい」と話しています。同展は6月30日まで。
接写で可憐な姿と鮮やかな色を見せる高山植物の写真展